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TOKYO MXで放送されているアニメ「ゴールデンカムイ」2期19話の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報や再放送、あらすじ、ネタバレ、漫画を無料で読む方法などを紹介していきたいと思います!
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この記事の目次
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アニメ「ゴールデンカムイ」2期19話のあらすじ・ネタバレ
「カムイホプニレ」
谷垣の一行と合流後、杉元たちは近くにあるアイヌコタン(村)に立ち寄る。谷垣からフチのことを聞かされ、その身を案じるアシリパ。彼女を気遣い、杉元は一度故郷に帰ってはどうかと提案する。だが、強い覚悟でこの旅に臨んでいるアシリパにとって、もはや引き返すという選択肢はなかった。自分の未来のために前に進もうとする彼女の決意を受け止めた杉元たちは、のっぺら坊のいる網走監獄に向けて再び出発するッ!
【杉元佐一】小林親弘
【アシリパ】白石晴香
【白石由竹】伊藤健太郎
【鶴見中尉】大塚芳忠
【尾形百之助】津田健次郎
【谷垣源次郎】細谷佳正
【土方歳三】中田譲治
【牛山辰馬】乃村健次
【永倉新八】菅生隆之
【家永カノ】大原さやか
【キロランケ】てらそままさき
【インカラマッ】能登麻美子
【二階堂浩平】杉田智和
【月島軍曹】竹本英史
【江渡貝弥作】内田雄馬 (他)
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アニメ「ゴールデンカムイ」1期全話のあらすじ・ネタバレ
第一話 ウェンカムイ
日露戦争の英雄・杉元佐一は除隊後、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そんな折、彼は現地で出会った中年男から、アイヌから奪われた埋蔵金の話を聞く。埋蔵金を奪った人物は網走監獄に収監されていて...。
第二話 のっぺら坊
杉元とアシ(リ)パは埋蔵金の手掛かりを求めて、小樽の街へ出向く。そこではあまり有益な情報は得られなかったが、帰り道に後をつけてきた脱獄囚のひとりをわなによって捕らえることに成功。その男を尋問する。
第三話 カムイモシ(リ)
杉元とアシ(リ)パは、ヒグマが冬眠する横穴を発見。アシ(リ)パが語るヒグマの知識に驚く杉元だったが、その時アシ(リ)パが双眼鏡の光に気がつく。また、彼らに向かって陸軍第七師団の追っ手たちが移動を開始する。
第四話 死神
杉元はアシ(リ)パの生まれ育った村に招かれ、住民たちに快く迎え入れられる。アイヌ料理に舌鼓を打つなど和やかな時間を過ごす杉元。そんななか、彼はアシ(リ)パの叔父から、埋蔵金やアシ(リ)パの過去について話を聞く。
第五話 駆ける
杉元は二階堂兄弟に自ら食ってかかることで、危機を回避した。その頃、杉元を追って小樽の街を訪れたアシ(リ)パは、レタラの導きによって白石と再会し、彼の情報から鶴見たちの根城に行き着くのだが...。
第六話 猟師の魂
過日、小樽の山中でアシ(リ)パを追い詰め、狼のレタラに重傷を負わされた谷垣だが、生存していた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうとまで言われている凄腕の猟師・二瓶鉄造だった。
第七話 錯綜
杉元と二瓶は雪山で死闘を繰り広げるが、谷垣によってアシ(リ)パを人質に取られた杉元は、白石と共に動きを封じられてしまう。白石の縄抜けで拘束状態から抜け出すことはできたが、2人はアシ(リ)パと離れ離れになる。
第八話 殺人鬼の目
牛山に追われる白石は、第七師団の兵士たちを巻き込み、ピンチを脱した。そんななか、町の建物が土方の一味に次々と爆破されていく。土方は騒動を尻目に銀行へと侵入して、貸金庫から愛刀・和泉守兼定を奪う。
第九話 煌めく
辺見の誘いで、ニシン番屋で馳走に預かる杉元とアシ(リ)パ。そんななか、隠した死体をアシ(リ)パに発見されそうになった辺見は、杉元を外へと連れ出す。するとそこに、第七師団の兵士が現れ、2人は身を隠す。
第十話 道連れ
アシ(リ)パの村を後にした谷垣は、二瓶の村田銃を手に尾形と二階堂との戦いを決意するが、残された弾は1発だけで、足のけがもまだ完治していなかった。そんななか、谷垣はヒグマが食いかけた鹿の死体を見つける。
第十一話 殺人ホテルだよ全員集合!!
