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フジテレビで放送されいるドラマ「最後から二番目の恋」5話の見逃し配信や、1話から最終回までの無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ情報や再放送のことなどを紹介したいと思います!
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この記事の目次
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ドラマ「最後から二番目の恋」5話のあらすじ・ネタバレ
「人生最後の恋って何だろう」
吉野千明(小泉今日子)の家に水谷典子(飯島直子)が転がり込んできた。典子は、夫の広行(浅野和之)から、もう愛していない、と言われたことにショックを受け、家を飛び出したのだ。同じころ、長倉和平(中井貴一)は、弟の真平(坂口憲二)が病院の定期検査に行っていないことを知り、彼を問い詰めていた。しかし、真平が理由も言わずに部屋に逃げようとしたため、つかみ合いになってしまう。あくる朝、典子は、長倉家で朝食を食べようと、千明を引っ張っていく。典子がまた家出をしたと知った和平は、子どももいるのだから夫婦で話し合え、と説教した。しかし典子は、そんな和平の言葉を無視して、出会い系掲示板のやり方を教えてほしい、と万理子(内田有紀)に頼む。スタッフから電話で呼び出された千明は、APの三井(久保田磨希)とともに、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)に会う。ハルカは、脚本が書けなくて苦しんでいるらしい。しかし千明は、同情はしない、プロなのだから言い訳しないで書け、とハルカを叱咤(しった)する。一方、和平は、観光推進課の提案書を持って来年度の予算会議に出席する。しかし、観光推進課からの提案書はすべて見送られてしまい、さすがの和平も落ち込んでしまう。そんな折、和平たちが企画した『大人の鎌倉散歩』が開催される。和平は、部下の大橋知美(佐津川愛美)とともにそのガイドを務めることになるが・・・。
小泉今日子
中井貴一
坂口憲二
内田有紀
渡辺真起子
森口博子
浅野和之
飯島直子
ほか
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ドラマ「最後から二番目の恋」全話のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「最後から二番目の恋」1話のあらすじ・ネタバレ
「寂しくない大人なんていない」
吉野千明(小泉今日子)は、テレビ局でドラマのプロデュースを手がける45歳の独身女性。千明は、がむしゃらに仕事をしながら人並み以上に恋愛もしてきた。が、最近は恋愛も随分ご無沙汰で、いまや女友だちとの話題は専ら健康や老後のことばかりだ。長倉和平(中井貴一)は、鎌倉市役所の観光推進課で課長を務める50歳の独身男性。両親を早くに亡くし、4人の弟妹の親代わりを務めてきた和平は、現在、双子の弟妹、真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、死別した妻との間に生まれた11歳になる娘・えりな(白本彩奈)と暮らしている。長女の典子(飯島直子)は結婚して家を出たものの、毎日のように実家に入り浸っていた。
あるとき千明は、美人脚本家・栗山ハルカと組んで連続ドラマを作るよう命じられる。だが、面白くない本を書いてきたハルカに激しくダメ出しをしているうちに、めまいや吐き気をもよおして倒れた千明は、病院に運ばれてしまう。それがきっかけで、千明は、同い年の独身仲間、荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と冗談半分で話していた、鎌倉の古民家に引っ越して3人で一緒に暮らす、というアイデアを実行しようと言い出す。あくる日、千明は、さっそく鎌倉を訪れる。目的の古民家にたどりついた千明は、売りに出されているその家の隣家が古民家を改装したカフェだと知る。そこは、和平の弟・真平が店長をしている店『ながくら』だった。
ドラマ「最後から二番目の恋」2話のあらすじ・ネタバレ
