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女子アジアカップのライブ配信と動画無料視聴方法!なでしこジャパン首位通過!

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女子アジアカップのライブ配信と動画無料視聴方法!なでしこジャパン首位通過!

「2022 AFC女子アジアカップ」のライブ配信の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報や過去放送回、再放送のことなどについてなどを紹介したいと思います!

ハムレット
この「2022 AFC女子アジアカップ」は、2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ね、開催地枠で出場できるオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが本大会出場権を獲得、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出するものです!

だからこそ、「2022 AFC女子アジアカップ」を楽しむための方法をご紹介します!

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「2022 AFC女子アジアカップ」なでしこジャパン首位通過!

インドで開催されている女子アジアカップで、1月27日に日本はグループ首位突破をかけて韓国と対戦した。開始1分に植木理子が一瞬の隙をついて得点し、日本が先制に成功。その後はペースを握った日本が優位に試合を進めていく。追加点こそ奪えなかったが、1点リードで前半を折り返す。

迎えた後半、攻撃の強度を高めてきた韓国に対し、自陣に押し込まれる時間も少なからず増えた日本だが、しっかりと相手の攻撃を撥ね返してゴールを許さない。一方、60分にはCKのチャンスに南萌華が決定機を迎えるなど、果敢に2点目を狙う姿勢を見せる。
 
その後は一進一退の攻防が続くなかで、日本は85分に失点。CKの場面で、最後は混戦の中からソ・ジヨンに押し込まれる。

試合を振り出しに戻された日本だが、その後は逆転弾を許さず、試合は1-1のドロー決着。トータルの勝点で韓国と並ぶも、得失点差で上回り、グループステージで首位通過を果たした。

なでしこジャパン、グループC首位通過を決めるも…ファンはヒヤヒヤ

1月27日、インドで開催されている女子アジアカップ・グループC第3節、日本対韓国の一戦が、シュリ・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックスで行われた。

日本はミャンマーを5-0、ベトナムを3-0と、2試合連続の完封勝利。同じく2連勝の韓国と、グループ首位突破をかけて対戦。引き分け以上で首位通過が決まる一戦で、2試合連続ゴール中の成宮唯、主将の熊谷紗希らが先発に名を連ね、新型コロナウイルスの陽性反応で戦列を離れていた岩渕真奈がベンチ入りした。

結果は先制したものの、1‐1のドローで終了。日本のファンは次のようなコメントを送った。
 
「なでしこ日韓戦なのか!応援しなきゃ」
「エース岩渕帰ってきてるのかー」
「ここ負けると決勝トーナメントオーストラリアだっけ?」
「なでしこ先制はっや」
「長谷川選手イニエスタみたいなターンかましたな」
「猶本のセットプレーマジで驚異になってるわ」
「日本前半ピンチがほとんどなくて、安心して見られる」
「後半は、どのタイミングで岩渕選手が入ってくるかだと思う」
「韓国が日本に負けてよしなんてテンションで来るわけない」
「後半、攻め込まれてるな」
「コーナーキックからの決定機!惜しい!」
「韓国のセットプレー合ってきてるの嫌だわ~」
「あぶねー! 完全に抜け出された、山下のビッグセーブ!」
「清水のタッチ渋いわ」
「うわ、セットプレーから失点」
「めっちゃハンドに見えるけどVARないんかーい!」
「何処かで点取られると思ったが、あんなゴタゴタで点を取られるとは…」
「追加タイム4分、長っ」
「息するの忘れる」
「1位通過だけど、ドローかぁ」
「何とか首位通過」
「さすが日韓戦。簡単には終わらせてくれん」

最後に追いつかれたものの、グループCの首位通過を決めたなでしこジャパン。ファンもほっと胸を撫で下ろしたようだ。

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「FIFA女子ワールドカップ」について

「FIFA女子ワールドカップ」は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによる女子サッカーの世界選手権大会である。「ワールドカップ」の部分は「W杯」と表記される場合もある。開催国と年度を付けて「FIFA女子ワールドカップ [開催国] [年度]」(英: 英: FIFA Women's World Cup [country] [year])などのように表記される。

1991年の第1回大会以降、4年に1度開催されており、本大会は約1ヵ月かけて開催される[注 1]。 FIFAに加盟している各国サッカー協会の女子ナショナルチームは女子フル代表、女子A代表とも呼ばれ、そのうち開催国の代表チームと予選大会を勝ち抜いた代表チームが本大会に出場する。大会規模は徐々に拡大されており、1995年の第2回大会までは12チーム、2011年の第6回大会までは16チーム、2015年の第7回大会から24チームが出場し優勝を争う。

