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フジテレビで放送されていたドラマ「古畑任三郎」の第1シリーズ、第2シリーズ、第3シリーズの1話から最終回結末までの見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャスト、再放送情報などを紹介したいと思います!
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この記事の目次
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ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズのあらすじ・ネタバレ
昔の実写ミステリードラマのシリーズで1番好きなドラマが「古畑任三郎」でした。あの世界観や田村さん演じる古畑さんが大好きで今でも時々拝見します。
本当にご冥福をお祈りします#田村正和 #古畑任三郎 pic.twitter.com/eYh6QUvQGD— ぺぺぺ1126(PE PE PE) (@FF0GdwEgoofcVQo) May 18, 2021
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ1話のあらすじ・ネタバレ
「死者からの伝言」
恋のもつれから編集長を別荘の地下金庫室に閉じ込めて殺しながらも、事故死を装う人気コミック作家・小石川ちなみ(中森明菜)の作意を見破っていく。
山道沿いにある豪壮な洋館がちなみの別荘。ちなみはその地下金庫室に編集長の畑野(池田成志)を閉じ込め置き去りにした。3日後、ちなみが戻ったとき、畑野は死んでいた。ちなみは素知らぬ顔で警察に110番し「1ヵ月ぶりに来て見たら死んでいた」と説明。
古畑は豪雨の中、別荘の近くで部下の今泉(西村雅彦)と共に車のガス欠で立ち往生していた。電話を借りに、たまたま別荘に立ち寄ったところ、ちなみから事情を打ち明けられる。ちなみの傍を離れないゴールデン・リトリバーの万五郎・・・
死体のそばに、くちゃくちゃに丸めて残された原稿用紙は何を意味するのか?古畑(田村正和)の推理が冴える。
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ2話のあらすじ・ネタバレ
「動く死体」
誤って殺してしまった劇場の警備員を、舞台の天井から転落したように見せかけ、何食わぬ顔で捜査に協力する歌舞伎役者・中村右近(堺正章)の仮面をはいでいく。
菊座で「義経千本桜」を公演中の右近は、出を待つ自分の楽屋で警備員の野崎(きたろう)を殺してしまう。野崎は右近のひき逃げを目撃し口止め料を受け取っていた。だが、耐え切れなくなった野崎は、それを返し警察に全てを話すという。それを引きとめようとしてもみ合ううちに、野崎は倒れて頭を打って死んだ。
舞台がはねた後、右近は苦労して死体を運び偽装工作をする。腕時計も壊し、犯行時刻をごまかした。
その後、部下の今泉(西村雅彦)を連れて、古畑(田村正和)が登場。殺人を確信する古畑は、右近と接触するうちに次第に疑惑を深めていく。そして、古畑が見せる最後の決め手とは・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ3話のあらすじ・ネタバレ
「笑える死体」
笹山アリ(古手川祐子)は有能な精神科医。
帰宅したアリはマンションの自室に入った途端、大きな音に驚かされる。見ると田代(羽場裕一)がクラッカーを手にして立っていた。愛人関係にある田代は、アリの三十歳の誕生日を祝いに来たのだった。だが、田代には別に付き合っている彼女がいた。部屋は飾りつけられ、テーブルにはケーキなどが並んでいる。
アリはこの田代を強盗に見せかけて殺し、正当防衛を装う。
部屋を片付け、飾りつけやケーキなどをゴミ袋に入れて捨てた後で110番するアリ。そして、部下の今泉(西村雅彦)を連れた古畑が登場。古畑は、強盗の侵入経路などに不審を抱く・・・
相変わらず柔らかな物腰、そして鋭い洞察力に裏打ちされた古畑(田村正和)の推理が冴える。
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ4話のあらすじ・ネタバレ
「殺しのファックス」
妻を殺して狂言誘拐劇を仕組んだ人気推理作家・幡随院(笑福亭鶴瓶)の、ファックスを利用したトリックに挑戦する。殺した妻を山中に埋めた幡随院は、山小屋に置いたファックスに数枚の脅迫文をタイマーでセットし、何食わぬ顔でいつも仕事場にしている都心のホテルに戻った。
幡随院の部屋で待機する蟹丸警部(峰岸徹)ら誘拐犯専門の刑事たち。その中にまじって、部下の今泉(西村雅彦)を連れた古畑(田村正和)もいた。部屋のファックスに次々と送り込まれてくる、身代金三千万円を要求するなどの脅迫文。振り回される捜査陣。
だが古畑は冷静に事件の推移を見つめ、幡随院を観察していた。そして、ファックスに秘められたトリックに気付き、幡随院への疑惑を深めていく・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ5話のあらすじ・ネタバレ
