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テレビ東京の午後のロードショーで放送された映画「NEXT-ネクスト-」の見逃し配信、ノーカット無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャスト情報、再放送のことなどを紹介したいと思います!
だからこそ、「NEXT-ネクスト-」を何回でも観れるようにテレビ放送だけでなく、CMもなしの動画を楽しみたいですよね?
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この記事の目次
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映画「NEXT-ネクスト-」のあらすじ・ネタバレ
クリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)は2分先の自分の未来が見える能力を持っていた。彼はその力をラスベガスのクラブでマジックショーとして客に見せギャラを稼ぎ、目立たないようにカジノで賭けて儲けていた。そんなクリスの能力に注目する人物がいた。ロシアで盗まれた核爆弾の行方を追うFBI捜査官フェリス(ジュリアン・ムーア)だ。ある夜、クリスがカジノの換金コーナーで並んでいると男が近づいてきた。
その時、クリスが予知した未来は男が銃を取り出し強盗しようとする様子。クリスは男を突き飛ばし、銃を奪う。自分の身を守ったクリスだったが、周りからはクリスが襲ったように見えたため、警備員たちに追われるはめに。2分先を読みながら、巧妙に追っ手をまいたクリスは、友人アーブ(ピーター・フォーク)のいるガレージに帰る。一連のクリスの様子を監視カメラ映像で見たフェリスは、クリスに予知能力があることを確信。
アメリカ国内に持ち込まれた可能性がある核爆弾がどこに仕掛けられるか、クリスに予知させようと彼の元へ向かう。しかし、クリスはフェリスが自分の元に来ることも予知し逃げ出す。核爆弾を持つテロリストたちも、FBIがクリスをマークしていることを知り、クリスの行方を追い始める…。一方、クリスには最近よく見る未来があった。それはダイナーに8時9分に現れる女性の姿だったが、ついにその女性がクリスの前に現れる…。
ニコラス・ケイジ(クリス)[声]大塚明夫
ジュリアン・ムーア(カリー・フェリス)[声]沢海陽子
ジェシカ・ビール(リズ)[声]安藤麻吹
トーマス・クレッチマン(スミス)[声]内田直哉
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映画「NEXT-ネクスト-」のネタバレ・感想
映画「NEXT-ネクスト-」のネタバレ・感想1
SFアクションではあるけど、タイムパラドクスに集中力をそがれてしまい、色々と考えてしまいました。2分先の未来予知は途切れてしまったらどうなるのか?現在の映像と未来の映像が混在するのか?2分の間に違う行動をとったら、また予知しなくては辻褄が合わなくなるのでは?などなど・・・現実なのか2分先の未来なのか?と、軽い混乱状況にありましたが、クリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)がダイナーでリズ(ジェシカ・ビール)に声をかける際の様々な手段を想像しているシーンでほんわかムードとなりました。
3週間前に別れたというリズの元カレがストーキングする光景を見ると、日本の民法にある6か月の再婚禁止期間を批判したジュリアン・ムーアまで思い出してしまう。「アメリカでは3週間でも新しいカレを作ってもいいのよ」とFBI捜査官である彼女がダイナーに乗り込んでくるんじゃないかと2分先の光景を予測してみましたが、あいにくそんな予知能力は発揮されませんでした。
アクションシーンもさることながら、クリスが運命の女性リズを口説くという部分が面白い。「車で寝るよ」などと、ニコちゃんらしい控え目な態度とマジシャンの得意技で口説き落す。これがセロくらいだったら、やっぱり女性はよろめくんだろうけど、マギー司郎だったらどうなんだろう?と、ニコちゃんの顔が一瞬、モト冬樹に見えてしまう・・・一緒にネクストしよう!とモト冬樹が言い出しかねない・・・いや、すでにこっそりマジックを練習しはじめているに違いない。
おいしいアクションシーンは予告編で出しつくしていたし、残るははリズが助かるかどうかという緊迫感のみ(核兵器テロなんて危機感がまったくないほど)。今までは自分に襲いかかるピンチだけを知りえた予知能力も、彼女が現れてからもっと先の事態も予知できるようになったクリス。どうなるんだ??と手に汗を握らせておいて、いささか反則気味である“ちゅど~ん”級のオチが用意してあったとは・・・
映画「NEXT-ネクスト-」のネタバレ・感想2
2分先の未来が見える男、ニコラス・ケイジ。
2分先と言う妙に中途半端なショボさを醸し出している設定が、何故か似合ってしまうニコラスって感じですね。
まあでも2分先って何かショボいと思いつつも、意外と2分でいろんなことが出来ちゃう感じでしたので、何だかんだで楽しんでは見ちゃったのですが。
しかしラストが・・・やっちゃいましたね!
