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テレビ東京で放送されているドラマ「今野敏サスペンス 機捜235III(3)」の見逃し配信と、第1回から全話の無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャストや原作情報、再放送のことなどを紹介したいと思います!
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この記事の目次
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ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235III」のあらすじ・ネタバレ
ついに‼️今夜8時放送🚨
月曜プレミア8『機捜235Ⅲ』ハッシュタグ#機捜235
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白金西公園付近で男性の遺体が見つかり、機捜235で街を巡回する縞長省一(中村梅雀)と高丸卓也(平岡祐太)が現場へ急行。免許証から被害者は田崎正也(大滝明利)だと判明する。左手にはコイン型のペンダントヘッドが握られていた。さらに「公園の東側は自分たちの管轄だ」と駆け付けた、第一機動捜査隊の倉沢巧(増田貴久)らが怪しげな車を発見。それは厚生労働省の事務次官公用車で、田崎はドライバーだった。
だが同乗していた事務次官・重田由紀恵(若村麻由美)の姿はなく…。高丸は手柄を横取りされたと悔しがるが、その後、別の捜査に当たっていると、倉沢らが乗る機捜136が管轄外である渋谷区の病院に入っていくのを目撃する。一体なぜ病院へ…?
その頃、厚労省で聴取を受けていた秘書・真壁智彦(山崎樹範)らに、由紀恵を拉致したという人物から電話が!事態は誘拐事件へと発展していく。
▼警察小説の旗手、今野敏原作の傑作エンターテインメント!
縞長省一…中村梅雀
高丸卓也…平岡祐太
徳田一誠…東根作寿英
大久保実乃里…秋山ゆずき
佐野亜里沙…安座間美優
安永知世…山本未來
<ゲスト>
倉沢巧…増田貴久
谷口洋一…梶原善
真壁智彦…山崎樹範
長谷瑠璃子…山下リオ
三村圭吾…小久保寿人
石田秀夫…三浦浩一
沼田恒造…鶴田忍
神谷健吾…永島敏行
重田由紀恵…若村麻由美
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」について
今野敏サスペンス 機捜235
若手機動捜査隊の前に現れた新相棒は、定年間際の男だった――
主演・中村梅雀が平岡祐太と年の差“機捜バディ”結成!
この度、2時間ミステリーの新作「今野敏サスペンス 機捜235」を4月24日(金)夜7時57分に放送することを決定しました。
原作は警察小説の旗手・今野敏『機捜235』(光文社刊)。警視庁第二機動捜査隊の若手隊員・高丸卓也の相棒として現れたのは定年間際の男・縞長省一。だが縞長は思いがけない実力を秘めた刑事だった!…そんな2人を中心に“機捜”の活躍を描いた、傑作エンターテインメント作品です。(※4月27日放送予定だったものが変更になりました。)
定年間際に警視庁第二機動捜査隊に配属される主役・縞長省一を演じるのは、中村梅雀。そんな年の離れた縞長と図らずもタッグを組むことになる若手隊員・高丸卓也を演じるのは平岡祐太。この異色のタッグが機捜235=覆面パトカーに乗り込み、次々と事件の真相を暴いていきます。また本作には、釈由美子、金井勇太、東根作寿英、山本未來、神保悟志、榎木孝明といった実力派俳優陣が集結!放送を前に場面写真も新たに公開します。
【中村梅雀コメント】
見た目ウダツが上がらない縞長は、定年間近でいながら未だに若い高丸と同じ巡査部長という階級。それはただ単にペーパーテストが苦手で出世欲が無かったというだけ。実は見当たり捜査暦10年、指名手配犯の顔(目)と名前を1,000人記憶している、というとかなりの特殊技能保持者。それでもどこまでも謙虚という、今時あまりいないタイプの人物です。「この人物の素性をもっと知りたい」と思って頂けたら嬉しいです。
撮影は天候にも恵まれ、非常に順調に進みました。スタッフもキャストも良い人ばかりで、素敵な空気感でした。「機捜235号車」の車内の撮影は、何度も何度も様々な角度を撮るので、なかなか手間が掛かりました(笑)。今野敏先生が撮影現場にいらっしゃったのはとても光栄でした。嬉しかったです。人気作品の実写化にはプレッシャーが付き物ですが、よく見かける2時間ドラマ的な、説明的な演技をしないようにしたい。なので主役だからといって力を込めて踏ん張るようなことはしませんでした。
機動捜査がどういう役割を果たしているのか、とても分かりやすく描かれています。縞長の、機動捜査という立場を逸脱してでも事件解決のために現場に向かいたい、という意地も、警察官としての魅力です。若い高丸が年配の縞長を、次第に理解していくところも面白い。今回の事件が何故起きてしまったのか。その真相が分かった時、グッと心に響きます。
【平岡祐太コメント】
高丸卓也は捜査一課に引き上げられるよう奮闘しているのですが、熱心なあまり時に空回りぎみです。そんな高丸と縞長さんとの凸凹コンビ感を楽しんで頂けたらと思います。
中村さんが、ベースが大好きだとお聞きして、自分もギターが好きなので、撮影の合間に音楽の話を沢山させて頂きました。次は是非、バンドでもご一緒させて頂けると嬉しいです。
原作は最前線での様子がリアルかつ臨場感のある小説ですので、カーチェイスや犯人を追い詰めるシーンなどでは、その臨場感が出せればいいなと思っていました。みどころは縞長さんのある能力。それが撮影していても面白く感じていました。是非ご覧下さい!