「汚れた王将」
将棋のタイトル戦挑戦者・米沢八段(坂東八十助)が、第4局・1日目の対局が終わった夜、立会人の大石(小林昭二)を殺してしまった。大石が浴室でシャワー中に事故死したように擬装する米沢。
タイトル戦の第1日は米沢の「封じ手」で終わった。だが、米沢は用紙に次の指し手を書き込まず、白紙のままで封じた。それに気付いた大石は夜、米沢の部屋でその真意をただす。そして、すべてを明らかにする、と席を立つ大石。米沢はその頭部を、そばにあった灰皿で殴りつけた・・・
今回は、部下の今泉(西村雅彦)とともに、たまたまタイトル戦の会場となった旅館に泊まり合わせた古畑が、米沢の擬装を見破っていく。「封じ手」に隠されたトリック、逆転の敗着となった「飛車」に秘められたナゾ。鋭い観察力に裏打ちされた古畑の推理が冴える。
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ6話のあらすじ・ネタバレ
「ピアノ・レッスン」
塩原音楽学院の理事で有名ピアニストの井口薫(木の実ナナ)が、理事長の川合(中丸新将)を心臓発作に見せかけて殺した。翌日に控えた塩原・前理事長の葬儀でレクイエムを弾くことになっていた川合。薫は、リハーサルのため、ひとり舞台でピアノに向かうリ川合の首筋にスタンガンを押しつけ、電気ショックを与えた。発作を起こした川合は、ステージの床に倒れる。
何食わぬ顔して海外に旅立つところを学院に呼び戻される薫。川合に代わってレクイエムを弾くためだった。才能は川合より数段上と言われながら、塩原の家族に疎まれている薫は、川合の経営方針に批判的だった。そして、予定通り行われた塩原の葬儀で、薫が弾いていた曲は、なぜかレクイエムではなかった・・・
古畑任三郎(田村正和)は、持ち前の鋭い観察力と推理で、薫の擬装を打ち崩していく。
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ7話のあらすじ・ネタバレ
「殺人リハーサル」
時代劇の人気スター・大宮十四郎(小林稔侍)が、撮影所内で立ち回りのリハーサル中、相手の悪役・城田(長谷川初範)を殺してしまった。
城田が打合せとは逆に動き、大宮の打ち込んだ刀がまともに当たってしまう。しかもイミテーションのはずの刀が、どう間違えたのか真剣だった。城田の死は、誰が見ても事故であった。
城田は映画会社の御曹司で、この撮影所の所長。出たがり屋でこれまでにも何本かの映画に出演しているが、この映画を最後に撮影所を閉め、スーパーマーケットにする予定だった。
小道具係りの山本は、イミテーションの刀の中に間違って本物を入れてしまったと告白。だが、古畑(田村正和)は、大宮が本物の刀と知った上での計画的な殺人と睨んでいた。そんなとき古畑は、スタジオであるポラロイド写真を拾う・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ8話のあらすじ・ネタバレ
「殺人特急」
特急列車内で二人の男が話しあっている。浮気中の女性との関係を興信所の所長・宍戸(河原さぶ)につかまれ、証拠写真まで撮られた外科医・中川純一(鹿賀丈史)。宍戸は、依頼主である中川の妻にすべてを明かすという。説得しても聞き入れない宍戸を座席で殺した中川は、証拠のフィルムが隠されているらしいコートを奪って自分の席に戻った。
車掌が宍戸の死に気付く。古畑(田村正和)は、車内に居合わせた医師として中川に協力を求める。何食わぬ顔をして古畑の捜査に協力する中川は、心臓発作による病死をにおわせる。虚々実々の駆け引き。だが、古畑の鋭い観察力と推理が、中川の仮面をはいでいく。そして古畑は、ある実験を試みる。
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ9話のあらすじ・ネタバレ
「殺人公開放送」
霊能力者の黒田清(石黒賢)が河原の石の下に赤いスカーフを置いたところを、チンピラ風の中島が見ていた。霊能番組にも出演してテレビ界の人気者でもある黒田。そのトレードマークのようなサングラスとライダージャケット姿で黒田と気付いた中島は「何をしていた」としつこく絡む。挙句の果てに取っ組み合いとなり、はずみで土手から落ちた中島は、河原の石で頭を打って死んだ。あわてて死体を草むらに隠し、バイクで立ち去る黒田。
テレビ局で霊能番組の公開録画が始まった。スタジオには、古畑任三郎(田村正和)と部下の今泉(西村雅彦)も観客として来ていた。
霊視で河原の赤いスカーフが映るという黒田。現場にとぶ取材班。だが、そのカラクリをゲストの科学者・神宮(山口崇)に見破られた黒田は、ついに死体が見えると言い出した。そして、取材班に発見される中島の死体。感心するスタッフ、観客。勝ち誇る黒田。だが、古畑は収録したテープから、黒田の犯罪を立証していく・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ10話のあらすじ・ネタバレ
「矛盾だらけの死体」
宇野代議士(森山周一郎)の秘書・迫水茂雄(小堺一機)は、宇野の愛人・マリ(泉本のり子)を殺した。