第1回大会は男子ワールドカップの第1回大会の61年後にあたる1991年に開催された。1999年の第3回大会まではFIFA女子世界選手権の名称が用いられていたが、2003年の第4回大会より現名称のFIFA女子ワールドカップとなった。2021年12月時点までに計8回開催され、優勝経験があるのはアメリカ合衆国(1991年、1999年、2015年、2019年)、ノルウェー(1995年)、ドイツ(2003年、2007年)、日本(2011年)の4ヵ国である。

歴史
FIFA会長であったジョアン・アヴェランジェが発案し、1991年に第1回大会が中国にて開催された。この大会には12ヵ国が出場し、アメリカ合衆国が初代王者となった。第2回大会は1995年にスウェーデンで開催されノルウェーが優勝した。

アメリカ合衆国開催となった第3回大会の決勝戦(アメリカ対中国)には9万185人の観客がつめ掛け、また66万人以上もの人々がテレビ等で試合を観戦した。大会名が正式に「女子ワールドカップ」となった2003年の第4回大会の開催地が再びアメリカ合衆国になった背景に、本来の開催地であった中国で発生したSARSの流行があった。その埋め合わせの措置として、2007年の第5回大会は中国で開催される事が決定し、その大会において、前大会で初優勝したドイツは全試合無失点で勝利し2連覇した。

2011年の第6回大会はドイツで開催され、日本がアジア初の優勝を果たした。地元ドイツはその日本に準々決勝で敗れ3連覇はならなかった。

2015年の第7回大会の開催地はカナダで、参加国数は16ヵ国から24ヵ国に増加した。日本は連覇を狙うが、アメリカが3回目の優勝を果たした。

2019年の第8回大会開催地はフランスで、アメリカがタイ戦において13得点をあげると1試合最多得点記録を更新し、大会を2連覇した。

予選
FIFAワールドカップ(男子)の予選と同様、まず国際サッカー連盟が各大陸別の連盟6団体に出場枠を割り振る(AFC、CAF、CONCACAF、CONMEBOL、OFC、UEFA)。そして各連盟で予選を実施し、本大会に出場する国・地域チームを決定する。

出場枠は本大会出場枠のほかに大陸間プレーオフが割り振られることもあり、この場合は地域予選の成績順で出場決定国に次ぐチームがプレーオフに出場し、勝ち抜いたチームが出場権を獲得する。

2019年大会以前の制度では、大陸間プレーオフの出場チームは2チームであり、その対戦で勝利したチームが本大会出場権を得ていた。この出場枠は便宜的に小数で表現され、例えば下記の表における「3+P」を「3.5」と記した。具体例を示すと、2015年大会の予選においてCONCACAFが3.5枠、CONMEBOLが2.5枠であり、前者は予選上位3チームが、後者は同2チームに自動的に出場権が与えられた。これに加えてCONCACAFの予選4位チームとCONMEBOLの同3位チームを対戦させ、勝利チームが出場権を獲得している。

2023年大会の制度では、大陸間プレーオフに10チームが進出し、3つのグループに分かれて対戦。それぞれを勝ち抜いたチームが本大会出場権を得る。

予選大会は、対象となる本大会の2年前から始まり、開催当年まで3年近くにわたって開かれる。その沿革は以下の通り。大会方式は各連盟ごとに決めているため、内容は開催により異なる。たとえば2003年大会まで、オセアニアサッカー連盟の女子ワールドカップ予選は本大会開催年に行っていた。またAFC女子アジアカップは2010年まで、本大会前年度開催分のみ予選大会を兼ねており、理由はそれまで隔年開催だったからである。

本大会
本大会期間は約1ヵ月で、構成はグループステージとノックアウトステージ(決勝トーナメント)の2つである。まず前者で参加国を4ヵ国ずつにグループ分けし、各グループ内で総当り1回戦のリーグ戦を行う。次のノックアウトステージへと進出するのは上位2チームと、3位のうち成績上位のチームで(大会によって出場国数は変動)、トーナメント方式で優勝を決める。

グループステージにおいては、試合により得点数や内容に大きく差がつく例が見られた。2007年大会の開幕戦ドイツ対アルゼンチンの試合では、ドイツが11-0のスコアで勝利しており、FIFA会長のゼップ・ブラッターが苦言を呈し、開幕戦がこのような試合となった事や、11失点で敗北したアルゼンチンがスダメリカーノ・フェメニーノ優勝国であった事に言及した。