【榎木孝明コメント】
※榎木さん演じる天童は、テレビ東京で放送された今野敏さん原作の「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ(主演:内藤剛志)」にも登場します
私にとって同じテレビ局、同じ原作者の2作品に、警視庁捜査一課管理官という同人物を演じさせていただけるのはとてもありがたく嬉しいことです。中村梅雀さんと内藤剛志さん、そして原作者の今野敏さんと私がたまたま同じ歳であることも嬉しい偶然です。中村梅雀さんは役者としてとても尊敬する存在であり、同世代としての親近感を覚えます。梅雀さんの存在感と芝居の説得力に視聴者も安心感を覚えることと思います。(『機捜235』は)今野先生ご自身が武術家でいらっしゃるために、物語の行動心理に無理と無駄がなく、ハードボイルドタッチの世界観を遺憾なく発揮させてもらえている作品だと思います。老練とフレッシュの2人の機動捜査隊隊員が織りなす心理の変化が、物語に見事に生かされています。合わせて管理官との過去の共通の体験が多重構造となり、物語の厚みを増していると思います。
【今野敏コメント】
機動捜査隊は、その名のとおり機動力を活かした警視庁刑事部の執行部隊です。そこに風変わりな隊員が配属されるという設定です。原作は短編集なので、それがドラマでどう料理されるか、興味津々です。 収録を見学させていただきましたが、中村梅雀さんのお人柄でしょうか、とてもいいムードの現場でした。樋口シリーズでお馴染みの、榎木孝明さん演じる天童管理官の登場にも注目していただきたいです。梅雀さん、榎木さん、そして私は同学年です。
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」全話のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」第1回のあらすじ・ネタバレ
定年間近の見当たり捜査官が突如機動捜査隊へ!やる気満々の若手隊員とバディを組むが…。ロートル警察官が意外な力を発揮し次々と事件の真相を暴く傑作痛快サスペンス!
機動捜査隊、通称・機捜は警視庁刑事部直轄の執行部隊。機捜235=覆面パトカーで街を密行し、通報があれば真っ先に駆け付けるのが職務だ。
警視庁第二機動捜査隊の高丸卓也(平岡祐太)は怪我をした相棒の代わりに定年間際の男・縞長省一(中村梅雀)とバディを組むことに。ガッカリする高丸だったが、2人で機捜235に乗り込み街を巡回していると、男女がもみ合っているという通報が。現場に急行すると春日徹(吉岡睦雄)が富岡理香(階戸瑠李)の腕を掴み口論していた。そこに理香の担当弁護士・榎本睦美(釈由美子)が駆けつける。理香は元上司・春日をセクハラで訴えていて…。
春日を制服警官に引き渡すと、今度は渋谷の高架下で男の遺体が見つかったと通報が。現場に駆け付けた高丸は近くの飲食店の店主・鈴木剛(金井勇太)に聞き込みを行う。一方の縞長は遺体の顔を見て、常習窃盗で指名手配されている志田信夫(芦川誠)であると見抜く。縞長は元見当たり捜査班で指名手配犯の顔を記憶して逮捕する部署にいたのだ。
志田の自宅を家宅捜索すると、睦美の法律事務所に盗みに入った痕跡を見つける。睦美に事情を聞くが、何も盗まれたものはないという。睦美を複雑な思いで見つめる縞長。実は20年前、蒲田中央署の同僚だった縞長と管理官・天童隆一(榎木孝明)は強盗放火殺人事件を担当。その被害者・榎本雄一郎は睦美の義理の父だった。被疑者はすぐに浮かんだが、逃走中に死亡。被疑者死亡のまま送検した苦い過去があった――。
中村梅雀、平岡祐太、釈由美子、金井勇太、東根作寿英、柳ゆり菜、
岡田浩暉、染谷俊之、階戸瑠李、安座間美優、吉岡睦雄、芦川誠、
山本未來、神保悟志、榎木孝明
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」第2回のあらすじ・ネタバレ
ゴミ集積場を狙った放火事件が恵比寿で相次ぎ、渋谷中央署の管轄内だけで既に5件発生。
さらに新たな放火の通報が警視庁第二機動捜査隊に入り、バディを組む縞長省一(中村梅雀)と高丸卓也(平岡祐太)は目黒の現場へ急行する。
通報者は高丸が捜査一課で世話になった元刑事で、今は警備員をしている矢島崇(本田博太郎)だった。矢島は犯人らしき人物も目撃していた。
逃走したと思われる経路をたどると、行き止まりの先に一軒家が。そこで二人は血まみれになった弁護士の刺殺体を発見する。
もしや放火犯が…?その後、捜査は難航を極めるが、やがて12年前のある殺人事件との繋がりが明らかとなり――。
さらに縞長と高丸の間に亀裂が入る出来事も。果たして2人はチームワークを取り戻し、難事件を解決できるのか!?
