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この記事の目次
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ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」5話のあらすじ・ネタバレ
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第4話ご覧いただき
ありがとうございます✨✨来週は、元ダンナ・高見沢降臨🌹
地獄の三角関係バトル、スタート⚔
笑い転げること間違いなし🤣#松坂桃李#井浦新#三浦翔平#麻生久美子#あのときキスしておけば#第5話#5月28日放送💋 pic.twitter.com/JULcq9nKkE
— 【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ) (@anokiss2021) May 21, 2021
オジ巴(井浦新)が“唯月巴(麻生久美子)=蟹釜ジョー”であるという事実に、ついに気づいた高見沢春斗(三浦翔平)。
そのまま熱烈にオジ巴を連れ去ってしまい、ひとりアパートに取り残された桃地のぞむ(松坂桃李)は、ぼう然とする。
巴と高見沢が元夫婦だったこと、しかもお互い嫌いになって別れたわけではないこと…もわかってしまい、桃地は初めて、自分の心の中に“もんもん”とした感情を覚える。
翌日、高見沢は“蟹釜ジョーが生きている”と世の中に公表すべきだと息巻くが、『週刊少年マキシマム』の編集長・生馬忠士(角田貴志)らは全く信じようとしない。
さらに、高見沢の熱烈な愛はとどまることを知らず、ついには休日にはオジ巴を“復縁デート”に誘いだし…?
一方、『スーパーゆめはな』でも、オジ巴と高見沢のことが気になり、奇怪な行動を繰り返してしまう桃地。
常軌を逸した桃地の様子を心配した、郷田ひと子(猫背椿)ら仲間たちに、その気持ちは“嫉妬”だと指摘され、“本気で好きなら諦めるな”と背中を押された桃地は、なんと高見沢に堂々とライバル宣言。
「もともと俺の妻だった。これ以上、巴に近づくな」
「イヤです。いまは…僕のものですー!」
ついに、オジ巴を巡り、地獄の三角関係バトルが幕を開ける…!
人生初めての“やきもち”に、戸惑い、翻弄される桃地。
元夫でもある高見沢は、強敵として立ちはだかり、ついにはフラダンス対決にまで発展!?
ありのままの君でいい、それなのにー。
果たして、恋の三角関係の行方は…!
ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」5話のネタバレ・感想
“田中マサオ”という男の中に巴(麻生久美子)の魂が入っていること、ひいては蟹釜ジョーが生きていると確信した高見沢(三浦翔平)。1年間、夫として公私ともに巴を支え、離婚後も良き仕事のパートナーだった高見沢は、桃地(松坂桃李)の元にいたオジ巴(井浦新)を彼女の自宅に連れ帰ってしまう。
第5話では、相反する男2人のオジ巴を巡った恋のバトルが勃発した。
愛し合って結婚したはずなのに、すれ違いが重なり真正面からぶつかることもできなくなる。マサオと妻・帆奈美(MEGUMI)がそうだったように、唯一無二の夫婦だった巴と高見沢も同じ理由から結婚生活に終止符を打った。
初登場シーンでは、そんな過去を清算し、一編集者として巴に接していたように見えた高見沢。しかし、ある意味、二度も巴を失ったことで高見沢の思いは溢れて止まらない。
とことんオジ巴を甘やかし、性別も含め以前とは大きく異なるビジュアルに戸惑いを見せることもなく、まるで彼氏のように振る舞う。こやつ、やりおる……あの従順な桃地でさえ、最初は受け入れられなかったというのに。
一方、そんな桃地は高見沢と巴が元夫婦だったという事実に困惑する。スーパーゆめはなでも、嫌味なエグゼクティブ真二(六角慎司)が思わず優しさを見せるほどの奇声をあげ、休憩室では桃地の恋愛相談会がお馴染みに。
「“あのとき”もっと抵抗してれば良かったんですよ。暴れて、大声出して、やめろ離せ……ああ~もうなんでだよお」
後悔、嫉妬、もんもんプンプン……人付き合いが苦手で『SEIKAの空』を読むことが唯一の楽しみだった以前の桃地には考えられない七色感情が渦巻く。再びハウスキーパーとして巴の自宅に出入りし始めた桃地を高見沢は牽制するが、そんな彼に啖呵を切れるほど桃地の心には巴と出会ったことで“革命”が起きていた。
それは巴も同じ。高見沢との完璧なデートも、高級料理店も、桃地がプランしたぎこちないデートや、一緒に食べる庶民的なもやし炒めには叶わない。
桃地の人をほっとさせるおかゆのような優しさが、「週刊少年マキシマム」を代表する大ヒット漫画家・蟹釜ジョーをただ一人の女の子に戻していく。巴は高見沢のことを編集者として尊敬しているが、きっとそこに恋愛感情はもうないのだろう。