ノックアウトステージ(決勝トーナメント)は、各グループを成績上位で終えた合計16ヵ国で行われ(第6回大会までは8ヵ国)、勝利したチームが準々決勝から準決勝、決勝へと進む。このステージにおいては、90分のレギュレーションタイム終了時点で勝敗を決し得ない場合、1999年大会・2003年大会はゴールデンゴール方式を採用した。2007大会以降、前後半30分の延長戦を行い、それでもなお勝敗が決まらない場合はPK戦によって次の試合に進む国を決定する。3位決定戦は、準決勝で敗北し決勝戦へ進まなかった国同士が出場する。

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「サッカー日本女子代表」について

「サッカー日本女子代表」は、日本サッカー協会(JFA)により編成される女子サッカーの日本代表チーム(年齢制限のないベストメンバーによる代表)。愛称は「なでしこジャパン」。

FIFA女子ワールドカップには全8大会に、オリンピックには7大会中5回に出場している。2011年のFIFA女子ワールドカップではアジア勢の代表チームとして初優勝した。

黎明期〜鈴木良平監督時代
1977年、台湾・台北市開催のアジア女子選手権に、FCジンナンの選手たちが「日本代表」として参加した。この大会が日本女子サッカーにおける初の国際試合である。1981年の1981 AFC女子選手権において、全国各地のチームから選手を選抜して結成した初の日本代表チームが結成され、当時京都府所在の西山高等学校教諭であった市原聖曠が監督となった。同年9月にはポートピア81関連事業として日本代表とイングランド代表およびイタリア代表による試合が行われ、イングランドとの試合では0-4、イタリアとの試合では0-9の成績であった。

1986年、鈴木良平が初の専任代表監督として就任。1986年に開催された1986 AFC女子選手権にて準優勝の成績をおさめた。

鈴木保・宮内聡監督時代
女子サッカーがオリンピック種目となったのは1996年のアトランタ大会からである。

鈴木保率いる日本女子代表は、オリンピック出場権獲得を目指して1995年にスウェーデンで開催された第2回FIFA女子世界選手権に出場。この大会においてグループリーグでドイツに0-1、スウェーデンに0-2で敗戦したもののブラジルに2-1で勝利して決勝トーナメントに進出し、トーナメント進出国に与えられるオリンピック出場権を獲得した。しかし、オリンピック本大会ではドイツに2-3、ブラジルに0-2、ノルウェーに0-4で敗れてグループリーグ敗退となった。

2000年のシドニーオリンピック出場に照準をあわせた宮内聡率いる日本女子代表は、1999年6月に五輪予選を兼ねてアメリカ合衆国で開催された開催された第3回FIFA女子世界選手権に出場。カナダとの初戦は1-1で引き分けたもののロシアに0-5、ノルウェーに0-4で敗戦しシドニーオリンピックの出場権を逃した。その結果日本国内での女子サッカーへの関心は瞬く間に低下してL・リーグの観客動員は急速な落ち込みをみせ、リーグからチームの脱退も相次いだ。

上田栄治監督時代
2002年8月、マカオ男子代表の監督を務めていた上田栄治が代表監督に就任。10月に韓国で行なわれた第14回アジア競技大会では3位となった。

2003年6月にタイ・バンコクで開催された2003 AFC女子選手権に出場。第4回FIFA女子ワールドカップ・アメリカ大会のアジア地区予選を兼ねたこの大会では準決勝で北朝鮮に、3位決定戦で韓国に敗れて4位となり、残る出場枠を賭けてメキシコ(北中米カリブ海地区)との大陸間プレーオフ(ホーム・アンド・アウェー方式)に回ることとなった。7月5日にメキシコシティのエスタディオ・アステカで行なわれたアウェー戦は2-2の引き分けに終わったが、7日後の7月12日に12,743人の観客を集めて国立競技場で行われたホーム戦は澤穂希と丸山桂里奈のゴールにより2-0で勝利しワールドカップ出場権を獲得。この試合はマスメディアに大きく取り上げられ、女子サッカーが再び注目されるきっかけとなった。本大会ではアルゼンチンとの初戦でFW大谷未央がハットトリックを決め6-0で勝利したもののドイツに0-3、カナダに1-3で敗れグループリーグ敗退となった。