「ひとりって切ないくらい自由」
鎌倉の古民家を購入して移り住んだドラマプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)は、隣に住む和平(中井貴一)ら長倉家の面々と知り合う。和平は、鎌倉市役所の観光推進課に勤める50歳の独身男で、双子の弟妹、真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、11歳になるひとり娘のえりな(白本彩奈)と暮らしていた。引っ越して最初の夜、ネズミに驚いて大声を出した千明は、やってきた真平から、朝まで一緒にいてあげる、と言われる。バカにされたと思い、その誘いを断る千明。その話を聞いた千明の独身仲間、荒木啓子(森口博子)と水野祥子(渡辺真起子)は、据え膳食わぬは女の恥、などと言って千明を非難した。一方、和平は、日ごろから何かと市役所に要望を出してくる一条(織本順吉)から、いきなり見合い写真を手渡される。相手は50代の美しい未亡人だった。一条は、一方的に見合いの日取りを伝えると、和平の返事も聞かずに去っていく。その女性は、和平の部下・大橋知美(佐津川愛美)の知り合いでもあるようだった。千明は、人気の美人脚本家・栗山ハルカ(益若つばさ)と組んで新しい連続ドラマに取り組んでいた。そんな折、万理子が出会い系のネット掲示板で思わぬ騒動を引き起こす。
ドラマ「最後から二番目の恋」3話のあらすじ・ネタバレ
「大人の青春を笑うな!」
吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)と一夜をともにした。あくる朝、千明は、真平と朝食をとるために一緒に長倉家に行く。するとそこには、和平と彼の娘・えりな(白本彩奈)の姿があった。和平だけでなく、えりなにまで真平との関係を悟られてしまった千明は、恥ずかしさを隠せない。そこに、水谷典子(飯島直子)が夫の広行(浅野和之)を連れてやってくる。典子は、前の晩、突然自室に引きこもってしまった万理子(内田有紀)を引っ張り出すと、本当のことを話すよう命じた。観念した万理子は、千明の写真を勝手に出会い系サイトに登録したこと、それにつられてやってきた3人の男のひとりが広行だったことを告白する。典子は、自分と同い年の千明につられた広行に怒りをぶつけると、返す刀で千明にも噛みついた。そんな騒動の後、市役所に出勤した和平は、一条(織本順吉)から呼び出される。一条は、和平が大橋秀子(美保純)と、彼女の娘で、観光推進課の部下でもある知美(佐津川愛美)と同時に見合いすることを知り、見直したなどと言い出す。困惑した和平は、今回の見合い話は断りたいと一条に告げる。同じころ、千明は、自分が書いたプロットをスタッフたちに見せていた。それは、万理子が千明の写真を使った出会い系の一件をネタにしたものだった。
ドラマ「最後から二番目の恋」4話のあらすじ・ネタバレ
「女が年取るってせつないよね」
吉野千明(小泉今日子)は、長倉真平(坂口憲二)が子どもを連れた若い女性と一緒にいるところを目撃し、ショックを受ける。そこに突然現れた万理子(内田有紀)は、真平と一緒にいた女性は小学校時代の同級生だった畑中みどり(吉田羊)だと千明に告げる。一方、和平(中井貴一)は、お見合いをする予定だった大橋秀子(美保純)と街中で偶然出会い、一緒にカフェに行くことに。秀子は、和平に思いを寄せている部下・知美(佐津川愛美)の母親でもあった。和平は、秀子とともに、最近人気を集めているという地元のカフェを訪れた。お互いに照れながらも、それなりにいい雰囲気で会話を楽しむ和平たち。そこにやってきたのが、千明と万理子だった。千明は、万理子からみどりの話を聞くために、彼女をこの店に誘ったのだ。和平の姿に気づいた千明は、一緒にいた秀子がW見合いの母親の方だと察し、和平たちから離れた席についた。万理子は、みどりが離婚して地元に戻ってきたことを千明に明かした。そんな彼女に、自分ができることなら何でもする、と真平が言ったのではないか、というのだ。するとその店に、真平とみどりが仲良さそうに手をつないで入ってくる。
ドラマ「最後から二番目の恋」5話のあらすじ・ネタバレ
「人生最後の恋って何だろう」