マリのマンションで別れ話がこじれ、部屋を飛び出そうとしたマリを止めようと迫水が押し倒したはずみに、マリが気を失ってしまった。迫水はマリをベッドに運び、睡眠薬の錠剤を一粒ずつ根気よく飲ませていく。宇野はそれを平然と見つめていた。その後、迫水は後処理をめぐってカッとなり、置物で宇野をなぐりつけて昏倒させる。そして、迫水は部屋を抜け出した。
マンションで古畑任三郎(田村正和)が現場検証をしていると、そこへ迫水が戻って来た。迫水は、マリから自殺すると電話があり、あわてて駆けつけたように装う。だが古畑は、現場の状況と迫水の証言に矛盾を感じていた。
宇野が警察病院に収容され、一命をとり止めたと知ってあわてる迫水。だが、宇野は当時の記憶を失っていた。同じ病院に入院していた部下の今泉(西村雅彦)を使って、迫水に揺さぶりをかける古畑。しぶとい迫水・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ11話のあらすじ・ネタバレ
「さよなら、DJ」
人気歌手の中浦たか子(桃井かおり)が、付き人のエリ子(八木小織)を殺した。
たか子の恋人だった作曲家をエリ子は奪った。たか子は、担当する深夜番組の生放送中に合間を見つけてスタジオを抜け出し、ラジオ局の駐車場で待っていたエリ子をスパナで殴りつけた。
何食わぬ顔してスタジオに戻り、放送を続けるたか子。
古畑任三郎(田村正和)と部下の今泉(西村雅彦)は、たか子の依頼を受けて、ラジオ局に来ていた。このところ次々に脅迫状が舞い込むため、古畑がたか子の身辺を警護していたのだ。そんなとき、エリ子の死体が発見される。捜査に乗り出す古畑。たか子は、エリ子が自分の身代わりに殺されたように装う。
だが、古畑は現場に落ちていたタバコの吸殻を見て考え込む。たか子がスタジオを抜けたのは、わずか3分だけ。今泉がどんなに走ってみても、現場の往復に7分はかかる。果たして古畑はたか子の犯罪をどう見破るか・・・
ドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ12話最終回のあらすじ・ネタバレ
「最後のあいさつ」
警視庁のベテラン警視・小暮(菅原文太)が、クリーニング店員の生原(鈴木隆仁)を射殺した。小暮は二年半前に孫娘を殺されていた。その犯人として生原が捕まったのだが、生原は証拠不十分を理由に裁判で無罪となり釈放された。小暮は、あくまで生原を犯人と確信している。
張り込みを装って、小暮は一人で出かけ、安ホテルの二階の一室を借りた。そこからは、表通りをはさんでバーとクリーニング店が見える。生原が店を出るのを見て、こっそりホテルを抜け出す小暮。生原を射殺した現場に、暴力団がよく使うピストルを捨ててヤクザ同士の抗争に見せかけた。
この殺人を担当した古畑任三郎(田村正和)は、部下の今泉(西村雅彦)と共に、安ホテルで張り込み中を装う小暮に事件を報告。そして小暮のアリバイは、思わぬところから崩れていく・・・
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズのあらすじ・ネタバレ
古畑任三郎、これすき pic.twitter.com/aGh32zJaVs
— 超ジュラルミンおじさん(24) (@ilovegrupan) May 18, 2021
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ1話のあらすじ・ネタバレ
ドラマレビュー
「#古畑任三郎/しゃべりすぎた男」(1996年)
★★★★☆
驚愕のシナリオの完成度、テンポ感溢れる会話の応酬に痺れっぱなしの大傑作回。特に最後の裁判シーンの逆転劇には鳥肌が立つ。物凄いセリフ量を完璧にこなすその芝居力はまさに圧巻。田村正和さん、心よりご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/5XHnKalq5V— 宮岡太郎@20時コワい映画レビュー (@tm19880113) May 18, 2021
「しゃべりすぎた男」
反対尋問で検察側証人をやり込める敏腕弁護士小清水潔(明石家さんま)。傍聴席には結婚話が進む大物弁護士の令嬢啓子(小高恵美)が小清水を見つめ、小清水は胸を張り意気揚々。
午後十時に事務所に電話をかけて欲しいと秘書を帰宅させ、小清水は学生時代から深い交際をしている向井ひな子(秋本奈津美)のマンションに車で向かった。小清水は啓子との結婚にひな子が邪魔になっていた。小清水は秘書からの電話を携帯で受け、まだ事務所にいるように装いマンションに入った。ひな子は交際の継続を迫り、「あなたの家庭を壊すなんて平気だから」と告げる。それを聞いた小清水は隙をみて、ガラスの水差しで頭部を一撃。
ひな子がしつこく結婚を迫られていると話していた、今泉慎太郎(西村雅彦)から電話がかかってきた。留守番電話を通し今泉がこれからマンションに来るつもりでいることを知った小清水は、罪をかぶせようと企む。隠ぺいのため部屋の指紋を拭き取り、今泉の到着を見計らって110番通報した。今泉はその計略通りに逮捕された。
今泉はひな子と同じ大学の同期の小清水に弁護を依頼した。今泉はひな子を旧姓花田をもじり「ハナちゃん」と呼び、卒業以来会ったことはないという小清水は「向井さん」と呼んでいた。接見時の会話に古畑(田村正和)は不信を感じ、小清水の一挙手一投足、一言一言を入念にチェックし独自の捜査を始める。