2004年4月に出場チームが10に拡大したアテネオリンピックのアジア枠2を決める大会「AFC女子サッカー予選大会2004」が日本で開催され、日本は1次リーグでベトナムに7-0、タイに6-0で圧勝して1位で通過。北朝鮮との準決勝は国立競技場に31,324人の観客を集めて行なわれ、荒川恵理子や大谷未央がゴールを決めて3-0で勝利し2大会ぶり2度目のオリンピック出場を決める。なお、決勝は中国に0-1で敗戦し準優勝となった。

オリンピック本大会前の7月にはチームの愛称がなでしこジャパンに決定した。そして、8月に開催されたオリンピック本大会ではグループステージ初戦でスウェーデンに1-0で勝って本大会初勝利を収め、続くナイジェリア戦では0-1で敗れたが、他グループ3位との総得点差で初の決勝トーナメント進出を果たした。準々決勝でアメリカと対戦し1-2で敗れベスト8に終わったが、チームは3試合を通して「警告・退場者ゼロ」により「フェアプレー賞」を受賞した。

アテネオリンピックにおけるなでしこジャパンの活躍によって女子サッカーは広く認知されるようになり、国内トップリーグの日本女子サッカーリーグの人気も再上昇した。また、オリンピック後にはリーグ名の新愛称「なでしこリーグ」が採用され、2005年より「なでしこスーパーカップ」、2007年より「なでしこリーグカップ」が開催されるなど、「なでしこ」は女子サッカーのブランド名として活用されている。

また、ユニバーシアード日本女子代表はユニバーシアードの2003年大邱大会で銀メダル、2005年イズミル大会で銅メダルを獲得した。このイズミル大会では本田美登里が男女・各年代通じて日本初の「女性代表監督」として采配をとった。

大橋浩司監督時代
2004年10月に前月に退任した上田の後任に大橋浩司が新監督として就任。就任後初の試合となった12月18日のチャイニーズタイペイ戦は11-0で勝利と上々のスタートを切った。なおこの試合のチラシやプログラム、応援用のブルーシートにはナデシコの花をイメージした模様がはじめて描かれた。

2006年7月にオーストラリアで開催された2006 AFC女子アジアカップに出場。翌年に開催される2007 FIFA女子ワールドカップのアジア予選をかねたこの大会で準決勝で地元オーストラリアに、3位決定戦で北朝鮮に敗れて4位に終わり、出場権をこの時点で獲得できず大陸間プレーオフに回ることとなった。その一方で12月にカタールの首都・ドーハで行われた第15回アジア競技大会では阪口夢穂、永里優季ら新戦力が活躍し、グループリーグで中国を破り決勝トーナメント進出。決勝の北朝鮮戦では0-0のままPK戦に突入するも敗れて準優勝となった。

2007年3月にFIFA女子ワールドカップの出場権をかけた大陸間プレーオフで2003年と同様にメキシコとホーム・アンド・アウェーで対戦。ホームで行なわれた第1戦は2-0で勝利し、アウェーで行なわれた第2戦は1-2で敗れたものの2試合合計3-2で勝利し出場権を獲得。また、4月から8月に行われた北京オリンピックアジア予選では5勝1分の1位でオリンピック出場権を獲得した。

9月、中国で開催されたFIFA女子ワールドカップではグループリーグA組となり、初戦でイングランドと引き分け、続くアルゼンチン戦には勝利したものの最後のドイツ戦で敗北しグループリーグ敗退となった。この大会では日中関係の問題から日本選手に対し会場のブーイングが多かったが、ドイツ戦終了後には「謝謝」(ありがとう)と書かれた横断幕を揚げ、中国メディアから称賛された。

佐々木則夫監督時代
2008年
2007年12月7日、大橋の任期満了による退任に伴い、コーチを務めていた佐々木則夫が監督に就任した。2008年2月に行われた東アジアサッカー女子選手権2008では3戦全勝で初優勝し、日本女子代表にとって初めての公式大会タイトル獲得となった。続く5月末から6月初めにベトナムで行なわれた2008 AFC女子アジアカップでは準決勝で中国に敗れたものの、3位決定戦でオーストラリアに快勝して3位となった(澤穂希が大会MVP、チームはフェアプレー賞を受賞した)。

8月に行なわれた北京オリンピックは、グループリーグ初戦でニュージーランドに2-2で引き分け、続くアメリカ戦では0-1で敗北したが、第3戦のノルウェー戦で5-1の勝利で2大会連続でグループリーグを突破。準々決勝の中国戦は2-0で勝利し初のオリンピックベスト4進出を果たすも、準決勝でアメリカに2-4で敗れ、3位決定戦ではドイツに0-2で敗れて4位に終わりメダルを逃した。

