牡丹と薔薇1話2話3話4話の無料動画・見逃し配信！

フジテレビで放送されているドラマ「牡丹と薔薇」の1話、2話、3話、4話の見逃し配信と1話から最終回結末まで全話の無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャストや原作情報、再放送のことなどを紹介したいと思います！

ハムレット

このドラマ「牡丹と薔薇」は、数奇な運命に翻弄され苛酷な人生を歩む姉妹・牡丹（ぼたん・真世／大河内奈々子）と薔薇（香世／小沢真珠）の、34年に及ぶ壮大な愛と狂気の物語で、大人気です！

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ドラマ「牡丹と薔薇」1話のあらすじ・ネタバレ

看護師の鏡子（川上麻衣子）は三十三歳。お互いに束縛しないという約束で、建築家の豊樹（神保悟志）と同棲して八年になる。年齢的なことも考え、鏡子は今、子どもが欲しくてたまらなかった。が、医師から妊娠しにくい体といわれ、焦燥感にかられる。豊樹は蒲原（蒲田哲）と「海設計事務所」を共同経営していた。若手の建築家のホープで、精力的に仕事に取り組む。

ある夜、豊樹は「アルマ建設」のパーティーで、社長令嬢・富貴子（北原佐和子）と親しくなる。豊樹に一目惚れした富貴子は父・泰造（佐藤仁哉）に豊樹を紹介し、パーティーが終わった後、豊樹を割烹料理店「みはる」に案内する。店のママ・美晴（新藤恵美）は泰造の愛人だった。

川上麻衣子　神保悟志　北原佐和子　佐藤仁哉　新藤恵美　ほか

ドラマ「牡丹と薔薇」2話のあらすじ・ネタバレ

パーティーで豊樹（神保悟志）に一目惚れした富貴子（北原佐和子）は、数日後、自宅に電話をかける。すると、女性が出たので落ちこむ。そんな富貴子に、美晴（新藤恵美）は、恋のライバルがいるなら奪えばいい、と発破をかける。富貴子はもう一度豊樹に電話をかけ、明日会いたいと伝える。翌日、美晴の店で、豊樹と富貴子は会う。二人は話がはずみ、今度一緒に旅行へ行こうと盛り上がる。

富貴子を家まで送った豊樹は、泰造（佐藤仁哉）に勧められるまま野島家に泊まる。母・冬子（一柳みる）は豊樹が鏡子（川上麻衣子）と同棲していることを調べていたが、泰造は気にかけなかった。その頃、鏡子はまんじりともせず一夜を明かしていた。

川上麻衣子　神保悟志　北原佐和子　佐藤仁哉　一柳みる　新藤恵美

ドラマ「牡丹と薔薇」3話のあらすじ・ネタバレ

豊樹（神保悟志）は初めての無断外泊をする。翌朝、野島家から設計事務所に顔を出すと、心配した鏡子（川上麻衣子）から電話がかかってくる。その日の午後、豊樹は泰造（佐藤仁哉）から会社に呼び出される。が、何時間待っても、泰造は現れない。そのうちホテルの設計図を見つけた豊樹は興味にかられて、自分なりの設計図を書き始める。夜半過ぎ、泰造が社長室へ行くと、豊樹が時のたつのも忘れて製図に没頭していた。

泰造は豊樹のことを気にいる。二カ月後、豊樹は富貴子（北原佐和子）と熱海へ旅行に行き、結ばれる。豊樹が旅行から帰ると、鏡子から妊娠したことを告げられる。

川上麻衣子　神保悟志　北原佐和子　佐藤仁哉

ドラマ「牡丹と薔薇」4話のあらすじ・ネタバレ

鏡子（川上麻衣子）から妊娠を告げられた豊樹（神保悟志）は、処置してほしいと頼む。鏡子は拒否。苦しい悪阻にも耐える。そんな折、鏡子は医師から想像妊娠だと告げられ、愕然とする。豊樹は泰造（佐藤仁哉）から、富貴子（北原佐和子）との結婚の準備を進めることをきりだされる。但し、鏡子との関係をきちんと清算するよう釘をさされる。豊樹は鏡子に別れをきりだす。鏡子は応じず、あくまでも妊娠しているふりを続ける。

困った豊樹は美晴（新藤恵美）にすべてを打ち明けて相談する。そして、鏡子と暮らしたマンションを出て行く。数日後、結婚式の申し込みのため、豊樹は富貴子とホテルへ出向く。そこへ、薄笑いを浮かべた鏡子が…。