小清水に言いくるめられ今泉は初公判で、犯行を認めてしまった。古畑は今泉を救えるのか・・・。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ2話のあらすじ・ネタバレ
「笑わない女」
森の中の全寮制女子高の国語教師、阿部哲也(相島一之)がギターを弾いて生徒たちに歌を聞かせている。その様子をうかがう生活科主任教師兼寮長の宇佐美ヨリエ(沢口靖子)。
その夜、寮内にある阿部の部屋にヨリエが本を借りたいと訪ねてきた。男女が同室する時はドアを開けたままにしておくことが規則となっているため、阿部はドアを閉じずにヨリエを招き入れる。阿部が本棚へ体を向けた直後、ヨリエは廃材置き場で拾ってきた鉄パイプで阿部の後頭部を殴りつけた。ヨリエのガウンのボタンを引きちぎりながら絶命する阿部。
翌朝、死体が発見され古畑(田村正和)がやってきて、今泉(西村雅彦)に事情を聞く。被害者は本を棚に戻そうとして誤って踏み台から落ち、床のバーベルで頭を強打した事故死らしいという。
しかし、体の大きさと棚の高さの違い、握り締めていたボタン、ドアの外の血痕など、疑問を持った古畑は今泉とともに寮に泊り込んで捜査することにした。
阿部は、生徒たちの人気教師だった。一方、古畑の目にとまったのは、規律や校則を厳格に守らせようと生徒たちに厳しく接する美人教師ヨリエだった。厳しい校則は校長すら守っておらず厳守しているのはヨリエだけだった。
古畑の質問にヨリエは毅然として取りつく島すら与えず「校則に対する考え方の違いくらいで、人を殺すなんて。動機はなんですか」と古畑に詰め寄るのだったが、阿部の部屋に残されていた口紅から、古畑は推理を巡らす。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ3話のあらすじ・ネタバレ
「ゲームの達人」
高級住宅街の一角、人気推理作家の花見祿助(藤村俊二)の書斎で花見と友人の医師乾研一郎(草刈正雄)が静かに話し合っていた。妻常子(一色彩子)の不倫を乾に打ち明ける花見。しばし考え込んだ後、乾は「このまま離婚するのはどうか?」。花見に偽装自殺を持ち掛けるのだった。
翌日、おもちゃのピストルを持って花見を訪ねた乾。本物と思い驚く花見だが、おもちゃと聞いて安心した様子。常子は風邪でベットに伏せていた。乾をベットに引き寄せようとする常子。常子の不倫相手は、乾だったのだ。
三人で夕食を取っていた時、家政婦の亀井(松金よね子)が電子レンジを使ったためブレーカーが落ち室内が真っ暗になるアクシデントがあったため亀井は注意を受けた。
「先生の様子がおかしい」と花見からの電話を取った亀井から遊戯室にいた乾は呼ばれた。二階の花見の書斎に駆け上がるとドアは内側からカギがかかっていて「開けてください」と乾が叫んだ直後、室内から銃声がした。乾は亀井がカギを取りに命じ、その間に乾は常子の首を絞めて殺害した。
花見の書斎のカギを開け、部屋に入ると額には真っ赤な血のりのメーク。救急車を呼ぶよう亀井に指示し部屋から出した。ワープロで書いた遺書に署名がないと乾が指摘した直後に、またブレーカーが落ち室内が真っ暗になった。その薄明かりのなか、乾は自分が持ってきたピストルで花見を射殺する。
登場した古畑任三郎(田村正和)に、乾は常子との関係をふてぶてしく打ち明ける。花見の妙な習慣と再三の停電から古畑は推理を巡らす。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ5話のあらすじ・ネタバレ
「偽善の報酬」
女流脚本家、佐々木高代(加藤治子)と妹でマネージャーの和子(絵沢萠子)は二人暮しだが、仲は最悪。
高代は若い俳優と付き合い始めていて海外旅行に行く予定だった。うつつを抜かしている高代を気に入らない和子は自分のお金で行きなさいとぴしゃり。高代は自分で稼いだお金が自由に使えないことに不満を持つ。
その夜、高代は明日の朝食のためキッチンで鰹節を削る和子をあるもので殴り殺害し、金目当ての強盗にみせかけるよう財布の中身をぶちまけた。
「見たい映画があったのに、ビデオをセットし忘れた」とぶつぶつ言いながら現場に登場した古畑任三郎(田村正和)。高代の話しを聞き終わり、「犯人は分かった。あの女」と、今泉に高代の部屋で見つけた削った鰹節を見せる古畑。しかし、凶器が分からない。今泉を泊まりこませ探させようとするが、高代に食事の支度や庭掃除といいように使われる始末。古畑も映画、ドラマと話しをしながらさぐるが、高代はすきをみせない。
ふと開いた料理の本。肉詰めピーマンから古畑はピンと来る。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ6話のあらすじ・ネタバレ
「VSクイズ王」
千堂謙吉(唐沢寿明)はテレビ局へ向かった。局前には追っかけギャルが待ち構えていて表面的にはにこやかに控え室に入った。千堂はクイズ番組連勝中で、この日八連勝がかかる。甘いマスクから女性ファンも増えCMにも出演する人気ぶり。
メイクの最中、編成担当の海老沢(近藤芳正)とプロデューサーの牛島(佐戸井けん太)が現れ、CMを話題にご機嫌をとるが、千堂は「前回の撮り方はなってない」と横柄な態度。