吉野千明(小泉今日子)の家に水谷典子(飯島直子)が転がり込んできた。典子は、夫の広行(浅野和之)から、もう愛していない、と言われたことにショックを受け、家を飛び出したのだ。同じころ、長倉和平(中井貴一)は、弟の真平(坂口憲二)が病院の定期検査に行っていないことを知り、彼を問い詰めていた。しかし、真平が理由も言わずに部屋に逃げようとしたため、つかみ合いになってしまう。あくる朝、典子は、長倉家で朝食を食べようと、千明を引っ張っていく。典子がまた家出をしたと知った和平は、子どももいるのだから夫婦で話し合え、と説教した。しかし典子は、そんな和平の言葉を無視して、出会い系掲示板のやり方を教えてほしい、と万理子(内田有紀)に頼む。スタッフから電話で呼び出された千明は、APの三井(久保田磨希)とともに、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)に会う。ハルカは、脚本が書けなくて苦しんでいるらしい。しかし千明は、同情はしない、プロなのだから言い訳しないで書け、とハルカを叱咤(しった)する。一方、和平は、観光推進課の提案書を持って来年度の予算会議に出席する。しかし、観光推進課からの提案書はすべて見送られてしまい、さすがの和平も落ち込んでしまう。そんな折、和平たちが企画した『大人の鎌倉散歩』が開催される。和平は、部下の大橋知美(佐津川愛美)とともにそのガイドを務めることになるが・・・。
ドラマ「最後から二番目の恋」6話のあらすじ・ネタバレ
「今迄のどんな恋にも似てない」
仕事を終え帰宅途中にスーパーマーケットで買い物をしていた吉野千明(小泉今日子)は長倉和平(中井貴一)とバッタリ会い、2人は先日約束した素敵なお店に行くことに。
いつものように小言を言い合う2人だったが、選んだメニューが同じで不思議な沈黙・・・。
その頃、出会い系サイトに登録した典子(飯島直子)は万理子(内田有紀)を引き連れ、相手と会うためにファミレスへ。現れた男性はナイーブな感じのする美青年。そこで自分と同い年の母親の相談をされる典子は複雑な心境。
食事を終え、楽しそうに話しながら夜道を歩いて帰ってくる千明と和平。
そんな2人を見た真平(坂口憲二)には、今までにない不思議な感情が芽生える。
そして真平は和平に自分の本当の気持ちを伝えるのだった。
ドラマ「最後から二番目の恋」7話のあらすじ・ネタバレ
「恋ってどうすれば良いんだ?」
長倉和平(中井貴一)は、吉野千明(小泉今日子)が真平(坂口憲二)から病気のことを聞いていると勘違いして千明に話してしまった。
そこで千明は、真平の“天使のような行動”は自分に残された時間は人に迷惑をかけないで、人を少しでも幸せにしたいと思っていたからだと知る。
真実を聞いた千明だったが、「人はいつ何があるかわからないんだし・・・」と動じない様子。逆に千明は話の流れで、典子(飯島直子)、万理子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)の前で和平のお見合い親子の件をうっかり話してしまった。軽蔑のまなざしを受ける和平。
そんな時、真平が帰ってきた。和平がすべてを話してしまったことを知った真平は千明と本音で向き合うことに。
一方和平にさらなる不運が。なんとお見合いの相手・大橋知美(佐津川愛美)がカフェ「ながくら」へやってきたのだ。和平に鎌倉市長から緊急招集がかかったことを伝えるためだったのだが、和平にとっては最悪のタイミングが訪れてしまった。
ドラマ「最後から二番目の恋」8話のあらすじ・ネタバレ
「大人のキスは切なくて笑える」
恋人同士になった吉野千明(小泉今日子)と長倉真平(坂口憲二)は、カフェでデートをしていた。そこで、真平から「人生初の恋人が千明で嬉しい」とストレートに言われ、千明は満ざらでもない様子。
同じころ長倉和平(中井貴一)と大橋知美(佐津川愛美)も2人で会っていた。洋服屋で、知美が和平のために服選びをするのだったが、若い感じの服装に戸惑う和平。
千明と真平は海辺へと移動、真平の“天使の初仕事”など2人の昔話をしていた。さらにそこで千明は真平から和平が桜貝を集めていた理由を聞くことに。
ある朝、万理子(内田有紀)は幸せそうな寝顔。その理由とは、千明とキスをする夢を見ていたからだった。目を覚ました万理子は不思議な心境。
その後の千明はというと、真平のために髪型や服装を変え、さらには禁煙までして職場のスタッフを驚かせていた。