川上麻衣子　神保悟志　北原佐和子　佐藤仁哉　新藤恵美　ほか

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ドラマ「牡丹と薔薇」全話のあらすじ・ネタバレ

#1 ３３歳の焦燥
33歳の看護師・鏡子は、お互いに束縛しないという約束で建築家の豊樹と同棲していたが、子供が欲しくてたまらなかった。ある夜、豊樹はアルマ建設のパーティで、社長令嬢・富貴子と親しくなるが...。

#2 初の無断外泊
豊樹に一目惚れした富貴子に、美晴は「恋のライバルがいるなら奪えばいい」とハッパをかける。翌日、美晴の店で会った2人は話が弾み、今度一緒に旅行へ行こうと盛り上がる。豊樹は富貴子を家まで送るが...。

#3 秘密の小旅行
豊樹は初めての無断外泊をする。翌朝、野島家から設計事務所に顔を出すと、心配した鏡子から電話がかかってくる。その日の午後、豊樹は泰造から会社に呼び出されるが、何時間待っても泰造は現れず...。

#4 不気味な妊娠
鏡子から妊娠を告げられた豊樹は、処置してほしいと頼むが鏡子は拒否。そんな折、鏡子は医師から想像妊娠だと告げられ、がくぜんとする。豊樹は泰造から、富貴子との結婚準備を進めるよう切り出されるが...。

#5 美味しいダイヤ
マンションを出た豊樹は、設計事務所で寝泊まりする。ある日、妊婦姿の鏡子が事務所に現れ、逆上した豊樹は鏡子を美晴のところへ連れていく。妊娠が嘘だと見抜いた美晴は、豊樹のことを諦めるよう言い聞かせるが...。

#6 女同士の火花
富貴子がウエディングドレスの試着に行った帰り、突然鏡子に呼び止められる。富貴子が豊樹に贈ったダイヤのネクタイピンを差し出した鏡子は、豊樹と同棲していたことを話し、彼を奪わないでほしいと泣きじゃくる。

#7 怨念の遺書…
鏡子が野島家のガレージで自殺未遂を起こす。泰造は富貴子に知られないよう速やかに処理をするが、富貴子は鏡子の遺書を見つける。富貴子は鏡子の病室を訪ね、豊樹のことを諦めるよう辛辣な言葉を浴びせる。

#8 消えた赤ん坊
富貴子が女児を出産し、「真世」と命名される。病院で豊樹らの動向を探っていた鏡子は、深夜になって新生児室に忍び込み、富貴子の赤ん坊を連れ去る。翌朝、赤ん坊が突然消え、病院は大騒ぎ。富貴子は半狂乱になる。

#9 疑惑のミルク缶
赤ん坊の捜査のため、刑事が鏡子のマンションを訪ねる。鏡子は赤ん坊などいないと否定し、それ以上の追及を許さなかった。納得できない富貴子はこっそり鏡子のマンションに忍び込み、粉ミルクの缶を見つけるが...。

#10 孝行娘と我儘娘
昭和47年10月、鏡子が育ててきた富貴子の子・ぼたんは満1歳の誕生日を迎える。一方、富貴子は女児を出産し「香世」と名付けられる。昭和60年11月、鏡子は板前の友重と結婚。ぼたんは中学2年生になる。

#11 友情のブローチ
ぼたんと香世は鏡子の働く病院で偶然出会い、仲良くなる。お互いの電話番号を教えあい、香世は胸に飾ったバラのブローチをぼたんにプレゼントする。その日、富貴子と豊樹も冬子の見舞いに訪れ、2人を見た鏡子は...。

#12 恐れていた再会
病院での出会いから数日後、香世はぼたんを呼び出し、美晴の店へ連れていく。そこへ偶然富貴子もやってきて、ぼたんと顔を合わせる。ぼたんに好印象を抱いた富貴子は、今度家に連れてくるよう香世に言うが...。

#13 裏切りの情事
鏡子は豊樹にぼたんのことを告白しようとするが、どうしても言えなかった。だが、このままではいけないと、数日後もう一度会う。思い詰めた様子の鏡子を見て、豊樹は自分への未練だと誤解し、2人は寄りを戻す。

#14 帰らない父親
イブの夜、ぼたんは和人を連れて野島家に遊びにいく。弟の世話を焼くぼたんに香世はかんしゃくを起こし、一方的に絶交を宣言。その頃、鏡子は豊樹と密会しており、それを知った友重は子供たちに鏡子の浮気をばらす。