中村梅雀 平岡祐太 東根作寿英 秋山ゆずき 安座間美優 山本未來 榎木孝明ほか
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」第3回のあらすじ・ネタバレ
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▼警察小説の旗手、今野敏原作の傑作エンターテインメント!
縞長省一…中村梅雀
高丸卓也…平岡祐太
徳田一誠…東根作寿英
大久保実乃里…秋山ゆずき
佐野亜里沙…安座間美優
安永知世…山本未來
<ゲスト>
倉沢巧…増田貴久
谷口洋一…梶原善
真壁智彦…山崎樹範
長谷瑠璃子…山下リオ
三村圭吾…小久保寿人
石田秀夫…三浦浩一
沼田恒造…鶴田忍
神谷健吾…永島敏行
重田由紀恵…若村麻由美
「機捜235」について
「機捜235」は、今野敏による日本の警察小説。2019年3月6日に単行本が光文社から刊行された。
2020年4月に、テレビ東京系列でテレビドラマ化された。
あらすじ
警視庁第二機動捜査隊の渋谷分駐所。覆面パトカーで巡回し、事件時には初動捜査も行うことを職務とする。
公務中に負傷した梅原健太に代わって、高丸卓也の新たな相棒として異動・着任してきたのは、白髪交じりでシワも目立ち、風貌からして、いかにも、うだつの上がらぬ定年間際ともいえる男・縞長省一だった。「機捜へこんなロートルがきた上に、俺のパートナーにもなるなんて…」と、意気消沈する高丸。
だが、そんな縞長が居た元の部署は、街の雑踏を行く通行人の中から指名手配犯を見抜く専門家集団・捜査共助課の見当たり捜査班。そこで苦労を重ね、独特の能力と実力を秘めた刑事だった。この二人が、次々に起きる事件を解決していく。
掲載作品
機捜235(『宝石 ザ ミステリー』2011年12月)
暁光(『宝石 ザ ミステリー 3』2013年12月)
眼力(『宝石 ザ ミステリー 2014冬』2014年12月)
不眠(『宝石 ザ ミステリー 2016』2015年12月)
指揮(『宝石 ザ ミステリー Blue』2016年12月)
潜伏(『小説宝石』2017年7月号)
本領(『小説宝石』2018年1月号)
初動(『小説宝石』2018年6月号)
密行(『小説宝石』2019年1月号)
テレビドラマ
『今野敏サスペンス 機捜235』(こんのびんサスペンス・きそうにいさんご)と題して、2020年4月24日の19:57 - 21:48(JST)に、テレビ東京系列で放送。主演を中村梅雀と平岡祐太が務める。また、天童隆一管理官役には『警視庁強行犯係・樋口顕』のテレビ東京ドラマ版(主演・内藤剛志)でも同役を演じる榎木孝明が務める。
当初は、同年4月27日に放送を予定していたが、「金曜8時のドラマ」で開始予定だった『らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜』の初回放送延期を受けて3日前倒しされ、単独のスペシャルドラマに変更して放送されることになった。
ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」の主なキャスト
縞長省一
演:中村梅雀
徳田班。階級は巡査部長。機捜235。
任務中に怪我をした梅原健太の代わりに第二機動捜査隊に呼ばれ、高丸とバディを組む。
高丸卓也
演:平岡祐太
徳田班。階級は巡査部長。機捜235。
徳田一誠
演:東根作寿英
徳田班の班長。階級は警部補。機捜234。
安永知世
演:山本未來
所長。階級は警部。
大久保実乃里
演:秋山ゆずき(第2作 - )
徳田班。階級は巡査。機捜234
天童隆一
演:榎木孝明
警視庁捜査一課 管理官。
船橋保
演:稲輪吉泰
警視庁捜査一課 刑事。
佐野亜里沙
演:安座間美優
高丸の恋人。
「中村梅雀」について
「中村梅雀」は、日本の俳優、ベーシスト、作曲家。本名、三井 進一(みつい しんいち)。血液型はAB型。所属事務所は土屋企画。
続柄
歌舞伎役者としての続柄は以下の通り。
曾祖父:二代目中村翫右衛門(初代中村梅雀、柳盛座々頭)
祖父:三代目中村翫右衛門(歌舞伎役者、劇団前進座創設メンバー、前進座元幹事長)