長倉家に大橋秀子(美保純)と知美がやってきた。慌てる和平だったが、そこへ今度は千明と典子(飯島直子)も現れ・・・。
ドラマ「最後から二番目の恋」9話のあらすじ・ネタバレ
「キスは口ほどにものを言う!」
お酒の飲み比べをしながら、いつの間にかカフェ「ながくら」で一緒に寝てしまった吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)。
そこへ長倉万理子(内田有紀)が2階から降りて来た。千明の寝顔に近づいて見ている万理子だったが、そこでいきなり寝ぼけた千明にキスされる。千明へ不思議な感情を覚える万理子。
数時間後、千明と和平が目を覚ました。なぜか2人は、自分たちがキスしたと勘違い。千明は気にしない素振りを見せるが、和平は動揺する。
万理子は長倉真平(坂口憲二)に打ち明けた。この千明に対する不思議な感情は恋ではないかと。なんと双子で千明に恋してしまったのだった。
と、その時万理子の携帯が鳴る。相手は千明からだった。千明に呼び出された万理子は・・・。
ドラマ「最後から二番目の恋」10話のあらすじ・ネタバレ
「大人の未来だって、輝いてる」
再び2人で懲りずに深酒をする吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)。酔っぱらう2人の顔はいつしか至近距離、そして今度は本当にキスをしてしまう。その瞬間を目撃してしまった典子(飯島直子)。翌朝、千明は目を覚ますと和平とキスしたこと覚えていた。複雑な気持ちになる千明、その横では和平が寝言で女性の名前を言っていた。
カフェ「ながくら」では和平、真平(坂口憲二)、万理子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)が朝食をとっていた。そこへ千明と一緒にやってきた典子は、和平ら家族の前で千明と真平にちゃんと付き合っているのかと聞き、ついには爆弾発言をしてしまう。嫌そうにする真平。さらに万理子は、千明に恋をしていて、告白した“もう1つの事件”をみんなの前で話すのだった。
ドラマ「最後から二番目の恋」11話最終回のあらすじ・ネタバレ
「まだ恋は終わらない」
江ノ電に一緒に乗っている吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)。2人で窓の外を見ていると、喧嘩する長倉真平(坂口憲二)と大橋知美(佐津川愛美)の姿が目に入って来た。たわいないことで喧嘩する2人を見て、千明と和平はどこかホッとする。しかしそんな一時もつかの間、今度は千明と和平がいつものように言い合いを始めてしまう。
後日、千明が働くJMTテレビのスタッフルームでは問題が起きていた。ドラマのロケ地が急遽使えなくなってしまったのだ。そこで長倉万理子(内田有紀)が和平に頼んで鎌倉でしようと提案するのだったが、和平と喧嘩をしてしまった千明にとって、いまの状況では頼みづらい様子。しかし時間がない千明は和平に頭を下げる覚悟で和平が働く鎌倉市役所へ向かうのだった。
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ドラマ「最後から二番目の恋」の主なキャストについて
吉野 千明(よしの ちあき) 〈45 → 48〉
演:小泉今日子
テレビ局・JMTテレビに勤務する敏腕プロデューサー(第1期) → 編成制作局ドラマ制作部副部長(第2期)。
性格は明るく溌剌として姉御肌で誰からも好かれるが、反面かなりの毒舌家。男勝りで時折ガラの悪い口調になったり突飛な行動をとるせいで、和平から「元ヤンキー」ではないかと疑われている。読書家で自宅には大量の本が置かれている。
長倉家の面々に対しては名前を呼び捨てにしているが、なぜか和平に対してだけは「長倉和平」とフルネームで呼ぶ。
数々のヒット作を世に送り出してきたが、仕事人間で温かい家庭生活とは全く無縁の人生を送ってきた。そうした独身生活に一抹の寂しさを感じ、同じく独身の女友達と一緒に鎌倉の古民家に住む約束をするが土壇場で裏切られ、やけを起こし一人で長倉家の隣に引っ越して来る。それ以来お隣さんとして長倉家と交流することが多くなり、個性的な兄妹たちとの繋がりを持っていく。