札幌で武器を調達し終えた杉元たちは、宿に泊まることにした。一行は宿泊先に札幌世界ホテルを選ぶが、時を同じくして土方一味の牛山も同じホテルを訪れ、気に入った女将の家永を口説き始める。
第十二話 誑かす狐
杉元たちは札幌を発つと、長沼にあるアシ(リ)パの親戚の村を訪れる。村には占いが得意なインカ(ラ)マッという女性が滞在しており、注目されていた。彼女は杉元たちに会うなり、アシ(リ)パが父親を探していると言う。
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アニメ「ゴールデンカムイ」2期全話のあらすじ・ネタバレ
第十三話 江渡貝くん
杉元たちが夕張に向かっている頃、先に同地に来た鶴見中尉一派は、剥製工房を営む青年・江渡貝弥作に接触していた。目的は、江渡貝が墓地から盗み出したと思われる脱獄囚の刺青人皮を入手することにあった。
第十四話 まがいもの
江渡貝はようやく刺青人皮の偽物を6枚完成させたが、その時、土方の一味に加わった尾形が鶴見中尉の策略を暴くため工房を襲撃。江渡貝は刺青人皮とその偽物を持って逃げ出し、尾形を迎え撃った月島軍曹も彼を追う。
第十五話 昔の話をしよう
土方たちは夕張にとどまり、江渡貝の工房で刺青人皮の偽物を見分けるための手掛かりを探す。そこへ突然火炎瓶が投げ込まれ、建物内は火に包まれる。鶴見中尉に証拠隠滅を命じられた第七師団の兵士の仕業だった。
第十六話 旭川第七師団潜入大作戦!!
アシ(リ)パの目撃情報を頼りに谷垣たちが旭川を目指している頃、杉元とアシ(リ)パたちは芦別に到着し、白石が第七師団に連行されたことを知る。一方、白石の救出に向かっていた土方とキロランケは奪還作戦を決行する。
第十七話 腹の中
第七師団の本部に潜入した杉元と犬童典獄に変装した鈴川は、淀川中佐との面会を果たす。淀川中佐の前に出世につながる手柄をちらつかせ、鈴川は白石を渡すよう迫るが、そこに鶴見中尉の命を受けた鯉登少尉が現れた。
第十八話 阿仁根っ子
杉元たちが大雪山を下山している頃、谷垣の一行は電報を受け取る。フチが死装束を用意していると知り、改めてアシ(リ)パを連れ帰る役目を谷垣は心に刻むが、その時、役目を欲していた過去の自身の姿が脳裏をよぎる。
第十九話 カムイホプニレ
谷垣の一行と合流後、杉元たちは近くにあるアイヌコタンに立ち寄る。そこでアシ(リ)パは谷垣からフチのことを聞かされ、その身を案じる。彼女を気遣う杉元は、一度故郷に帰ってはどうかと提案する。
第二十話 青い眼
釧路の海岸で食料を調達していた杉元たちがバッタの大群に襲われる。避難した番屋の中でしばらく過ごすことにした男性陣は、ラッコ鍋を食べることになるが、ラッコの肉が煮えるにつれてなぜかムラムラしてきた。
第二十一話 奇襲の音
屈斜路湖の湖畔にあるコタンを訪れた杉元たちは、盲目の盗賊団がこの一帯で暴れているとの情報を得る。白石は、その親分は脱獄囚の都丹庵士だと言う。杉元たちは新たな刺青人皮を手に入れるべく動きだす。
第二十二話 新月の夜に
網走監獄が近づくにつれ、のっぺら坊が本当に父かもしれないことに不安を募らせるアシ(リ)パ。そんな彼女を勇気づけたのは杉元の存在だった。杉元たちは網走に着き、白石の発案でトンネルを掘って監獄への侵入を図る。
第二十三話 蹂躙
アシ(リ)パが連れ去られたのは、門倉から「独房にいるのっぺら坊は偽物だ」と知らされていた土方の画策だった。その狙いは本物ののっぺら坊とアシ(リ)パを引き合わせ、金塊の在りかを聞き出すことにあった。
第二十四話 呼応
杉元にアシ(リ)パのマキリを見せられたのっぺら坊は、これが娘のものだと気づいた。彼は金塊の在りかを教える条件として、アシ(リ)パを連れてくるよう求める。一方、監獄内の争いは最終局面を迎えていた。
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アニメ「ゴールデンカムイ」3期全話のあらすじ・ネタバレ
第二十五話 樺太へ