古畑任三郎(田村正和)は今泉(西村雅彦)と同じテレビ局に来ていた。千堂に挑戦する最後の予選のためだった。
千堂は事前に海老沢らから、クイズのキーワードとなる数字を聞いていた。連勝の秘密だった。海老沢は「もう教えられない」と千堂に伝える。「無敵のチャンピオンを作りたいといったのはあなただ」と千堂は納得できないと抗議するが、一部週刊誌もかぎつけており海老沢は千堂の抗議を受け付けない。
主婦と対戦した古畑は、フライング負け。不機嫌の極み。
アシスタントの衣装はキーワードの数字があしらわれていた。千堂は衣装係の沼田(伊集院光)を手懐け衣装を見ようとするが、沼田も簡単に千堂に衣装を見せない。二人がもみ合ううち、沼田は頭を強打して死亡してしまった。表の廊下では漫才コンビがネタの練習中で千堂は衣装室から出るに出られず。一計を案じ、密室トリックを作り上げ部屋から出ることに成功し、番組には素知らぬ顔で出演する。古畑はどうクイズ王に迫るのか・・・。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ7話のあらすじ・ネタバレ
「動機の鑑定」
古美術・骨董商春峯堂の主人(澤村藤十郎)と錦織同美術館館長の永井薫(角野卓造)の二人は、老陶芸家の川北百漢(夢路いとし)宅に出向いていた。
同美術館では、来週、歴史的価値の高い『慶長の壺』の初公開を控えていた。そんな中、百漢は二人を呼びつけ「壺は偽物。自分が作り・・・」と製作経過を撮った写真ほか、五年前骨董屋で見つけたという本物の『慶長の壺』を二人に見せ、公表されたくなかったら協会の理事を辞退しろと春峰堂主人に迫った。春峯堂主人と永井は結託して、悪質な取り引きをしていたのだ。
一端、百漢宅を辞した二人だが、再び百漢宅を訪ね春峯堂主人が短銃で百漢を射殺。周囲の壺などに血痕が飛び散るなか、春峯堂主人と永井は強盗に見せかけるために室内を荒らし回り、アリバイ工作のため時計を午後八時半に進ませ壊した。
春峯堂主人は美術品のオークションに、永井は美術館に戻り資料室で仕事をしているように装い窓から抜け出して百漢宅に戻った。オークション会場の春峯堂主人を電話に呼び出してアリバイ工作は成功したかに見えたが、登場した古畑任三郎(田村正和)は、ただの強盗事件ではないと推理する。弱気になる永井。永井は百漢宅から百漢の作品を持ち出していた。春峯堂主人は、その永井に百漢殺害の罪を着せ、自殺に見せかけて殺害した。古美術・骨董に対する観察眼「捨て目」を自慢する春峰堂主人。古畑と春峯堂主人の「捨て目」の勝負が展開される。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ8話のあらすじ・ネタバレ
「魔術師の選択」
動物病院の待合室で古畑任三郎(田村正和)は、新人マジシャンという女性、毛利サキ(松たか子)と知り合い師匠が経営する会員制クラブの創立十周年記念パーティに招かれた。
古畑は今泉慎太郎(西村雅彦)を伴ってパーティ会場へ。各テーブルではゲストマジシャンたちが芸を披露、客はグラスを片手にテーブルを回り、気に入ったマジックを見学する趣向。サキの師匠でクラブ経営者の南大門昌男(山城新伍)もお得意を披露、女性客を集めマジックについて講釈している。それなりに、楽しむ古畑と今泉。「マジックで大切なのはいかに相手の注意をそらすか」南大門の声に古畑も気をとめる。
パーティを中座して南大門は事務所に弟子の倉田勝夫(池田成志)を呼んだ。「もてるマジシャンは成功する。ただあいつは駄目だ」。サキに特別な気持ちを持つ南大門は倉田にクギを刺す。しかし倉田も「あなたが決めることじゃない」と食い下がる。
パーティも終盤に近づき、南大門が古畑を相手に最後のカードマジックを始めた。倉田が「ジュースないかな」と立ち上がるもマジックは続いている。古畑が隠したカードの模様をずばり南大門が指摘、一堂驚くなか、ジュースを飲んだ倉田が悶絶して息絶えた。
マジックの途中、邪魔をされることを極度に嫌う南大門だが、「ジュース」と言って倉田が席を立ってもなぜ怒らなかったのか?疑問を持った古畑の捜査が始まった。
ドラマ「古畑任三郎」第2シリーズ10話最終回のあらすじ・ネタバレ
「ニューヨークでの出来事」
ニューヨーク行きの深夜バスに、古畑任三郎(田村正和)と今泉慎太郎(西村雅彦)が、他の乗客とともに、手持ちぶさたにバスに揺られていた。
後部座席に日本人女性(鈴木保奈美)がいることに気づいた今泉は「ハックショイ」という日本語のくしゃみに意を強くした女性に話し掛けた。古畑も近づいてきて、今泉を追い払いながら自己紹介。女性も「鵜飼です」とあいさつ。
鵜飼と名乗った女性はのり子・ケンドール。米国に来て十二年になるという。古畑とのり子は、日本のテレビの話やクロスワードパズルを楽しみ、一方、今泉はコーヒーをこぼして黒人女性に殴られるなどさんざん。「解けない謎はない」という古畑に、のり子は挑戦的に「友だちの話」と裁判で無罪とされた殺人事件を語りだす。
六年前、米国のベストセラー作家が毒死した事件で、毒は日本人妻が夫にあげた和菓子に入っていたとみられ、それが死者が最後に食べた物だったことや夫の不倫で夫婦の不仲という動機も分かり、日本人妻は逮捕、起訴され裁判になった。淡々と語るのり子。