こんな反則技、ニコラス以外だったら許されないぞ(笑)
ラスト以外も突っ込みどころテンコ盛り、運命の女性に関する部分だけはご都合主義になる辺りなんかも、いかにもニコラス映画でしたね。
でも、ジェシカ・ビールは本当に美しかったなぁ、恋愛でこんな能力を使えたら、人生物凄く楽しいでしょう!
ただ、この恋愛のシーンが少々長すぎた印象ですね。
もっと他にSFアクション的な見せ場を一杯作れそうだったのに・・・ここは少々中だるみ感を感じてしまいましたよ。
とは言っても、忍者みたいなニコラスのアクションは、突っ込みどころ満載過ぎて、あれ以上見なくても良かった気はしないでもないのですが。
2分先の未来だけで、あそこまで出来ちゃうニコラス最強すぎです!
個人的には、序盤のいかさまをしながらせこく生きてるニコラスが、哀愁たっぷりでかなり好きでしたね。
テロリストと分身の術で戦うニコラスは、無理がありすぎでしたから・・・。
まあ結局のところトンデモ映画だった訳ですが、あんなオチでもニコラスだと妙に許せてしまうのは、やはり彼の味なんだろうな~。
映画「NEXT-ネクスト-」のネタバレ・感想3
未来を見通せる男。しかし、それはたった二分だけの未来。そんな男が、核テロを防ぐことが出来るのか?
最近のハリウッド映画は、こう言う感じの、テロとか、核とか言うテーマが多いですね。しかも、9.11の影響のためか、アメリカの国土が直接攻撃されるという形態のテロ。冷戦時代と異なり、敵が判然としない今、この様な形態になるのは仕方ないでしょう。
ニコラス・ケイジ演じるクリス・ジョンソンが、未来を予測して今の行動に生かすという感じで物語が進んでいきます。クリスが予知できる未来は、一応、2分と言うことになっているのですが、何故か、ジェシカ・ビール演じるリズが関連すると、そう言う制限は無いと言う設定です。ご都合主義といえばご都合主義ですが、元々、そう言う物語ともいえます。
刑事コロンボでお馴染みの、ピーター・フォークが出演しています。彼の役どころの意味が良く分かりませんが、久しぶりにその姿をみました。1927年生まれなので、もう、80歳を超えています。まだ、元気でした。フェリス捜査官のジュリアン・ムーアも、重要な役どころです。クリスを捉えようとする役目なのですが、クリスの理解者の立場でもあるようです。
95分の映画です。比較的短めの映画ですが見応えはありました。でも、核テロを防ぐと言う話のはずですが、そう言うシーンより、彼女(リズ)を救うと言うか、むしろ、どうやってFBIに協力しないで済むかと言うことがメインみたいで、核テロを防ぐというテーマはちょっとボケた感じです。その上、最後の最後に大どんでん返しと言うか、究極のご都合主義的設定が。「そこまで話が進んでおいて、そうするかい!」とちょっとビックリしました。でも、その方が、”未来を予知できる男”と言うテーマの物語なので、テーマにぴったりで良かったのかもしれません。"ご都合主義”とかの言葉で、ネガティブな印象を与えてしまいますが、決してつまらない映画と言うわけではありません。娯楽映画として、普通に楽しめます。
最後のエンドロールが、普通の映画では下から上に流れますが、この作品では上から下に流れます。時間を遡ると言うことを表現しているのでしょうか?