#15 浮気の証拠品
冬子は富貴子に実の母親のことを告白し、心残りのないよう美晴と和解する。一方、鏡子は豊樹にぼたんを会わせたいと思い、アパートに案内する。だが、豊樹が母の浮気相手だと察したぼたんは顔をこわばらせる。

#16 母親の愛人
富貴子は鏡子と寄りが戻ったのではないかと豊樹を問い詰める。豊樹はしらばくれるが、逆上した富貴子は離婚を口走る。その時、冬子が危篤だという連絡が入り、2人は病院へ駆けつけ、香世も呼び寄せる。

#17 社長室への客
母の愛人が香世の父親だと知ったぼたんはショックを受けるが、誰にも言えずひとりで苦しむ。一方、豊樹の浮気を知った泰造は激怒し、離縁させようとする。豊樹は反発し、富貴子にも離婚はしないと断言する。

#18 涙の絶交宣言
豊樹の顔を見て突然逃げだしたまま会えなくなったぼたんに、香世は電話をかける。すると、ぼたんは涙声で「訳は言えないが、もう会えない」と告げる。納得のいかない香世は、ぼたんの家に駆けつけるが...。

#19 特別なバイト
ぼたんと香世が別れ別れになったまま、7年の歳月が流れる。平成4年12月、21歳になったぼたんは青山の洋装店で働いていた。一方、鏡子は卵巣の摘出手術を受けてから体調が優れず、思うように働けなかった。

#20 七年後の奇跡
家計を助けるためにデートクラブで働くことにしたぼたんは、客として現れた豊樹と再会。仕事と割り切って豊樹に身を任せようとするぼたんを豊樹は叱り、事情を聞く。豊樹はぼたんに会ったことを富貴子に話し...。

#21 投げられた灰皿
豊樹から香世の世話係を頼まれたぼたんは、野島家に引っ越してくる。ぼたんは香世との再会に胸を躍らせるが、香世の態度は冷たかった。7年前、ぼたんから絶交を言い渡された悔しさが忘れられないのだ。

#22 意地悪なバラ
野島家に来て2日目、極端な主従関係を押しつけようとする香世に、ぼたんは以前のように友達として接すると宣言。香世はあざ笑い、相変わらず召使いのようにぼたんを顎で使う。そんななか、鏡子が一時退院する。

#23 不良のパーティ
香世の命令でぼたんが自宅から戻ると、香世は部屋で遊び仲間たちとみだらなパーティを開いていた。香世はみんなの前でぼたんを召使いのように扱い、揚げ句に嫌がるぼたんに無理やり口移しで酒を飲ませる。

#24 抜き取ったお金
深夜、香世が怖い夢を見たと言ってぼたんのベッドに潜り込んでくる。ぼたんは香世が安心して眠れるよう懐かしい歌を歌う。翌朝、ぼたんが目を覚ますと香世はおらず、香世はぼたんのベッドで眠ったことを否定する。

#25 余命一ヵ月…
夜間のデザイン教室に通いだしたぼたんは、雅也から食事に誘われる。着いた先は偶然にも美晴の店だった。ぼたんに気づいた美晴は、富貴子がぼたんを嫌っていることを告げる。雅也はぼたんを慰め、優しくキスをする。

#26 恋の妨害工作
洋装店を訪れた香世は、雅也にドレスを作ってほしいと告げる。打ちあわせ場所のレストランで、香世は雅也を一流のデザイナーに押し上げたいと言い、そのためにはぼたんを捨てて自分と付き合うべきだと誘惑する。

#27 切られたドレス
豊樹は鏡子に、ぼたんの出生について真実を教えてほしいと懇願するが、鏡子は口を閉ざす。数日後、香世が仮縫いのため洋装店にやってくる。香世は再び雅也を食事に誘うが、雅也はぼたんと先約があると言って断る。

#28 証拠の花刺繍
鏡子はぼたんを病院から盗んだことを野島夫妻に告白。その時にぼたんが身に着けていた刺繍入りの産着を差し出す。豊樹は自分の直感が当たっていたことを喜び、家族4人で暮らせる幸せを思うが...。

#29 帰ってきた長女
鏡子の葬儀の翌日、和人は医学部に合格し、ぼたんと和人は祝杯を挙げる。次の日、アパートを訪れた豊樹は、和人が卒業するまでの援助を約束。和人は野島家の家族になるぼたんのことをよろしくと豊樹に頼む。

#30 悪意のシナリオ
ぼたんは洋装店での仕事を再開。その夜、雅也はぼたんをホテルへ誘うが、そういう雰囲気になれなかったぼたんは逃げだしてしまう。がっかりした雅也は美晴の店へ行き、偶然会った香世にぼたんのことを相談する。