しかし、夫が一つの和菓子を二つに割り、妻も一緒に食べたという目撃証言が裁判であり自分が食べるかもしれない和菓子に毒を入れる可能性は少ないと判断され、裁判で妻は無罪、夫の死は自殺と判断されたという。
「時間はたっぷりあります」。どこまでも挑戦的なのり子。古畑は、何度ものり子の言葉を反芻、推理を巡らすのだった。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズのあらすじ・ネタバレ
驚いた。田村正和さんお亡くなりになったんだ。古畑任三郎シリーズ大好きだったし、フジテレビ全盛期を思い出すなぁ。SMAP対古畑任三郎シリーズのラストは痺れるほどかっこよかった。古畑任三郎が初めて手を挙げたのは木村拓哉というのも三谷幸喜さん作品らしくて大好きなんよ。 pic.twitter.com/iOdoM0M6cx
— ひろ (@sm09ap) May 18, 2021
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ1話のあらすじ・ネタバレ
「若旦那の犯罪」
独演会を控えた人気の若手落語家・気楽家雅楽(市川染五郎)は、兄弟子の二つ目・気楽家苦楽(モロ師岡)の作った新作落語「タイムマシンで行こう」を演じたいと強く思っていた。真打ちの雅楽は人気もあったが、古典の素養も、新作を作る力量も無い。そこで、兄弟子の新作を自分のものにしたかったのだ。しかし、苦楽に知れると落語家人生は終わる。雅楽は苦楽を亡き者にする完全犯罪を企てたのだった。
雅楽は、師匠の気楽家有楽(梅野泰靖)に稽古を付けてもらうのを自分の代わりに苦楽に頼む。目の悪い師匠には変装していけば解らないと苦楽を説得する。
その間、雅楽は一門の事務所に忍び込み、真打昇進のリストを盗み出す。そこには苦楽のライターを置いておく。苦楽がアパートに帰ったのを見計らい、雅楽は苦楽を訪ねた。新作を欲しいと最後の交渉をするが、苦楽は取り合わない。雅楽は悲し気に苦楽の喉を掻き切るのだった。雅楽はその足で苦楽が演じる予定だった老人ホームへ変装して急いだ。これで、苦楽は真打ちに昇進できないことを苦に自殺を図ったことになる。
が、苦楽は、「煮干し」を握り締めて息絶えていた。このダイイング・メッセージを古畑は見逃さなかった。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ2話のあらすじ・ネタバレ
「忙しすぎる殺人者」
不倫事件真っ只中の都議会議員・岩田大介(佐渡稔)がホテルで死んだ。手にピストルを持ち頭を撃ち抜いており、それが釈明会見の夜のことであったため状況は限りなく自殺の可能性。だが、古畑任三郎(田村正和)は、部屋の状況や死亡推定時間直前の岩田の行動に不審を抱き、他殺事件として捜査を始めた。
古畑は岩田の影に、同じホテルに泊まっているメディア・プランナー、由良一夫(真田広之)の存在を感じた。
岩田は由良の企画するレストランに出資する予定だったが、出資をしぶっていたのだ。しかし、犯行時間に由良が自室から秘書に電話をかけており、アリバイがある。その通話も録音してある。だが、古畑は、通話記録に残された由良のドラマの企画アイデアに、犯人でしか知り得ない状況があることをつかんだ。そのアイデアは由良が自室にいたのでは決して気づくことなかった。果たしてそのキーポイントは何か?古畑は由良を追いつめることが出来るのか?
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ3話のあらすじ・ネタバレ
「古畑、風邪をひく」
出張を終えた古畑任三郎(田村正和)と今泉(西村雅彦)、西園寺(石井正則)の3人の刑事は、長野の雛美(ひなび)村に立ち寄った。その村は、全村民から敬意を集める荒木嘉右衛門(松村達雄)村長を中心とする寒村であった。荒木ら村の幹部は、村の活気を取り戻そうと地酒開発に乗り出し、東京のデパートと組んで売り出す計画を進めていた。
古畑一行は、村にたった一つの旅館に泊まった。今泉はそこで日下部薫子(あめくみちこ)という女に出会い、ピンポンに興じる。薫子はデパートの仕入れ責任者で、地酒を大々的に売り出すために、たびたび村に来ていた。
しかし、薫子が責任者というのは嘘で、それが荒木たちに知れるところとなる。薫子に使った金は1500万円。表沙汰になると困るうえ、それ以上に地酒開発が頓挫しかねない。開き直る薫子に「あんたら、田舎モンは・・・」と馬鹿にされた荒木は、薫子を一刀のもとに斬り捨ててしまった。
村人たちは荒木を助けようと、薫子の存在の証拠をことごとく抹消する。が、薫子が忘れられない今泉は、おかしいと騒ぎ始める。今泉の爪切りには薫子の切った爪が残っていたのだ。殺人事件の臭いを感じた古畑が立ち上がる。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ4話のあらすじ・ネタバレ
「アリバイの死角」