映画「NEXT-ネクスト-」のネタバレ・感想4
2分先までの未来が正確に予知できる男、クリス・ジョンソンがテロリストによる核爆発阻止に巻き込まれ、嫌々ながらも阻止に動く物語です。
ただ肝心の「2分先までの未来が正確に予知できる」描写に納得いきませんでした。予知できることとそれに身体の能力がついていくことは別問題です。
しかしジョンソンは、カジノで目をつけられて、大勢の警備員の目をかいくぐり、どんな銃撃も、間一髪かわしてしまいます。それだけではありません。目をつけた理想の女性リズは、その日の内に口説き落として、関係を持つことに成功してしまいます。余りにできすぎた話に違和感を感じました。
FBIとテロリストの追跡から逃れるため、クリスは崖からダイブしたシーンなんか、スナイパーの銃弾を避けながら、山の斜面にわざと車を転落させ、岩石や丸太が転がり落ちる合間をくるりくるりとかわしていくのです。それがクリスの能力なんだといわれればそれまでなんですがねぇ。
それに2分先までの未来しかわからないと知りながら、なんでFBIはクリスの身柄確保に躍起となり、テロリスト側もクリスの暗殺ばかりに囚われるのでしょう。
クリスもクリスで、過去の自分の特殊な能力を使ったことで傷ついたトラウマから散々FBIの捜査協力要請から逃げ回ります。しかし、ことは核爆発のテロですよ。協力しないとクリスも愛するリズも生命の危機にさらされることになぜ気付かないのでしょう。脳天気に逃げ回ります。
そして、散々逃げ回ったあげく、クリスは「俺が間違っていた」と叫びます。でも後悔先立たず。核は爆発し、ジエンドとなってしまいました。これでは何のための予知であったのでしょう。え~うそ~っと叫んだとき・・・(この後は劇場でお楽しみ下さい)
そしてまだまだつっこむところはあります。
クリスを追いかけるFBI捜査官は、クリス以上の「予知らしき能力」があり、クリスが立ち回りそうなところに先回りして現れます。その能力はクリス以上ではないかと思うくらい出来過ぎた出現でした。
ラストでテロリストに人質にされたリズは、一瞬の隙を突いて、なぜかFBI包囲網の方へ駆け寄らず、わざわざテロリストが籠もる建物に逃げ込んで、また捕まってしまいます。これなんかホントテロリストvsクリスたちのバトルの為にわざと捕まったような感じがしてその後の銃撃戦シーンもしらけましたね。
そして何よりもヘンなのは、2分間ルールに原作にない例外を作ってしまったことです。クリスはなぜかリズのことになると2分以上の未来も見えてしまうのです。それについての説明はなし。やはりこの場合も2分間という縛りを徹底すべきでしょう。
また、核爆弾のテロというのも「24」を初め、テレビシリーズや同様な作品で使い古されたテーマです。「24」でもテロのバックボーンには、丁寧な複線を貼っています。 ところがこの作品ではテロリストの正体は皆目不明で、全くリアリティを感じされてくれません。
銃撃戦シーンでは、頑張っているものの何かしらけてしまうのは、こうしたリアリティのなさに尽きると思います。
それでも引退をウワサされるニコライ・ケイジだけに、ファンとしては見納めとなりかねない貴重な作品でしょう。
あまり考えず理屈抜きでアクションを楽しめるので、デートムービーには、いいですね。
とにかくラストの大どんでん返しには、試写会場でも観客一同大きなため息が上がりました。どうひっくり返るのかを楽しみに見に行ってくださいね。
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「ニコラス・ケイジ」について
「ニコラス・ケイジ」こと、ニコラス・キム・コッポラは、アメリカ合衆国の俳優であり、映画監督、映画製作者。1995年の『リービング・ラスベガス』では、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞などで主演男優賞を受賞した。
カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。父オーガスト・コッポラはイタリア系で大学教授兼作家、母ジョイ・フォーゲルザングはドイツ系のバレエ・ダンサー。兄(マーク・コッポラ、クリストファー・コッポラ)がおり、クリストファーは映画監督をしている。父方の祖父は作曲家のカーマイン・コッポラ、祖母は女優のイタリア・ペニーニ。叔父に映画監督のフランシス・フォード・コッポラ、叔母に女優のタリア・シャイア、いとこにソフィア・コッポラ、ロマン・コッポラがいる。