#31 のぞかれた情事
香世に唆された雅也は、その夜ぼたんをわがものにしようとする。だが、香世の小細工に気づいたぼたんは雅也を拒絶。翌日、ぼたんと雅也をどうしても別れさせたい香世は、遊び仲間の女に雅也を誘惑させる。

#32 嫉妬の小悪魔
ぼたんを裏切った雅也は自己嫌悪に陥り、酒に溺れる。そんな雅也に、追い討ちをかけるように非難の言葉を浴びせる香世。雅也は発狂したように道路に飛び出し、車にひかれて即死。翌日、ぼたんは雅也の死を知り...。

#33 恋に落ちる予感
雅也の死を乗り越え、ぼたんは野島家の家族として新しい生活を始める。ぼたんと香世は姉妹の絆を改めて感じ、両親もそんな2人の成長を楽しみにする。1年後、ぼたんは1周忌を迎える鏡子の墓参りにいくが...。

#34 初めてのデート
由岐雄が友人の外科医・賢太郎を連れて野島家にやってくる。香世は、ぼたんと由岐雄が互いに好意を持っているのを察して不機嫌に。数日後、ぼたんが由岐雄に誘われてテニスをすると、香世も賢太郎とデートをする。

#35 真夜中の儀式
両親のいない夜、ぼたんと香世は由岐雄と賢太郎を食事に招く。そして、由岐雄をぼたんの部屋に、賢太郎を香世の部屋に泊める。香世の提案で、姉妹は同じ時刻にそれぞれ愛する男性に処女をささげる約束だった。

#36 理解不能な女心
由岐雄を自分の後継者にと考える豊樹は、ぼたんとの結婚を由岐雄に打診。由岐雄は率直にぼたんを愛していることを告白する。ぼたんも由岐雄を愛していたが、香世のことを考えると結婚にまで踏み切れず...。

#37 婚約の日の悲劇
結婚を急かせる豊樹のお膳立てで、ぼたんと由岐雄は婚約の日を迎える。香世はぼたんをうらやましがり、自分は由岐雄の妾になりたいと言い出す。祝宴が終わり、帰宅していたぼたんは突然3人の男たちに襲われ...。

#38 おぞましい真相
自分を襲った男たちが香世の仲間だと知ったぼたんは、香世を問い詰めるが、香世は平然と自分が指図したことを認める。香世が男たちに礼金を渡すのを目撃した和人は、彼女を警察へ連れていこうとするが...。

#39 延期された結婚
香世がぼたんを傷つけたことを知った豊樹は、香世を殴りつける。だが、ぼたんは香世から由岐雄を奪った自分が悪いのだと香世をかばう。その時、逆上した友重が包丁を振りかざして香世に襲いかかり...。

#40 事故のニュース
ぼたんは香世のために由岐雄との結婚を諦めようとし、香世はぼたんこそ由岐雄と結婚すべきだと主張する。2人におもちゃにされているようで不愉快な由岐雄は、結婚の延期にも納得がいかなかった。

#41 債権者の乱入
豊樹と富貴子が飛行機事故で帰らぬ人となる。残されたぼたんと香世は、お互いの幸せのために力を合わせて生きるよう誓いを立てる。そんな矢先、豊樹の会社に債権者たちが押しかけてくる。会社は倒産の危機にあった。

#42 卑劣な交換条件
ぼたんが美晴に今後のことを相談すると、客で援助を申し出てくれた人がいるという。だが、その人物こそ象造だった。象造は自らが社長となり再建に取り組むと主張するが、条件としてぼたんに愛人になるよう告げる。

#43 思い出の一夜
象造がぼたんを愛人にしようとしているのを知った由岐雄は、象造と対決するが、虫けらのようにあしらわれる。一方、ぼたんは香世に由岐雄と結婚するよう言い含め、象造に愛人の承諾をして、固めの杯を交わす。

#44 愛人生活
6月、香世と由岐雄の結婚式が執り行われる。ひとりになったぼたんのもとに象造が訪れ、その夜ぼたんは初めて象造と関係を持つが、突然の吐き気に襲われる。ぼたんは妊娠2カ月で、由岐雄との子供だった。

#45 正妻の嫌がらせ
象造はアルマ建設の社長に納まり、由岐雄を製作部長に取り立てる。ぼたんは念願が叶い、洋装店のオーナーに。ある日、店に象造の本妻・せい子がやってくるが、せい子は麗香が象造に似ていないと疑惑の目を向ける。