父:四代目中村梅之助(歌舞伎役者、劇団前進座元代表)
屋号は成駒屋。
1955年12月12日、四代目中村梅之助の長男として東京都武蔵野市に生まれる。
5歳で芝居の稽古、日本舞踊、義太夫、長唄、三味線、茶道、書道などの習い事をはじめた。
1965年に「中村まなぶ」として初舞台を踏み、劇団前進座で歌舞伎・演劇を学んでいる。
東京都立荻窪高等学校、桐朋学園短期大学演劇専攻を卒業後、祖父の三代目翫右衛門の「基礎を固めろ」との指示に従い、吾妻徳穂の内弟子となって日本舞踊を学んだ。4年後に師範名取となっている。
1980年の前進座創立50周年記念公演を機に、曾祖父・二代目中村翫右衛門がかつて名乗った梅雀を襲名、「二代目梅雀」となった。
歌舞伎役者の家系出身者であり、前進座所属であるが、積極的にテレビドラマなどへの外部出演を行っている。
NHK大河ドラマには、ナレーションを含めると11作品に出演している。大河ドラマ初出演作となった1969年の『天と地と』では祖父・父とも共演しており、1995年の『八代将軍吉宗』で演じた徳川家重役が話題となり知名度をあげた。
2時間ドラマ『信濃のコロンボ事件ファイル』での主演(竹村岩男役)が好評を博し、映画では『釣りバカ日誌』シリーズでの草森秘書室長役が当たり役となった。
舞台では、1991年に前進座特別公演『煙が目にしみる』の演技が評価され、第46回文化庁芸術祭賞を受賞する。2000年に『大石内蔵助 おれの足音』で主演(大石内蔵助役)、2006年までに全国で縦断公演を行うほどの人気作となり、一躍当たり役となる。その事にちなみ、2016年には赤穂市の第113回赤穂義士祭のイベントで再び内蔵助を演じている。
巡業公演『お登勢』の千秋楽(2007年10月5日)をもって前進座を退団し、現在はフリーで活動している。
私生活
2006年9月21日、前進座に所属する25歳年下の女優・瀬川寿子と再婚した。瀬川は当時25歳だった。2015年7月27日、夫人の妊娠を発表。8月23日、女児が誕生。梅雀にとっては30代の時に前妻との間に儲けた長女に次ぐ第2子となる。
ベーシスト
ピアニストだった母の影響で幼い頃ジャズに傾倒し、12歳でベースを始め、中学生時代にバンド活動を開始する。松原正樹、安田裕美らと結成したジャズ・フュージョンバンドで自らエレクトリックベースを弾き、作曲も手がける。また、ベースを中心としたギターコレクターとしても知られている。特にジャコ・パストリアスの熱狂的なファンとしても知られており、2009年1月にはパストリアスが使用していたブラックのフェンダー・ジャズベース(シリアルナンバー #028100)を入手している。
前進座退座の経緯
梅雀の述懐によると、吾妻徳穂に日本舞踊を学んだのは祖父の伝手であった。稽古場では他の弟子からお坊ちゃん扱いを受けており、師匠のお付きをしていても自分の世話をやいてもらっていたという。しかし前進座では自分のことは全部自分でやらなくてはならないうえに先輩の世話もしなくてはならず、梅雀は入座してからその世界になかなかついていけなかった。
前進座は梨園の門閥主義からの独立を目的に立ち上げられた劇団であり、祖父はその創立メンバーであった。実力主義であるべきと考える祖父にならい、父親も後輩には厳しかった。梅雀は何も出来なかったため先輩から総攻撃を受け、在籍していた26年間ずっと梅雀を目の仇にしてきた先輩もいたという。こうして確執が生まれ、それが深まっていった。
また実際の前進座内部は年功序列の世界で、何年経っても32番目であったうえ、外部出演による収入は9割以上劇団に納めなくてはならず、昇給もわずかであった。退座の時点で収入は一般企業の大卒初任給以下であったが、インタビューを受ける際の衣装代・舞台用の化粧品代の出費は自前で、劇団が認めない音楽活動でも出費していたため、借金まみれの状態となっていた。そして、劇団内にモチベーションとなってくれる役者がいなかったことなどから退座を決意。
父親の四代目梅之助は「本来なら止める立場だけれど、できない。お前の苦しさがよくわかるから」と理解を示したという。
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