だが巴の感情は置いてけぼりに、桃地と高見沢の奇妙な対決が始まる。優しさがウリの桃地に、巴のことを知り尽くした強敵として立ちはだかる高見沢。
2人のバトルはなんとフラダンス対決にまで発展。穏やかなフラ教室は、むさ苦しい男2人の“顔芸ダンスバトル”で戦場と化す。
ハイスペックで頼り甲斐のある高見沢と、頼り甲斐はないものの優しさですべてを包み込む桃地。巴の母・妙(岸本加世子)が桃地に諭したように、なるほどそれぞれの良さはあるが、どちらもズレていることには変わりない。
そんな2人の様子を見かねたオジ巴は、桃地に『SEIKAの空』の最新話を送る。そこでは桃地に似たキャラクター・もやおの優しさがクローズアップされ、「お前(桃地)がいるから強くなれる」という巴自身の思いが込められていた。
泣きながら巴の自宅に走る桃地。しかし、そこで巴が高見沢にキスされた場面を目撃してしまう。
蟹釜ジョーが生きていることを「週刊少年マキシマム」の同僚に信じてもらえず、退職願を出してまでやり直しを図る高見沢の熱い想いに、桃地は果たして打ち勝つことができるのか。
今週は桃地と高見沢を演じる、松坂桃李と三浦翔平の振り切った演技が印象的な回となった。顔は至って爽やかなイケメンなのに、一つひとつの言動がふざけている高見沢はもはや狂気の沙汰。
2017年に放送されたドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)以降、同じく鈴木おさむが脚本を務めた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)をはじめ、かつて演じていた“王道イケメン”の枠を超えた怪演が話題の三浦が本領を発揮している。
特に印象的なのは、その瞳。元々、三浦は感情の読めないミステリアスな瞳をしているが、役柄やシーンによって瞳の“色”を変えられる。
今回のように常軌を逸した役どころではどこを見ているのかわからない機械的な瞳になり、コミカルさが増す。一方シリアスなシーンでは、途端に感情がぽっと瞳に宿るのだ。
松坂の場合は桃地の弱々しさや巴と高見沢の関係性を目の当たりにした時の衝撃を、うろたえる表情や小刻みな震えで物語っていく。一挙手一投足から桃地の不器用な優しさが滲み出ており、そんな見ているうちに愛おしさが増す彼の側で、オジ巴が回を追うごとにキュートになっていくのを実感する。
三浦と同じく、映画『不能犯』や『娼年』など挑戦的な役柄にも積極的に取り組んでいる松坂。2人の緩急ある演技が、とにかく笑えて最後はちょっと切なくなるような心温まるラブコメディを作り上げている。
ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」6話のあらすじ・ネタバレ
\#あのキス 6話PR🙌🏻/
第5話ご覧いただき
ありがとうございます🤣来週は〜
キャキャキャパオーバーな桃地🍑
それぞれの運命が動き出す!!!この恋にはタイムリミットがある…?#松坂桃李#井浦新#三浦翔平#麻生久美子#あのときキスしておけば#第6話#6月4日放送💋 pic.twitter.com/OI4f0EfWaQ
— 【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ) (@anokiss2021) May 28, 2021
「やりなおそう俺たち、愛してるー。」
オジ巴(井浦新)が元夫である高見沢春斗(三浦翔平)とキスする瞬間を、目の前で目撃してしまった桃地のぞむ(松坂桃李)は、ショックのあまりその場から走り去る。
必死で追いかけて弁明をするオジ巴だが、桃地はアパートにこもり、固く扉を閉ざしてしまう。
一方、ついにオジ巴は『週刊少年マキシマム』の編集部に乗り込み、「自分が蟹釜ジョーだ」と直訴。
突如現れたサングラス姿のおじさんに、編集長の生馬忠士(角田貴志)ふくめ一同が唖然。
絶筆となったはずの『SEIKAの空』の再連載を巡って、運命の歯車が再び激しくまわりはじめる。
また、田中マサオ(井浦新・二役)の家族との関係にも変化が…。
帆奈美(MEGUMI)はついに、息子の優太郎(窪塚愛流)に真実を打ち明けることを決意。
“父親の身体の中に、蟹釜ジョーがいる”と知った優太郎は、衝撃に打ちのめされるも、まさかの弟子入りを志願することに…!?
更にオジ巴は、田中家の今後を見据え、帆奈美に“ある約束”を提案する。
そんなある日、桃地はスーパーゆめはなで、同僚・水出(阿南敦子)のスマホをたまたま見てしまい、彼女の正体が蟹釜ジョーの激しいアンチ“マディウォーター”であることを知ってしまう。
いつも優しい彼女が一体なぜ・・・?理解できないまま、桃地の脳みそはキャパオーバーしてしまい…。
しかし、突如事態は急変する。
倒れるオジ巴。
桃地はついに知ることになる。
僕たちの恋には、タイムリミットがある―?
ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」6話のネタバレ・感想
オジ巴(井浦新)が元夫の高見沢(三浦翔平)とキスする瞬間を目撃してしまった桃地(松坂桃李)。
ショックのあまりその場から走り去ってしまう桃地だったが、オジ巴から桃地に告白し、2人は晴れて恋人に。
関係性が変化した桃地とオジ巴の幸せな日々が続くと思いきや、第6話では、オジ巴の身体に異変が現れ、暗雲が立ち込める。
物語も折り返し地点を迎えたが、いよいよ本格的に井浦新が麻生久美子にしか見えなくなってきた。
絶大な自信からくる美しさとカリスマ性、一方で子供のようにわがまま無邪気なところや人の内面を捉える繊細さを併せ持った巴。
オジ巴の姿が演出上、時折本来の巴の姿と重なるが、性別も見た目も全く違う二人が“同一人物”だということを無意識のうちに受け入れている。
そして、田中マサオという器に巴の魂が馴染んでいくに連れ、周囲との関係性にも変化が。
桃地を不安にさせないために高見沢には頼らないと決めたオジ巴は、『週刊少年マキシマム』の編集部に乗り込み、あらゆる手段で自分が蟹釜ジョーであることを主張。
誰もが簡単には信じられないといった様子だったが、これまでの伏線が全て回収された『SEIKAの空』最新話が編集者たちの心を変える。
編集長の生馬(角田貴志)のアイデアにより、最終話までのプロットを遺した蟹釜ジョーの意志を引き継ぐ優秀なアシスタント“蟹釜ジョニー”としてオジ巴は連載を続けることとなった。
また、マサオの息子・優太郎(窪塚愛流)にも真実を告げることに。
優太郎は桃地と同じく『SEIKAの空』の大ファンであり、憧れの漫画家と奇妙にも結ばれた関係に大興奮。
久しぶりに幸せそうな息子の姿を見た妻・帆奈美(MEGUMI)もなんだか嬉しそうだ。
そんな優太郎と帆奈美を、体をくれたマサオの代わりに金銭的・精神的にもサポートしていくと決意したオジ巴。
田中家はもともと不仲ではあったが、そこには家族を大切に思うが故のすれ違いがいくつもあった。
しかし、マサオの心だけが失われたかもしれない今、仲直りすることもできない。
自分のことだけではなく、そんなマサオの家族を気遣う巴の優しさが色んな人たちを繋いでいく。
きっと普通なら、誰も“入れ替わり”なんて信じてくれないだろう。
けれど強さと優しさを兼ね備えた巴には、人を味方につけるパワーがある。
「天才だって普通の人間だって、みんな夢敗れながら生きてんのよ!」
アシスタントになって漫画家を目指したい優太郎と、情けをかけず冷たくあしらう巴。
みんなが先生みたいな天才じゃないと優太郎をかばう桃地だったが、巴のその言葉にハッとさせられる。
世の中には、驚くほどの才能を持った人たちがたくさんいる。
天才漫画家、天才ミュージシャン、天才科学者、天才画家……。
私たちは彼らを前に挫折し、時に羨望や嫉妬から陰性感情を抱くことも。
けれど、いくら才能を持っていたってプラスαの努力がなければまた新たな才能に追い越されてしまう。
巴もまた、プレッシャーの中で命を削るように面白い漫画を生み出し続けてきた。
そんな巴の恋人として、どんな時も味方でいると決めた桃地は、ある時スーパーゆめはなの清美(阿南敦子)がSNSに愚痴を書き連ねるところを見てしまう。
アカウント名は“マディウォーター”。蟹釜ジョーの度が過ぎたアンチだった。
“ゲキレツPeach”こと桃地はSNS上で猛反撃するが、思わず清美がいる前で口に出してしまい、気まずい雰囲気が流れる。
しかし、実は清美自身も『SEIKAの空』の大ファンであり、蟹釜ジョーがどんどん有名になり遠い存在になってしまった寂しさから批判していたのだ。
桃地は清美の複雑な思いをくみ取り、オタク仲間として関係を再構築する。
普通の人間と天才。相反する人生を歩んできた巴と桃地は、キャベ次郎とモヤオたち勇者のように互いの足りないところを補いながら様々な奇跡を起こしてきた。
巴の母・妙(岸本加世子)や高見沢をはじめとした『週刊少年マキシマム』の編集者、マサオの家族にも事情を理解してもらい、ほぼ以前と変わらない日常を送る2人。
その一方でオジ巴は何かに急かされるように漫画を描き、ついには倒れてしまう。
しかも、良い雰囲気になり、ついに桃地がキスしようとした瞬間、オジ巴はマサオに戻ってしまった。
ついさっきまで“麻生フィルター”がかかっていた井浦が、「誰だ? お前」という一言で我々がよく見たいつもの井浦に変わる。
あの可愛らしい雰囲気は何処へやら。第1話で転んだ桃地に舌打ちしたり、飛行機の中でふてぶてしい態度を取っていたマサオの冴えないおじさん感を一瞬にして取り戻す。
次週第7話では、不安定に入れ替わるオジ巴とマサオを一人で演じる井浦の変幻自在ぶりが見ものとなるだろう。
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