#46 夫婦のすきま風
和人からぼたんの暴行事件の真相を知らされた由岐雄は衝撃を受け、常識では考えられないぼたんと香世の関係にがくぜんとする。そんななか、由岐雄は1週間の予定で上海出張へ出かけ、香世は寂しがるが...。

#47 半狂乱の告白
上海から帰った由岐雄は、麗香にせがまれるまま野島家に1泊する。実の親子とも知らず仲良く眠っている由岐雄と麗香を見て、嗚咽が込み上げてくるぼたん。翌朝、学校へ行く麗香を象造が迎えにくるが...。

#48 嫉妬の出向命令
麗香が自分の子供だと知った由岐雄は、足しげく麗香に会いにくる。麗香も由岐雄が来るのを楽しみにして、今度ディズニーランドへ行こうと約束する。そんな2人に嫉妬した象造は、由岐雄に上海への長期出向を命じる。

#49 出張前夜の密会
上海出張への出発前夜、由岐雄からぼたんに会いたいと電話がかかってくる。ぼたんは出かける支度をするが、香世がやってきたので行くのをやめる。一方、象造は麗香が自分に懐かないので、ぼたんに八つ当たりする。

#50 狂乱する香世
一時帰国した由岐雄がぼたんに会うため野島家を訪れる。だが、間の悪いことにそこへ香世がやってくる。由岐雄はとっさに麗香の部屋に隠れ、麗香に父親の名乗りをする。そして、2人だけの秘密だと固く口止めをする。

#51 九年間の裏切り
香世のせいで麗香がけがをして入院。麗香の血液型を知った香世は、麗香の出生に疑問を抱く。香世は象造や和人に探りを入れ、麗香が由岐雄の子だと確信。1週間後、麗香が退院し、由岐雄が上海から駆けつける。

#52 狂った脅迫者
由岐雄は会社を辞める決心をする。象造はプライベートと仕事は別だと言い、由岐雄にぼたんは渡せないが、麗香を引き取ったらどうかと持ちかける。だが、ぼたんは麗香を手放すことなどできなかった。

#53 連れ去られた子
麗香に会えなくなった由岐雄は寂しくてたまらず、美晴を通じて麗香を預かりたいとぼたんに頼む。一方、麗香も由岐雄の顔が見えなくなり、食事も喉を通らない。そんなある日、ぼたんの留守中に香世が麗香を連れ出す。

#54 秘密の甘い時間
由岐雄のもとに預けられた麗香は、ぼたんを恋しがることもなく新しい生活に馴染んでいた。香世は一生懸命に母親代わりを務める。一方、ぼたんは麗香を手放したことを後悔し、魂の抜けたような生活を送っていた。

#55 悔し涙の尾行
ぼたんと由岐雄の仲を疑う香世は、麗香をぼたんに会わせようとしなかった。麗香は家に帰りたかったが、香世が怖くて言い出せない。そんなある日、ぼたんと由岐雄の密会現場を目撃した香世は、麗香に八つ当たりする。

#56 いたいけな人質
由岐雄は麗香をぼたんのもとへ帰そうとするが、香世の監視の目が厳しくて手出しができない。そんなある日、麗香からぼたんに助けを求める電話がかかってくる。マンションに閉じ込められ、学校にも行けないという。

#57 告げられた病名
ぼたんは麗香を連れ戻そうとするが、失敗に終わる。そんなある日、由岐雄が帰宅すると麗香が鎖につながれていた。由岐雄はすぐに麗香を連れ出そうとするが、香世が反撃。由岐雄は香世を殴りつけるが...。

#58 死なないでッ！
ぼたんが余命半年と知り、半狂乱になる香世。一方ぼたんは、自分がいなくなれば争い事もなくなると運命を冷静に受け止めていた。和人から腎臓移植の話を聞いた香世は、ぼたんのドナーになることを申し出る。

#59 退院の日の衝撃
香世から腎臓を提供してもらったぼたんは、順調に回復していた。それから間もなく、歩けるようになったぼたんは香世の病室を訪ねる。香世は目が見えないことを悟られないよう、必死に取り繕うが...。

#60最終回 永遠の姉妹愛
ぼたんは失明した香世と信州の別荘に移り、2人きりで暮らし始める。半年後、麗香がぼたんを恋しがって泣きだす。象造は2人を野島家に呼び戻し、由岐雄、麗香も含めて5人で一緒に暮らそうと提案するが...。