2010年
2010年1月、チリで行われたコパ・ビセンテナリオ2010に参戦。5カ国による総当たり戦を3勝1分の成績で優勝した。

東アジア女子サッカー選手権2010は前大会に続き3戦全勝で2連覇を達成。5月に中国で開催された2010 AFC女子アジアカップでは準決勝でオーストラリアに敗れたものの3位決定戦で地元中国に勝利し翌年のFIFA女子ワールドカップの出場権を獲得(安藤梢が大会得点王を獲得)。11月に中国の広州で行われた第16回アジア競技大会では無失点で決勝へ進出し、前大会王者の北朝鮮を1-0で下し初優勝した。

2011年
2011年3月、ポルトガルで開催された女子ナショナルチームの国際大会「アルガルヴェ・カップ2011」に参加。グループリーグ初戦でアメリカに1-2で敗北したもののフィンランドとノルウェーに勝利してグループリーグ2位となり、3位決定戦でスウェーデンに2-1で勝利し3位となった。

6月末よりドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップでは、グループリーグB組でイングランドには敗れたもののニュージーランドとメキシコに勝利し、2位で決勝トーナメント進出を決めると、準々決勝で開催国ドイツに延長戦の末1-0で、準決勝でスウェーデンに3-1で勝利して初の決勝進出を果たす。アメリカとの決勝戦は延長戦終了時点で2-2の同点でPK戦に突入し、3-1で勝利して大会初優勝(男女を通じてもアジア勢では初)を果たす(チームはフェアプレー賞を、澤が大会最優秀選手賞と大会得点王を受賞)。FIFA主催の世界大会で日本代表が優勝したのは男女・年代別通じてこれが初めてとなった。決勝戦はフジテレビ系列およびNHK-BS1で生放送され、フジテレビの視聴率は前半部分(午前3時35分 - 5時)が平均11.8%、後半部分(午前5時 - 6時30分)は平均21.8%(瞬間最高27.7%)、NHK-BS1では関東地区において平均10.7%を記録した。

大会中チームは試合後に同年3月11日に発生した東日本大震災に対する世界からの支援へ感謝を表す横断幕を掲げて会場より拍手を受けたが、各国メディアは復興への思いも勝利へのモチベーションとなっていると分析、なでしこジャパンの素早いパスサッカーとともに、その戦いぶりを賞賛した。なでしこジャパンはこの優勝により、国際Aマッチの代表ユニフォーム左胸エンブレム上にワールドカップ優勝回数を示す「星」を、そして右胸には直近のワールドカップ優勝国であることを示すチャンピオンエンブレム(2015年ワールドカップ開催まで)を付け加える栄誉も獲得した。8月2日には日本政府から国民栄誉賞授与(団体に対しては初)と女子サッカー支援充実の検討も発表された。

9月、中国で行われたロンドンオリンピックアジア予選では4勝1分の1位でロンドンオリンピック出場権を獲得、11月3日には女子団体スポーツでは初の紫綬褒章が授与され、12月1日には愛称の「なでしこジャパン」が新語・流行語大賞年間大賞を受賞した。アメリカのスポーツサイト・FOXスポーツが発表した「FOX Soccer 2011: Top 10 Teams of 2011(2011年サッカーベストチームTOP10)」において第1位に選ばれた。

2012年
2011年度のFIFA年間表彰式において澤がFIFA女子最優秀選手賞を、佐々木監督がFIFA女子最優秀監督賞を受賞した(どちらもアジア人が受賞するのは初めて)。

3月のアルガルヴェ・カップ2012ではグループリーグでノルウェーとデンマークに勝利し、アメリカとの最終戦でも勝利して初の決勝進出を果たすも、決勝でドイツに3-4で敗れ準優勝となった。

7月のロンドンオリンピックではグループリーグ初戦でカナダに2-1で勝利し、続くスウェーデンと南アフリカ相手にはいずれも0-0の引き分けであったが1勝2分の2位で3大会連続でグループリーグを突破。準々決勝でブラジルに2-0、準決勝でフランスに2-1で競り勝って初の決勝進出を果たし、決勝でアメリカに1-2で敗れたものの銀メダルを獲得した。男女通じてオリンピックのサッカー競技で日本がメダルを獲得したのは1968年メキシコシティーオリンピックで獲得した銅メダル以来44年ぶりとなった。