古畑任三郎(田村正和)本人が、殺しのアリバイ工作に利用される。金森晴子(大地真央)が院長を務める金森歯科医院。古畑が歯の治療のため待合室に座っていた。金森は、別の女性と結婚を決めた恋人・山村淳一(陰山泰)の治療を行っている。古畑は山村が帰った後、治療室に入った。金森は、古畑の顔にガーゼをかぶせ、気付かれないように、助手の瀬川エリ(伊藤裕子)に治療を代わった。
金森は、コーヒーショップのトイレで男装し、山村がいる近くのオフィスビルのフロアーの男子洗面所に潜む。麻酔がきれ、痛み始めた山村が痛み止めを飲むためトイレに駆け込んでくる。金森は、ピストルを取り出し、山村を射殺した。金森は、逆のコースをたどり、医院へ戻る。そのまま、古畑の治療へと戻った。
捜査が始まり、今泉刑事(西村雅彦)は昔の恋人というだけで金森に目をつける。が、古畑がアリバイを証明してしまう。金森はお礼にと古畑を食事に誘う。帰りのタクシーの中で歯の磨き方を教えてもらう古畑。その時、古畑は金森の犯行と確信した。古畑の詰めが始まる。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ5話のあらすじ・ネタバレ
「古い友人に会う」
古畑任三郎(田村正和)は、小学校の同級生である小説家の安斎亨(津川雅彦)の山荘に招かれた。格別、親しい間柄でもなく古畑にはなぜ呼ばれたのか理由が分からなかった。が、それは周到に計画された、犯罪の一部であった。一体、幼なじみの安斎は古畑に何をさせようというのか・・・。
安斎は売れっ子作家だが、年の離れた妻・香織(三浦理恵子)との仲はうまくいってはいなかった。香織は編集者・斎藤秀樹(細川茂樹)と通じていたし、安斎もそれに気付いていた。
安斎は「古畑を招いたのは香織だ」という。香織は、それを否定する。では、誰が古畑を招いたのか。古畑はそこに事件の臭いを嗅ぎ取った。
今泉刑事(西村雅彦)、西園寺刑事(石井正則)らも加わり、山荘の時間は一見楽しく過ぎていくが、安斎は古畑にわざと香織の密通現場を見せようとするなど、行動が不審である。香織と斎藤も安斎が邪魔であるに違いない。事件が発生した時、刑事がいた方が得策なのは被害者か、犯人か。まだ、事件は起きていない。古畑は今度こそ事件の発生を未然に防ぎたいと願い、動き出す。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ6話のあらすじ・ネタバレ
「絶対音感殺人事件」
甲陽フィルの常任指揮者・黒井川尚(市村正親)は愛人のビオラ奏者・滝川ルミ(待田しおん)から別れ話を持ち出され、カッとなって殴り殺してしまった。場所はルミのマンション。外は雨。黒井川は事故死に見せかけようと指紋を拭き取り、ルミの死体を外階段の下に運んだ。演奏会に向う途中、雨で足を滑らせたという単純な事故に見せ掛けるつもりであった。
捜査に訪れた古畑任三郎(田村正和)はルミの左ポケットに鍵が入っていたこと、熱帯魚の水槽のエア・ポンプが止められていたことなどから、事故死に疑いを持つ。早速、親しい付き合いがあり、その日の演奏会に直ちにルミの代役を呼んだ黒井川を問い詰めた。
その場を逃れた黒井川は、ルミに思いを寄せていたクラリネット奏者・石森(橋本さとし)に罪を着せようと工作する。捜査の目は石森に向いたが、古畑は黒井川の犯行と断定しており、石森に協力を求めた。だが、黒井川を追い詰めるまでにはいたらない。しかし、古畑は、絶対音感の持ち主である黒井川でなければありえない犯行現場の状況に気が付いたのであった。それは水槽のポンプが止まっていたことであった。古畑の詰めが始まる。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ7話のあらすじ・ネタバレ
「哀しき完全犯罪」
ちょっとルーズな性格の女流棋士・小田嶋さくら(田中美佐子)は、潔癖症で几帳面な夫の棋士・佐吉(小日向文世)の嫌味と小言にウンザリする毎日を送っていた。さくらが唯一、外界の空気を吸い解放感を味わえるテレビ囲碁教室の打ち合わせを夜に控えたある日、佐吉が突然、「夕飯は一緒にとる、そんな番組辞めろ。私が断りの電話をかける」と言い出した。さくらは殺意を抱いた。テレビ局に電話をかけようとする夫を背後から殴り殺してしまう。
さくらは、アリバイ工作を始める。打ち合わせに出かけ、その間の犯罪であるかのように偽装しようというのだ。佐吉が作ったよう見せるために夕食を作り、佐吉から携帯電話がかかったように周囲に思わせるため、携帯タイマーを操作した。死体は帰宅した自分が発見する。細工は完全のはずだった。
さくらは死体を“見つけ”110番。予想通り、警察は物盗りの線で捜査を開始した。が、古畑任三郎(田村正和)は、さくらの計画のほころびから、犯人はさくらである、と推論、徹底的な調べに入った。なぜ、料理自慢の佐吉が作ったはずの麻婆豆腐がまずかったのか、なぜ飼いネコが餌をたべないのか。古畑の頭が回転する。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ8話のあらすじ・ネタバレ
「完全すぎた殺人」
車椅子の化学者・堀井 岳(福山雅治)は、とある会社の研究員。かつての恋人・片桐 恵(戸田菜穂)と親友・等々力(板尾創路)の3人揃ってこの会社に採用された。が、いつしか恵の心は堀井から離れ、恵は妻子持ちの等々力と結婚すると言う。堀井は復讐を誓う。専門知識を総動員した綿密な計画。冷酷で陰湿な実行・・・。