非の打ち所のない性格の真平とは恋人同士の関係に発展する。反対に和平とは些細なことでケンカばかりしている仲だが、なぜか自然とウマが合ってしまう不思議な関係。また、千明が思いも寄らない人物から熱烈な想いを寄せられることになる。
好きなタイプはスポーツ万能で寡黙な美少年。恋愛遍歴こそ豊富だが、プロポーズされたことは一度もなかった。
『最後から二番目の恋 2012年秋』(以下、『2012秋』)では手がけたドラマの低視聴率から仕事を干され、すっかり落ち込んでいた。しかも、名誉挽回のチャンスは苦手にしているサスペンスドラマの仕事だった。
『続・最後から二番目の恋』(以下、『続』)では副部長に出世するも、現場の第一線から外されたことに鬱屈し、自身の言葉とは裏腹にすっかり「面倒臭くて煙たい上司」に。ストレスを抱えては和平と深酒する日々を送っていたが元カレの涼太が生活に困窮して家に転がり込む。涼太に対し、見栄や意地から同居や仕事の世話もするのだが、その口から「ポストイット事件」の真相を聞くことになる。新ドラマのロケが鎌倉および自宅で行われることに決まり、和平の提案で長倉家に居候することに。
長倉 和平(ながくら わへい) 〈50 → 52〉
演:中井貴一
鎌倉市観光推進課課長(第1期) → 観光推進課課長兼秘書課課長(第2期)。長倉家の長男、典子と双子の姉弟の兄。
性格は生真面目な堅物で理屈っぽく、なにかと説教臭い。嫌味かつ細かい発言で、千明や典子からは「小姑じみている」「オバサンくさい」と指摘されることが多い。また、自分にも他人にも厳しい質で、なかなか羽目を外すことが出来ない。
千明に対して人前では「吉野さん」と他人行儀だが、口論で興奮すると「あーたね」と容赦なくなる。
両親を早くに亡くし、一家の大黒柱としての責任感から実直に生きてきた。口うるさくもあるが兄としては立派で頼もしい。そうした自分の人生や人柄について「古くさい」「器が小さい」と自嘲しており、年齢には人一倍敏感。妻に事故で先立たれてからは、シングルファーザーとして一人娘を育てているが子育てに関しては妻に任せきりだったせいで、思春期を迎えた娘のえりなとの接し方に困って真平を頼るなど、父親としてはかなり情けない。家庭でも職場でも周囲の個性的な人々に振り回される日々を送っている。
恋愛面では真面目で優等生で可憐な「委員長」タイプが好み。だが、好みのタイプからはつれなくされるのに、なぜか未亡人にばかり好意を寄せられるというかなり特殊な女難体質。
『2012秋』では元部下が上司に昇進。鎌倉観光大使の一件を巡ってとんでもない事態に陥る。なお、劇中で51歳の誕生日を迎えた。
『続』では観光大使の一件の責任を取る形で観光推進課と秘書課の課長を兼務する羽目に陥り、癖の強い市長に振り回される。千明との不思議な関係が平行線を辿る中、未亡人の薫子に興味を持たれ「友人関係」になるが、薫子が「天使」(=真平)と会ったことを知り、誤解から「セフレ問題」を招き寄せてしまう。結婚を機に真平が実家を出て、万理子も仕事で帰りが遅くなるようになったことで、夜はえりなと二人きりの侘びしい生活に。亡き妻が集めていた桜貝の秘密が意外な人物の口から語られることになる。
水谷(長倉) 典子〈45 → 47〉
演:飯島直子
長倉家の長女、和平の妹、双子の姉弟の姉。専業主婦をしていたが後にパートに出るようになる。性格は超マイペースで自己中心的。他人の話はまったく聞かず、物事を深く考えずノリと勢いに任せて生きている。さらに口が軽く、余計なことを話す割に肝心なことはなぜか言わない問題児。性格は浮き沈みが激しく、周囲をとことん振り回す。家事万能だが、物臭であまり動きたがらない。また、他人の不幸が大好物でノロケ話には露骨に不快感を示す。
夫と長男から相手にされない寂しさから、頻繁に実家である長倉家に出入りしている。高校生時代は、教師と交際関係に発展し付き合ったことがあるなどモラルが欠落しており、時折とんでもないことをしでかす。夫・広行と熟年離婚した後も水谷家で生活していたが、ある事件がもとで水谷家を家出して千明の家に居候として転がり込んだ。
男女関係の話が大好きだが、意外なことに男性遍歴は少なく、話のほとんどは女性週刊誌やテレビのワイドショーがネタ元。
『2012秋』では家族にハワイ旅行を提案するが、同意を得られず落ち込む。そんなとき、ひょんなきっかけでフラダンススクールに行くことになり「事件」が起きる。