2014年
2014年5月、ベトナムで開催された2014 AFC女子アジアカップでは、海外組の主力選手を招集できず国内組中心の選手構成で出場、グループリーグを2勝1分で突破し翌年のワールドカップ出場権を得ると、準決勝の中国戦では延長戦を制し5大会ぶりに決勝に進出。決勝では前回王者のオーストラリアを破り、15回目の出場でアジアカップ初優勝を成し遂げた(宮間あやが大会MVPを受賞)。

2015年
2015年3月、ポルトガルで開催されたアルガルヴェ・カップ2015に出場、グループCのリーグ戦では1勝2敗となりグループ3位となったため9位決定戦に回り、アイスランド戦に2-0と勝って9位となった。

2015年6月、カナダで開催された2015 FIFA女子ワールドカップに出場、グループリーグではスイス、カメルーン、エクアドルと対戦し3戦全勝で決勝トーナメントに進出、ノックアウトステージ1回戦でオランダに2-1で勝利、準々決勝のオーストラリア戦は1-0で勝利してベスト4に進出、準決勝でイングランドを2-1で破り決勝へと進んだ が、全て1-0、或いは2-1と3得点以上のゴールがなく、決勝ではアメリカに前半3分、コーナーキックから高さを警戒してか低いボールから3年前のロンドン五輪決勝で2ゴールを奪われたカーリー・ロイドに決められこの大会で初めて追いかける展開に持ち込まれるとその2分後にも自陣左サイドからのフリーキックをまたも低い弾道で蹴り込まれた末に混戦からロイドに押し込まれ、前半14分にロイド同様2012年ロンドン五輪金メダルメンバーの一人であるアレックス・モーガンのクロスをヘディングした岩清水のクリアが中途半端になった所をローレン・ホリデーにダイレクトで叩き込まれると2分後、ペナルティスポット付近にポジショニングを取っていた海堀の頭上を越すシュートをハーフェーラインからロイドに決められて前半16分までに0-4とリードされて且つロイドにハットトリックを許す。27分に川澄のクロスを大儀見がペナルティーエリア内で相手の寄せを見事にいなしてからの反転シュートで1点を返すと、後半にもフリーキックから相手に寄せられながらも澤のバックヘッドがオウンゴールを誘い2点差まで詰め寄るも2分後パンチングした海堀に向かってのコーナーキックから最後はトビン・ヒースに押し込まれてジエンド。2-5と女子ワールドカップ決勝史上最多失点で敗れての準優勝で大会を終えた。

2016年
男子高校生等を相手にした練習試合を組んだ一方国際試合を組まなかったのに加え、20人の登録メンバーの内2011年ワールドカップ優勝と翌年のロンドン五輪銀メダルメンバーが12人と新陳代謝が進まなかった影響で、2月から3月にかけて大阪市で行われたリオデジャネイロオリンピックサッカーアジア最終予選で初戦のオーストラリアに1-3で敗れるとその後も韓国戦では後半39分に川澄のクロスに岩淵がゴールキーパーと競り合いながら押し込んで先制するも一度は収めた筈のクロスボールを後半25分に絶体絶命のPKを止めた福本が熊谷と交錯してファンブルしてしまった末押し込まれて試合終了間際に引き分けに持ち込まれ、中国戦でも川村優理のバックパスを田中が福本とお見合いをしている間に奪われてミスから失点し、後半13分にミドルシュートを決められ反撃はその後返した1点のみ。最初の3戦で1分け2敗と大きく出遅れた事が祟り結局2勝1分2敗の3位、2000年のシドニーオリンピック以来2位以内に与えられる2016年リオデジャネイロオリンピック出場権を失い2大会連続メダルが五輪予選敗退でなくなった。そして佐々木則夫監督は3月10日で監督退任となった。

高倉麻子監督時代
2016年4月27日、佐々木前監督の退任に伴い、後任にU-20サッカー日本女子代表監督の高倉麻子が就任、日本のA代表では男女通じて初の女性監督となった。

2017年12月、日本で開催されたEAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会では第1戦で韓国と対戦。この試合でキャプテンを務めたチョ・ソヒョンにPKを決められるなど相手に2度追いつかれたが、83分に岩渕真奈が決勝ゴールを決め、3-2で勝利。第2戦では中国と対戦し、20分に田中美南が先制ゴールを決めて前半を折り返す。1点リードで迎えた後半は追加点を挙げることができなかったが、最後までリードを守り抜いて1-0の勝利。3大会ぶりの優勝へ王手をかけた。第3戦の北朝鮮戦では、前半に日本ペースで試合を進めたものの、ここまで無失点と強固の守備の前に決定機を作れず、スコアレスで前半を折り返すと後半にミドルシュートとクロスから2つのゴールを奪われ、そのまま逃げ切りを許して0-2で敗戦。3大会ぶりの優勝を逃した。