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「牡丹と薔薇」について

「牡丹と薔薇」は、東海テレビの制作により、フジテレビ系列で、2004年1月5日から3月26日まで放送された昼ドラである。全60回。

数奇な運命に翻弄され苛酷な人生を歩む姉妹・牡丹（ぼたん・真世／大河内奈々子）と薔薇（香世／小沢真珠）の、34年に及ぶ壮大な愛と狂気の物語。東海テレビ昼ドラお得意のドロドロ愛憎劇の究極とも言える作品。「役立たずのブタ!」、「パパ嫌、パパイヤよ」などの濃いセリフや目まぐるしいストーリー展開でボタバラ旋風を巻き起こし、番組終了後も根強い人気を誇る。

母・鏡子（川上麻衣子）が2カラットダイヤ付きタイピンを「おいしい、おいしい!」と飲み込み、さらに「出すときは子供を産むのと同じぐらい辛い思いをしたの」と不敵な笑みを湛えるシーンや、香世がぼたんと浮気をする清原由岐雄（西村和彦）へ牛皮財布にグレイビーソースをかけた珍料理財布ステーキを出すシーンが、特に衝撃を与えた。珍料理は2002年の同じく中島丈博脚本『真珠夫人』でも“たわしコロッケ”が登場しているが、中島脚本による次回作『偽りの花園』でもどんな珍料理が登場するか話題になった。

2004年4月14日には『クイズ!ヘキサゴン・牡丹と薔薇スペシャルバトル』が放送され、レギュラー陣6人が出演している。同年7月にはDVD-BOXが発売された。
2007年1月15日から中国CCTV8チャンネルで『牡丹與玫瑰』のタイトルで、毎日22:00から放送されたが、現地中国では「CCTVは公の場で謝罪しろ」など反発が相次いだ。特に姉妹間のレズビアンシーン、暴力シーンが反発を呼んだ（参照：中國中央電視台・牡丹與玫瑰事件）。

2011年11月にはサンセイR&Dよりパチンコ「CR牡丹と薔薇」を発表、翌2012年1月から稼動した。本機種向けの新規収録ムービーも演出に加えられた。東海テレビ昼ドラマとしては初のパチンコ化された作品となった。2012年1月からタイアップとして深夜枠で東海テレビで4話ずつ再放送されていた。

『新・牡丹と薔薇』の第1・2話には、2004年版のヒロインでもある大河内奈々子と小沢真珠、清原由岐雄役の西村和彦が看護師と産婦人科医役、第1話には三上鏡子役の川上麻衣子がヒロインの恋人の母親役、2015年12月29日放送の第22話には、2004年版でヒロイン2人の父親・野島（是沢）豊樹役の神保悟志が貸金融業社長役で登場した。

あらすじ
昭和45年、看護婦の上村鏡子は33歳。建築家である年下の恋人・是沢豊樹と同棲して8年になる。年齢的なこともあり鏡子は子供が欲しくてたまらなかった。一方、豊樹はパーティーで巨大建設会社アルマ建設の社長・野島泰造の一人娘・富貴子と知り合う。 彼らは恋に落ち、富貴子はそれから3か月足らずで豊樹の子を妊娠する。同じ頃鏡子も妊娠するが、それは想像妊娠であり、妊娠しにくい体である事を医師に宣告された。 それでも鏡子は豊樹をひき止めようと妊婦の振りをするが、腹に付けていた水枕が落ち知られてしまう。後日、アパートから豊樹の荷物が跡形も無く消えていた鏡子は愕然とし、号泣する。昭和46年6月、豊樹は富貴子と結婚し野島家に婿入りし、10月13日に女児が生まれ真世と命名するが、その夜、真世は産院から誘拐される。その犯人はあろうことか鏡子であった。 子供欲しさと復讐のために豊樹達の行動を監視して真世のベッドを把握、看護婦という立場を利用し、巡回と偽って新生児室に忍び込み、真世を奪い去ったのである。警察や富貴子からの追及を巧みに逃れた鏡子は、真世を「ぼたん」と名付け自分の娘として育てる。 それが後にぼたんこと真世を過酷で陰惨な運命に導いた事を意に介さないように…。一方、真世を鏡子に奪われた事を突き止める事が出来ず、悲嘆に暮れていた野島夫妻は翌年また女児を授かり、香世と命名する。

月日は流れ、ぼたん（真世）が中学2年生になった昭和60年、香世という一つ年下のダイヤモンド付きの薔薇のブローチを持ち歩く金持ちの友人ができる。香世はそのブローチをぼたんにプレゼントし、二人は実の姉妹であることも知らずに友情を育むが、ふとしたことがきっかけでぼたんは香世に翌年、一方的に絶交を言い渡してしまう。