『続』では夫の浮気を疑い尾行していたが、不動産屋を訪れる姿を見てマイホーム購入と誤解。だがそれが勘違いと判明してまたしても離婚の危機を迎え、広行が家を出てしまう。離婚によりシングルマザーとなった脚本家・栗山ハルカの子守りをアルバイトで引き受けたことがきっかけとなって新たな生きがいに目覚めることになる。
長倉 万理子(ながくら まりこ) 〈35 → 37〉
演:内田有紀(幼少期:久家心)
長倉家の次女、双子の姉、和平・典子の妹。感情を表に出すのが苦手で暗い表情やもっさりした服のセンス、極端な人見知りが原因で周囲にうまく馴染めず、仕事が長続きしない。また、情緒不安定で打たれ弱く些細なことがきっかけで部屋に引き籠もってしまう。恋愛経験はゼロで未だ処女。性格は意外とお茶目で色々なことに興味を示し、機械にも強く、観察力もずば抜けている。凝り性で興味のあることに夢中になると周りが見えなくなる。家族も含め全員に対して敬語で接し、「〜であります」が口癖。和平を「お兄ちゃん」と呼ぶのに対し、典子を「ノリ姉」と呼ぶ。
双子の弟真平と不思議な繋がりを持っており、お互いに考えていることがわかり、片方が調子を崩しているともう片方にも影響する。「真平がいなくなってしまうのでは」という不安感のせいで不安定な性格になったのではないかと真平は思っている。だが、千明との出会いと千明への片思いがきっかけで性格も生活も大きく変化していく。
『2012秋』では千明が仕事を干されている間、他局から誘いがかかるも、千明に恋してる理由からチームに残ることを決め、本格的にドラマの勉強を始める。脚本家の執筆する現場を間近に見るうち、自分の新しい道は脚本家になることだと決断する。
『続』では脚本家として成長させようという千明のはからいで新ドラマの脚本に参加することに。そのパートナーとして千明の元彼氏・涼太と組むことになるが、なんと一目惚れ。涼太と触れ合うと鼻血を出すほどだが、千明への想いとの板挟みとなる。が、涼太が才能の限界を知って辞退したことで、職場復帰した旧知の栗山ハルカとコンビを組む。ハルカを「先生」とも「先輩」とも呼んで慕う。新人脚本家コンクールを狙うなど野心も抱くようになった。
長倉 真平(ながくら しんぺい) 〈35 → 37〉
演:坂口憲二(幼少期:内田陸斗)
長倉家の次男、双子の弟、和平・典子の弟。自宅を改装しレストランを経営している。イケメンで楽天的な明るい性格かつ、子煩悩なしっかり者で長倉家においては主夫の役割を果たしている。また、フェミニストで「天使」を自称して世界中の女性を幸せにしたいと思っているため、一人の女性だけを愛さないようにしているとうそぶく。兄の和平とは心を許せる親友のような間柄。かつては家族の中心に居た和平の亡き妻を尊敬し、彼女のかわりを果たそうと奮闘している。
実は深刻な病を抱えており、いつ倒れるともわからない状態にある。そのせいで自動車の運転免許も持たず、特定の女性との深い交際が出来なかった。こと病気に関しては家族にも徹底した秘密主義。常に自分の感情を押し殺すように生きてきたせいで、自由奔放な千明を心から愛するようになる。しかし、和平と千明のように言いたいことをお互いに言い合えてケンカ出来る関係を理想だと思うようになり千明と別れる。初対面のときからウマが合わず、衝突ばかりしていた知美と鎌倉ロケのリハーサルで恋人役となったことが縁で結ばれる。
『2012秋』では千明とは「元カノ」「元カレ」と呼び合うなど相変わらず仲が良く、デートの最中でも寂しい女性を見ると「天使」の血が騒いでしまうなど、知美をやきもきさせている。だが、ふとしたことがきっかけで知美に病気のことを知られてしまう。
『続』では知美との結婚を控えて「天使」を卒業したものの、独り身の女性を見ると心が騒ぐのは相変わらず。その一方でなぜか知美とは関係を持てずにいた。知美の許しを得て再び「天使」に戻るのだが、それが「セフレ問題」の原因に。
結婚を機に長倉家を出て大橋家で妻・知美、秀子母娘と同居生活を始める。早朝から夕方の閉店時間まで実家に居るという特殊な生活スタイルになる。
長倉 えりな〈11 → 13〉
演:白本彩奈