ビバリーヒルズ高校中退。日本語学校に通っていた経験があるため、日本語がある程度話せる。映画でもしばしば披露する他、来日時には日本語で挨拶することもある。
キャリア
1981年に『初体験/リッジモント・ハイ』でニコラス・コッポラとしてデビューする。その後、現在の芸名に変更した。芸名の「ケイジ」の由来はマーベル・コミック社のコミック「パワーマン」の主人公ルーク・ケイジから。若い頃はコッポラ監督の甥と呼ばれることを嫌がっていた。オーディションを受けても、製作者たちの浴びせる質問は彼についてではなく、叔父フランシスのことばかりだったという。本名のコッポラを名乗らず、あえて“ケイジ”の芸名を使うことにしたのも、そのためと言われている。
1995年の『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞。オスカー受賞後は、芸術的な映画に留まらず、大作映画にも積極的に出演した。同業のショーン・ペンはケイジの大作映画出演をいぶかしく思っていると発言した。
サターン・フィルムズ(Saturn Films)という映画制作会社を設立。2000年に『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』に製作者として参加し、2002年には『SONNY ソニー』(Sonny)で監督兼プロデューサーを務めた。その後も、映画制作会社サターン・フィルムズの共同経営者として、いくつかの作品をプロデュースしている。
家族
5度の結婚歴、4度の離婚歴があり、計3人の子供、計1人の孫がいる。
1988年に女優のクリスティーナ・フルトンと交際、1990年12月26日に2人の間に生まれたのが後にブラックメタル・バンド「アイズ・オブ・ノクターン」のリードボーカルを務めるウェストン・コッポラ・ケイジである。
1995年4月8日に女優のパトリシア・アークエットと再婚したが、2001年5月18日に離婚した。2002年8月10日にはリサ・マリー・プレスリーと再婚したが、同年11月15日に離婚を申請し、2004年5月26日に離婚した。ちなみに、ケイジはプレスリーのコレクターでもある。
2004年7月30日にロサンゼルスの寿司店(Kabuki Japanese Restaurant)にてウエイトレスをしていた20歳年下の韓国系アメリカ人女性アリス・キムと韓国系ナイトクラブで出会い、再々婚した。2005年10月3日に長男カル=エル・コッポラ・ケイジが誕生した。名前のカル=エルとは『スーパーマン』が生まれた時の名前である。2016年6月24日広報担当者の話として、同年1月にアリスと離婚していたことが発表された。
2011年4月15日、ニューオーリンズ・フレンチ・クオーターで泥酔して、近くにある住宅を自分の借家だと思い込んで妻アリスを引っ張って行こうとし、さらに喚きながらタクシーに乗り込もうとしてドメスティックバイオレンス、治安妨害、公衆酩酊(日本の「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」違反相当)の容疑で逮捕されたが、日本円で約94万円の保釈金を払い保釈され、仕事を再開した。
2016年6月、妻の浮気により離婚していたことが判明。
2019年3月23日、4度目になる結婚を、ロサンゼルスのタイ料理レストラン(Jasmine Thai Cuisine)経営者の両親を持つメイク・アップ・アーティストのエリカ・コイケ(父は日本人、母はタイ人。1983年アメリカ生まれ)と行ったが、四日後に無効申請を行った。理由は、両人が泥酔中に行った決定であることや、新婦が飲酒運転で逮捕歴があることなどである。そして5月31日に ネバダ州クラーク郡の裁判所により離婚が正式に認められた。
2021年2月16日、ケイジの亡き父の誕生日の日に5度目の結婚を31歳年下の芝田璃子とラスベガスのウェスティンホテルで行った。2022年1月妻が妊娠したことを発表。
趣味
非常に車好きで、フェラーリの現行車種を全車種(限定車のエンツォ等含む)所有している。また、イランのモハンマド・レザー・パフラヴィー元国王が所有していたランボルギーニを所有していたこともある。