7年後の平成4年12月、21歳になったぼたんは家計を助けるためデートクラブで働くことにするが、最初の客として現れたのは香世の父・豊樹であった。豊樹はぼたんを抱かず、野島家の住み込み侍女として雇うことに。しかし昔絶交を言い渡された悔しさを忘れられない香世の数々の仕打ちが彼女を待ち受けていた。やがて全ての人が真実を知る日が訪れ……。

「牡丹と薔薇」の主な登場人物

野島 真世→三上 ぼたん→野島 ぼたん
演：田島穂奈美→大河内奈々子
野島家長女。産まれてすぐに鏡子から誘拐され「ぼたん」と名付けられる。中学生の頃、実妹とは知らずに野島香世と義母・鏡子が働く病院で知り合い、親友に。友情を深めるが、鏡子の不倫相手が豊樹だと知り、ショックを受ける。この事がきっかけとなり、香世に絶交を言い渡す。
成人後、母の入院費や生活費を稼ぐために、ブティックでお針子として働く傍らデートクラブへ登録。客として現れた、豊樹と再会。現在の境遇を打ち明けた事がきっかけとなり、野島家で家政婦として働く事になる。香世と再会を果たすが、いじめに遭いついに野島家を出て行く事を決意。鏡子から出生の秘密を打ち明けられ、驚く。のちに交際していた、雅也の事故死をきっかけに香世に絶交を言い渡した本当の理由を告白し、和解した。
由岐雄と恋に落ちるが、香世の事を考え身を引き浅間の妾になる事を決め、由岐雄への思いを断ち切る為、浅間と関係を持つ前に由岐雄と結ばれ妊娠（後の麗香）する。麗香を通して由岐雄との仲が再燃。不倫関係になり、香世と壮絶な争いに。物語終盤、腎臓病を発症するも移植手術を受け、全快。その後は香世と暮らしている。

野島 香世→清原 香世
演：安谷屋なぎさ→小沢真珠
ぼたん（真世）の妹、野島家次女。真世の誘拐事件から1年後に産まれた娘。中学生の頃、まだ実の姉妹とは知らずにぼたんと出会うが、父・豊樹の不倫が原因で、ぼたんから一方的に絶交を言い渡され、恨みを抱く。成人後に再会し、家政婦として目の前に現れたぼたんへ執拗ないじめを繰り返す。のちに、生き別れた姉だと分かり和解。
ぼたんが自身の姉として、野島家で暮らし始めて1年が経った頃、中学時代から片思いしていた由岐雄がぼたんと恋に落ちた事がきっかけとなり身を引こうとするが、彼女の結納当日、仲間にぼたんを輪姦させる暴挙に出た。これに怒ったぼたんの義父・友重から怒鳴り込まれ、殺害されそうになる。両親の死後、ぼたんが浅間の妾になり、彼女から説得され由岐雄と結婚。だが、二人が不倫関係になった事から、再び凄まじい争いとなる。これがきっかけで、目を負傷し、網膜剥離となり失明。

上村 鏡子→三上 鏡子
演：川上麻衣子
ぼたんの義母。看護婦。豊樹と同棲していたが破局。その後、豊樹・富貴子への嫉妬心と子供が欲しかった事から、2人の間に産まれた娘・真世を誘拐し「ぼたん」と名付け密かに育てる。その後友重と結婚し和人を出産。再会した豊樹と一時不倫関係になる。やがて病を患い、死の直前、野島夫妻に真実を明かし謝罪。他界する。

是沢 豊樹→野島 豊樹
演：神保悟志
ぼたん・香世の父、麗香の祖父。鏡子と同棲していたが、彼女を捨てて富貴子と結婚し野島家の婿養子に。ぼたんと香世が中学生時代に、鏡子と再会。その頃から、舅・泰造とはアルマ建設の経営を巡り対立するように。鏡子と不倫関係になってしまい、その事がぼたん・香世の友情を決裂させる原因に。ぼたん輪姦事件からしばらくして、富貴子と共にアルマ建設のアメリカ支社閉鎖のため搭乗した飛行機が墜落、死亡した。