堀井はその昔、学園祭のために等々力と共に作った「考える人」の像をまた制作した。二人の結婚前祝として等々力にプレゼントするためだ。その「考える人」に爆弾を仕掛けて・・・。
堀井は、策を弄し、恵が等々力の自宅に行くように仕向ける。さらに、そこから恵だけ外出させ、しかもその行動を目撃するように隣家に嘘のピザ注文をした。そして、部屋に一人になった等々力に電話をかける。「『考える人』の裏蓋を開けてみてくれ」。堀井の指示通りに裏蓋をこじ開けたとたん爆発。像は粉々になり、証拠は残らない。等々力は死亡。西園寺刑事(石井正則)らの捜査で、案の上、恵が有力な容疑者とみられた。計画は完遂されたかに見えた。
しかし、古畑任三郎(田村正和)は、等々力が、電話の子機を持ってトイレで死んでいたことや、小さな像の裸足の破片が残っていたことに疑念を抱く。今の状況を喜ぶのは誰か?古畑の推理が冴える。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ9話のあらすじ・ネタバレ
「雲の中の死」
飛行機の洗面所で女性の死体が見つかった。偶然一緒に乗り合わせた古畑任三郎(田村正和)、今泉慎太郎(西村雅彦)。事故か、殺人か?行動の不審な西洋美術研究家・臺修三(玉置浩二)を、西園寺守(石井正則)が追いつめる。
スマトラから成田に向かうジャンボ機のファーストクラス。就寝時間で機内は暗い。古畑に隣席の臺が話し掛けている。臺は別の席だが、妻のもえ子(もたいまさこ)が煩わしいらしい。1階のビジネスクラスには、今泉と西園寺が、エコノミー席には向島巡査(小林隆)が乗っている。
臺が1階に降りてきた。後ろに恋人の市川由美子(川合千春)が現れた。結婚を迫る由美子は二人で写ったプリクラを見せ、からかうように洗面所に逃げ込む。狭い個室でもみ合ううち、機体が揺れ、壁で頭を打った由美子は絶命してしまった。
疑いがかかることを恐れた臺は、証拠を隠滅にかかる。しかし、洗面所を出る時に少年に顔を見られてしまった。手近にあった副パイロットの制服を着込んで、今泉と、西園寺に副パイロットと思わせた臺は、乗客と乗務員の二役をこなしながら、由美子の死を自分とは無関係の事故死に見せようと必死の芝居を打つ。プラモデル作りに熱中する古畑の手を借りず、西園寺は臺を追い詰めようとする。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ10話のあらすじ・ネタバレ
「最後の事件・前編」
犯罪をまるでゲームのようにとらえる「新感覚派」犯罪人たちの「ゲーム」そのものに巻き込まれてしまった古畑任三郎(田村正和)、今泉慎太郎(西村雅彦)、西園寺守(石井正則)の3人の刑事。現実か、幻想か、進行する「電車ジャック」事件。コンピューターを駆使し、それを仕掛ける犯人たちの意図は何か・・・。2週に渡って繰り広げられる未曾有の犯罪に、この前編で古畑たちはどう闘うのか。
ボストンバッグを抱え、逃げ回る牟田(小原雅人)。牟田は、車内にバッグを置き忘れたまま電車を飛び出し迫る男に射殺された。事件は通り魔の犯行と片付けられそうな気配。一方、牟田を追っていた「SAZ」のメンバーは、牟田が持っていたバッグが電車に置き去りにされたことに頭を抱えていた。リーダー・日下光司(江口洋介)は、遺失物センターに眠るバッグを取り戻す秘策に思い当たった。
駅の管理センターにやって来たSAZメンバーの一人・浅香(斉藤洋介)は、警視庁公安部と称し「電車ジャック」の予告があったと告げる。電車が乗っ取られることなど無いと言う職員の前で、路線表示板の最終列車705M列車が停止する。すかさず「電車を乗っ取った。5000万円用意しろ」と日下の声で無線が返ってきた。日下たちメンバーは、近くの寺に設置したコンピューターを操作し、駅の管理センターの通信回線をコントロールしているのだった。
が、管理センターには偶然、古畑と西園寺が居合わせた。「なぜ予告したのか」「終点でつかまると分かっている電車をなぜジャックするのか」「重い小銭しかない電車の売り上げをなぜ狙ったのか」・・・。不可解な犯罪。そこに、ジャックされているはずの最終列車で今泉がやって来る。「ジャックされたのは我々だ」。気付く西園寺の前にSAZメンバーが立ちふさがる。3人の運命は・・・。
ドラマ「古畑任三郎」第3シリーズ11話最終回のあらすじ・ネタバレ
「最後の事件・後編」
仲間が電車内に置き忘れたボストンバッグを取り戻そうと、駅の電車運行表示システムを混乱させ、架空の電車ジャックを起こしたグループ「SAZ」。警視庁の公安部を装うリーダー日下(江口洋介)らは、まんまとそのバッグを取り戻すかに見えた。が、古畑任三郎(田村正和)は、ほんの小さな彼らの不審な動きを見逃さず、身代金受け渡し場所まで同行する。なぜ、SAZのメンバーはこうまで大掛かりな計画を組み立てたのか?古畑が巧妙に仕組まれた「犯罪ゲーム」の謎に挑む。
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今回ご紹介した「古畑任三郎」以外にもFODでは
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