和平の一人娘。大人びており、性格はクールでドライ。発言は辛辣そのもの。和平に対しては特に手厳しく、汚らわしいもの物でも見るような態度で接している。反面、叔父の真平に対しては素直で可愛らしく、千明には懐いている。朝のシーンではえりなが「そろそろ遅刻」と席を立つのが終わりの合図となっている。
中学生となった続では蒼太と交際するようになり、学校帰りに大橋家に出入りするように。薫子から娘のように可愛がられ、千明とは平行線の和平が薫子と再婚してくれないかと願うようになる。相変わらず辛辣。
水谷 広行〈53 → 55〉
演:浅野和之
典子の夫。夫婦間の会話が減り、職場から帰宅しても挨拶を交わさず自室に入る。妻に隠れて出会い系サイトを使っていたことが判明し、典子と喧嘩する。見た目は真面目そうだが、お調子者かついい加減で無責任な性格。妻に内緒でキャバクラ通いもしている根っからの遊び人。自分よりも年上ということもあって和平から煙たがられているが、「お兄さん」と一方的に慕っている。息子とは仲がよい。
続では典子の誤解がきっかけで再び離婚の危機を迎え家出。仕事も辞め路上生活者に落ちぶれ、真平の結婚式もすっぽかした。荒野を求めて流離うことに憧れるなどファンキーな人物で、典子との和解後は長年の夢を実現するため役者の道に入る。
水谷 翔
演:田中碧海
典子と広行の1人息子。思春期を迎えて、口うるさく身勝手な典子を煙たがっている。広行とは仲が良い。年甲斐もない母親に頭を痛めている。
『続』では高校の陸上部に在籍。そのことが万理子のピンチを救う。終盤で和平が下した過去の決断を知り、和平のような大人になることを誓うが、母からは即座に「ちょっとハードルが低すぎない」とつっこまれる。
大橋 知美 → 長倉 知美
演:佐津川愛美
観光推進課職員。『続』にて真平の妻。和平の部下。童顔にアニメ声、オカッパ頭が特徴。自分が思ったことは上司に対してもずけずけ発言し、和平にパソコン操作を教えるなどしっかり者。性格はいわゆるツンデレ。こだわりが強く、マイペースかつ我が儘。対人関係は苦手で人と話をするのはあまり得意ではない。母親が和平と見合いをする話が出るも、和平が亡き妻に誠実な態度を示したことに好意を抱き告白。和平を親娘で奪い合う状態になる。最終的に自分を「女性」とは見てくれず、自然にケンカ出来る仲である真平といい仲になった。身長差が頭一つ分ある凸凹コンビ。
『2012秋』では「金太郎」と呼ばれていたり、「彼女」と思われていなかったりもするが真平との交際は続いている。だが、真平の病気のことを知って思い悩み、ある人物に相談をもちかける。
『続』では真平との結婚を控えるものの、天使卒業で寂しそうな真平の態度やいつまで経っても「抱いてくれない」ことに思い悩む。結局、天使を再開するよう真平に働きかけるがそれが思わぬ事態に発展する。結婚式については色々と考えた末、身内だけのごく慎ましやかな形で長倉ファミリーの心の拠り所である「長倉家のリビング」で行うことを望んだ真平に賛成した。
結婚により改姓したが大橋家で秀子、真平と三人で暮らすようになる。長倉ファミリーに迎えられ、大家族の一員となったことを心から喜んでいる。説教臭い和平へのつっこみ役を勉強中。
大橋 秀子
演:美保純
知美の母親。娘と2人で暮らしている。亡くなった夫に対しては貞淑で従順な妻として寄り添うが、散々苦労させられた。見合いで知り合った真面目で誠実な和平に入れ上げ、娘との間に「三角関係」を生じさせる。だが、家族や千明の前で見せる和平の素顔に接して唖然となってしまい、身を引いた。
『続』ではハイテンションのはっちゃけキャラが全開に。真平と知美の結婚を機に長倉家に出入りするようになり、長倉ファミリーの一員に。その一方で路上生活をする広行とひょんなことで知り合う。趣味でウクレレをはじめた。
栗山 ハルカ
演:益若つばさ
世間が注目しテレビ局が大事にしている新進気鋭の若手脚本家。不思議キャラかつマイペースで千明とはジェネレーションギャップのせいでなにかと馬が合わない。脚本の腕もイマイチで仕事も遅い。実は主婦で二人の子持ち。万理子のことは「珍獣」扱いだが、それなりに慕っている。
『続』では旦那の浮気が原因で離婚。職場復帰を果たすことになり結果的に千明のピンチを救う。子守りを通じて典子とも親しくなり、万理子とのコンビにより仕事ぶりも捗るようになった。
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