野島 富貴子
演：北原佐和子
豊樹の妻、ぼたん・香世の母、麗香の祖母。アルマ建設社長令嬢。パーティーで出会った豊樹と恋に落ち、旅行先で結ばれて妊娠。ウエディングドレスの試着に訪れた際、鏡子から豊樹を返して欲しいと訴えられるが、きっぱりと拒否。その後、鏡子が自宅ガレージで自殺を図り、搬送されて入院している時に病室を訪れ、罵声を浴びせた事が、鏡子によるぼたん略奪の原因に。香世が中学生の頃、豊樹の不倫を知り激怒。その直後、父・泰造が豊樹と経営を巡り対立した末、病に倒れた事がきっかけとなり、夫婦仲に亀裂が入る。豊樹と共にアメリカへと向かう飛行機が墜落・死亡した。

清原 由岐雄
演：西村和彦
野島家の遠縁。ぼたんが義母・鏡子の墓参りをしている時に知り合う。その後、ぼたんと婚約するが、嫉妬した香世による輪姦事件が原因で暗礁に乗り上げ、野島夫妻の死後、浅間象造がぼたんを妾にした事で破局。その後、香世と結婚。のちに麗香が実の娘と知ったきっかけで愛が再燃。再び姉妹の愛憎劇に巻き込まれる事に。

内田 美晴
演：新藤恵美
泰造の愛人、富貴子の実母、ぼたん・香世の祖母、麗香の曾祖母。小料理店『みはる』を経営。ぼたんたちを暖かく見守る。

野島 泰造
演：佐藤仁哉
富貴子の父、ぼたん・香世の祖父、麗香の曾祖父。アルマ建設社長。香世が中学生の頃、豊樹とは会社の経営等をめぐり、対立するように。冬子の没後、脳梗塞で倒れしばらくの後死去。この事がきっかけとなり、豊樹と富貴子の夫婦仲に亀裂が入る。

野島 冬子
演：一柳みる
泰造の妻、富貴子の義母。アルマ建設社長夫人。穏やかな性格。香世が中学生の時に病死。

三上 友重
演：吉満涼太 (現・吉満寛人)
鏡子の夫、ぼたんの義父、和人の父。腕のいい板前だったが酒浸りの日々を送る。鏡子と豊樹の不倫を知ると激怒し家を出た。ぼたんが野島家で長女として暮らして1年が経ったころ、ひょっこり現れ豊樹に金をせびる。和人からぼたんの輪姦事件と結婚話が流れた事を知り激怒。野島家へ乗り込み香世の陰謀を暴露、さらに香世を殺害しようとするが、かばったぼたんを刺してしまう。和人が医師になる頃に病死。

三上 和人
演：春山幹介→萬雅之
ぼたんの義弟、鏡子と友重の息子。姉思いの青年。成人後は医師に。ぼたんが野島家の長女として暮らし始め、しばらくしてから由岐雄との結納直後、ぼたんが香世の雇った男達から強姦された事を知り、激怒。十数年ぶりに現われた、父・友重に打ち明けた。それ以来、香世とは犬猿の仲。物語終盤、香世に監禁された麗香を救出しようと清原家に向かうが、激怒した香世に金属バットを向けられ、追い返された。

柏木 雅也
演：白川裕二郎
ぼたんが働くブティックのデザイナー。ぼたんと交際していたが、香世の陰謀により破局。その後、自暴自棄になり車道に飛び出して事故死する。

牧 賢太郎
演：井田国彦（現・井田國彦）
由岐雄の友人、医師。香世に一目ぼれ。香世からは「イノシシ野郎」と呼ばれている。香世が由岐雄をあきらめるため、付き合っていたが、のちにフラれた。

野島 麗香
演：小池彩夢
ぼたんと由岐雄の娘。表向きは浅間の子と思われている。父である浅間とは歳が離れている事もあり全く懐かず「パパ嫌、パパイヤよ」と言い放つ。

浅間 象造
演：峰岸徹
野島夫妻が飛行機事故で墜落死した直後、アルマ建設社長に就任。「(象造曰く)色黒で、髪が薄く禿げかかっている下品で知性もない無教養の賞味期限切れの古女房の妻（演：藤江リカ）」がいるが、ぼたんに「妾になってくれ」と言い寄る。この事を知った由岐雄から、「ぼたんと婚約している」と告げられるも、強引にぼたんを愛人にした。麗香を我が子と信じ可愛がるが、懐いてもらえない。のちに麗香が実の娘ではない事を知り激怒。ぼたんに「この女狐!!」と言い放ち平手打ち。香世をそそのかし、麗香をぼたんから引き離す。

葵 笛子
演：竹井みどり
ぼたんと雅也が働くブティック『ビーナス』のオーナー。お針子として働くぼたんを、温かく見守り、後にぼたんへ『ビーナス』の経営を譲渡した。

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