2018年3月に発表されたFIFAランキングでは11位に後退し、2007年12月以来約10年ぶりにトップ10から外れた。同年4月、ヨルダンで開催された2018 AFC女子アジアカップ(2019 FIFA女子ワールドカップ予選)では初戦のベトナム戦は4-0と快勝。第2戦の韓国戦は互いに譲らない攻防戦を繰り広げた末に最後までゴールを奪えずスコアレスドロー。第3戦のオーストラリア戦では63分に阪口夢穂のゴールで先制するも、86分に守備のミスを突かれて失点を献上し、1-1で引き分けたが、グループリーグを2位で通過して準決勝に進出し、規定により5位までに与えられるワールドカップの出場権を獲得した(この後の準決勝では中国を3-1で退け決勝進出。決勝ではオーストラリア相手に攻め込まれる時間が続いたが、守備陣が相手のパワープレーに耐え抜き、84分に横山久美が決勝ゴールをたたき込んで1-0で勝利。大会連覇を達成した)。

同年8月、インドネシアで開催されたアジア競技大会に出場。初戦のタイ戦は2-0で勝利。第2戦では4月に行われたAFC女子アジアカップで対戦したベトナムに7-0と大勝し、2連勝でグループリーグを1位で通過。準々決勝では4年前の前回大会と去年12月のEAFF E-1サッカー選手権の雪辱を賭けて北朝鮮と対戦。40分に岩渕が先制ゴール、62分には長谷川が追加点となるゴールを決めて2点をリードする。70分にPKから失点を献上するが、同点とはさせずに最後までリードを守り切って2-1で勝利し準決勝進出。準決勝では4月に行われたAFC女子アジアカップでスコアレスドローに終わった韓国と対戦。5分に菅澤優衣香のゴールで1点を先行。しかし、その後は韓国に攻め込まれる時間が続いたが、失点を許すことなく前半を終了。後半も韓国が押し込む展開となり、日本は必死に耐える時間が続いた。ペースを握られたまま得点を奪えずにいると、63分にクロスからイ・ミナにヘディングシュートを決められ同点に追いつかれる。このまま延長戦突入かと思われた中で86分に菅澤が左サイドからクロスを上げると反応したイム・ソンジュが頭で合わせてオウンゴール。これが決勝点となり2-1で勝利し決勝進出。決勝では2大会ぶりの優勝をかけて中国と対戦。立ち上がりから中国の積極的な守備に翻弄され、攻撃のリズムを作れず、消化不良のまま前半を終了。後半は中国が日本を押し込む展開となったが、守備に集中を切らすことなく守り続け、90分には中島のクロスから菅澤が決勝ゴールを決めて1-0で勝利し、2大会ぶり2回目の優勝を飾った(2018年のアジア大会では4月のAFC女子アジアカップに続いて2冠達成となった)。

2019年6月、フランスで開催された2019 FIFA女子ワールドカップに出場。グループステージではアルゼンチン、スコットランド、イングランドと同組になったが、初戦のアルゼンチン戦は相手の4バックを最後まで崩しきれず、スコアレスドローに終わった。第2戦のスコットランド戦は前半を岩渕真奈、菅澤優衣香のゴールで前半を2-0で折り返した。しかし後半は再三の決定機を幾度か迎えるも決めきれず、88分に守備のミスからラナ・クレランドに1点を返されるも同点とはさせることなく2-1と辛勝した。第3戦のイングランド戦はエレン・ホワイトに2ゴールを奪われて0-2で敗れたが、1勝1分1敗のグループD2位で決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では3連勝でグループE1位のオランダと対戦。17分にリーケ・マルテンスに先制点を許したが、43分に長谷川唯がループシュートを決めて1-1で前半を折り返した。同点で試合を折り返した後半は日本のペースで試合を進めたが、再三の決定機を決めきれず。延長戦突入が近づいてきた試合終盤の90分にビビアン・ミーデマが放ったシュートが熊谷紗希の腕に当たってハンドの反則を取られてPKを与えると、これをリーケ・マルテンスに冷静に決められて1-2で惜敗。ベスト16で大会を去ることとなった。日本がベスト8以上に進出できなかったのは、2007年の中国大会以来、3大会ぶりのことだった。また、アジア勢がベスト16で全滅するのは、大会史上最速のことでもあった。