アメリカンコミック好きでも知られ、自身の芸名は元より、息子にまでアメコミキャラクターの名を付けるほどである(カルエルはスーパーマンの本名)。彼のコミックコレクションをオークションにかけた際に出品された400品目の中には、『アクションコミック』1号や『ウィズコミック』1号、『ディテクティブコミック』38号、『オールスターコミック』3号等のレアアイテムが目白押しで、総落札額は160万ドルに達した。また、日本の成年コミックに並々ならぬ興味を示しており、「論ずるに値する」と述べている。
しかし一方で、「15歳の頃からコミックは読んでいない」と、コミックオタクという印象を否定する発言がある。
また、カルト映画も好きで、同じ趣味のラモーンズのリーダー、ジョーイ・ラモーンとは親友だった。そのため、ケイジは彼が好きだったカルト映画『ウィッカーマン』を自費で2006年にリメイクし、ラストに「ジョーイ・ラモーンに捧ぐ」とクレジットした。しかしそのため、ラジー賞主演男優部門をはじめ5部門にノミネートされる結果となった。
ガレージキットのコレクターでもあり、まんだらけを過去4回訪れている。その度に段ボール数箱分の買い物をするため、ニコラスが来た日は売り上げが跳ね上がるという。過去一番大きな買い物は、高さ1.5メートルのガメラ(40万円)。
金銭
かなりの浪費家として知られ、古城、高級車、恐竜の化石や骨、コミックコレクションなどを派手に購入していたニコラスだが、その浪費癖から資金難になってしまい、2009年8月には200万ドル(日本円で約1億8000万円)の債務不履行で銀行から訴えられているほか、2007年と2008年分の未納分税金や延滞分利子および罰金などで630万ドル(約5億6700万円)を滞納していることが明らかになった。2012年11月現在で約600万ドル(約4億8,000万円)の滞納金があると報道されている。ニコラスは元ビジネス・マネージャーのサミュエル・レビンの不適格なアドバイスが財政難の原因と釈明し、彼を相手取って2000万ドル(約18億円)の訴訟をおこしたが示談が成立している。
2009年11月、『ピープル』誌によれば、ニコラスがニューオリンズのフレンチ・クォーターの一角に所有していた2軒の家が競売で売られた。この2軒は税金の滞納で差し押さえられていたもので、落札者はニコラスがローンを組んでいるリージョンス銀行。2軒ともこの銀行が落札したが、他に入札者はいなかったという。資産価値は合計で680万ドル(約6億1200万円)だが、落札金額は450万ドル(約4億500万円)とお買い得だったようだ。他にも担保としてラスベガス近郊の高級住宅地のベルエアに所有する豪邸を1100万ドル、マリブの豪邸を1000万ドルで競売に出したが買い手が付かず、銀行に差し押さえられた。さらにロードアイランドにある豪邸も差し押さえられ、オークションで競売にかけられている。
先述の通り、かなりの車好きで、フェラーリの現行モデルはほぼ所有しているが、2010年3月に高級車のロールス・ロイスのリースを巡って訴えられた。2007年に55万ドル(約4950万円)相当の1964年型のロールス・ロイスSCを月々7663ドル(約69万円)で5年リースし、その4ヵ月後には24万5000ドル(約2200万円)相当の2002年型も月々3630ドル(約33万円)で5年のリース契約を結んだ。ところが税金滞納などの財政難により、月々の支払いができず、2台とも途中でリース契約を打ち切ることになったため、契約違反でリース会社から合計24万2000ドル(約2180万円)の損害賠償を求める訴えを起こされた。借金返済のために世界各地に所有していた豪邸に続き、ついに高級車を手放さざるを得なくなった。
財政難で窮地に立たされているニコラスだが、2010年4月、米TMZ.comによれば、アメリカのルイジアナ州、ニューオーリンズに高さ約2.7メートルの白いピラミッド型の墓を自分用に購入しているようだ。なぜ、ピラミッド型を選んだのかは定かではないが、ニコラスが伝説の秘宝を追う歴史学者兼冒険家に扮したアドベンチャー大作『ナショナル・トレジャー』シリーズにヒントを得たのではないかと言われている。
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