同年12月、韓国で開催されたEAFF E-1サッカー選手権2019に出場。初戦のチャイニーズタイペイ戦は新戦力が躍動し、すさまじいゴールラッシュを見せて9-0の大勝を飾った(この試合で日本が打ち込んだシュートは46本で、相手には1本も許さないパーフェクトな内容で大勝を飾った)。第2戦の中国戦では岩渕真奈が代表初のハットトリックを達成し、3-0の快勝で4大会ぶりの優勝に王手をかけた。勝つか引き分けで優勝が決まる最終戦の韓国戦では、両チーム息詰まる攻防戦を繰り広げた中、試合終盤の88分に籾木結花が放ったシュートがシム・ソヨンの左手を直撃し、ハンドの判定。獲得したPKを籾木自らが決め、1-0で日韓戦を制した。最終的には3試合で13得点無失点の3戦全勝という圧倒的な強さを見せつけて4大会ぶりの優勝を飾り、翌年の東京オリンピックへ弾みをつける結果を残した(この試合の翌日には男子も韓国と対戦。しかし、そちらは28分に失点を喫してそのまま0-1で敗れた。そのため、この大会では史上初となる男女ダブル優勝はかなわなかった)。

2021年、1年延期された東京オリンピックを前に4月のパラグアイ戦とパナマ戦で共に7-0の大勝、6月のウクライナ戦でも8-0の完勝、メキシコ戦では2021年初失点を喫するも5ゴールを挙げての勝利と親善試合では27得点1失点とオリンピック本番に向けて多くの選手が結果を残すなど五輪本番への期待は高まっていた。五輪前最後のオーストラリア戦では後半9分に岩渕真奈がPKを決めて1-0で勝利し、2021年全勝のまま五輪本番に挑むこととなった。

五輪本番ではグループEに入り、カナダ、イギリス、チリと同組となった。ところが、初戦のカナダ戦では開始わずか6分でこの試合でA代表マッチ通算300試合達成となるクリスティーヌ・シンクレアに先制ゴールを奪われ立ち上がりに失点。後半から出場した田中美南もステファニー・ラベーにPKを止められ同点のチャンスを活かすことができず、終盤に岩渕のゴールで追いつくも勝ち越しゴールは奪えず1-1で引き分け。続くイギリス戦もカナダ戦で立ち上がりに失点した課題を払拭するべく相手の攻撃を懸命に凌いでいたが、後半29分にこれまで日本戦で何度もゴールを奪ってきたエレン・ホワイトにまたしても先制ゴールを決められ0-1の黒星。最終戦のチリ戦も再三の決定機をGKのクリスティアネ・エンドレルの好セーブの前に決めきれず、20本以上のシュートを放ちながら迎えた後半32分にようやく田中が先制ゴールを決めて1-0で勝利したが、自国開催ながらグループ3位通過とこれまでの親善試合とは全くの大違いという結果を残した。史上初の金メダル獲得を目指して挑んだ準々決勝では女子サッカー界No.1のアメリカを3-0で破った今大会唯一のグループステージ3連勝で勝ち上がったスウェーデンと対戦するも、またしても初戦に続いて立ち上がりに先制ゴールを決められて失点。それでも前半23分に田中がワンチャンスを生かして前半のうちに同点に追いついて前半を終える。だが、前半同様またしても後半の立ち上がりに勝ち越しゴールを決められると、後半23分には三浦成美がVAR判定の末にペナルティエリア内でハンドの反則を取られ与えたPKをコソバレ・アスラニに決められ痛恨の3点目を献上。その後は相手の集中した守備に苦戦し、最後まで決定機を作れないまま1-3で終了。自国開催でメダルを掴む夢は準々決勝で花と散ることとなった。五輪前に行われた親善試合では28得点1失点と好成績を残していただけに、五輪本番では3得点5失点と大会を通じて強豪国相手に力の差を露呈し本番前の期待とは大違いの結果を残してしまった。また、高倉麻子体制となって以降1度も逆転勝利を手にすることができなかった。さらに、2000年シドニー大会から続く、地元開催となる五輪出場国は五輪本大会で優勝できないというジンクスも継続することとなった。

池田太監督時代
2021年10月1日、高倉麻子監督の後任に前U-20サッカー日本女子代表監督の池田太が就任。

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