杉元ら先遣隊一行は、アシ(リ)パを連れ去ったキロランケたちを追って樺太にたどり着いた。荷物に隠れていたチカパシとアイヌ犬のリュウが一行に加わる想定外の出来事に驚きつつ、周辺での聞き込みを始める。
第二十六話 スチェンカ
スチェンカに勝利した後、杉元は会場で見かけた大柄な日本人に声をかけた。岩息舞治と名乗るその男と握手を交わした瞬間、杉元は互いの強さを本能的に感じ取った。後日、杉元たちは、岩息が刺青の脱獄囚だと知る。
第二十七話 いご草
キロランケたちがかつてウイルクの生まれた村があった場所を訪れていた頃、杉元らと岩息を見送った月島は、鶴見中尉の部下になった経緯を思い出す。それは少年時代と、ある娘との記憶と強く結びついたものだった。
第二十八話 不死身の杉元ハラキリショー
樺太における政治、経済、文化の中心地である豊原にやってきた杉元たちは、いきなり置き引きの被害に遭う。鯉登の追跡により、犯人は樺太公演を控える曲馬団・ヤマダ一座の団員と判明し、杉元があることを思いつく。
第二十九話 国境
キロランケたちはすでに国境近くの町・敷香まで北上していた。ロシアへの入国を目指すキロランケたちだが、正規の手続きは望めないため、遊牧民族であるウイルタに接触し、彼らに成り済まして密入国を図る。
第三十話 悪兆
膠着状態にあった尾形とヴァシリの一騎打ちは、夜が明けてついに決着の時を迎える。ウイルタ民族が天葬のため樹上に置いた棺桶に尾形が潜んでいると見て、ヴァシリは先に引き金を引くが、それは尾形のわなだった。
第三十一話 メコオヤシ
激しい風雪の中、2台の犬ぞりに分かれて移動する杉元たち。だが、そりを引いていたリュウが列を外れたため、杉元のグループがはぐれてしまう。月島たちはその場で待つのは危険だと判断し、近くの建物へ避難する。
第三十二話 人斬り
杉元たちがキロランケらを追って亜港監獄を目指している頃、北海道では土方の一味が新たな刺青人皮の手掛かりを追っていた。彼らの標的は、幕末に「人斬り用一郎」と呼ばれた元殺し屋・土井新蔵である。
第三十三話 革命家
ソフィアを脱獄させるための条件が整う時を待つキロランケたち。そんななか、キロランケはアシ(リ)パに、過去にソフィア、キロランケ、ウイルクの3人が皇帝暗殺の罪で指名手配犯となったことなどを話す。
第三十四話 狼に追いつく
亜港の岸辺に流氷が押し寄せ、ソフィアを脱獄させるための条件が整った。キロランケたちが監獄の塀に仕掛けた爆薬が爆発するのと同時に、中にいるソフィアたちも行動を開始するが、想定外の事態に見舞われる。
第三十五話 罪穢れ
刺青の暗号を解く鍵に気づいたアシ(リ)パの変化を、尾形は見逃さなかった。彼女を連れ出した尾形は、思い出したことを教えるよう促すのだが、離れた場所で聞き出そうとする態度にアシ(リ)パは疑念を抱く。
第三十六話 生きる
負傷した谷垣に代わってキロランケを追う月島と鯉登だが、キロランケの仕掛けた爆弾によって月島が重傷を負う。戦いは鯉登とキロランケの一騎打ちとなり、キロランケは致命傷を負いながらも鯉登を追い詰める。
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「ゴールデンカムイ」について
「ゴールデンカムイ」は、野田サトルによる日本の漫画。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号(2014年8月21日発売)から連載中。2022年4月時点で累計部数は1900万部を突破している。
2018年4月からテレビアニメ化。2022年4月、実写映画化決定が発表された。
あらすじ
日露戦争終結後のとある冬、元陸軍兵の杉元 佐一は、幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るため北海道で砂金を採っていたところ、アイヌが秘蔵していた金塊のことを知る。直後に杉元は冬眠明けのヒグマに襲われ、窮地をアイヌの少女・アシㇼパに救われる。
作中より5年前、アシㇼパの父・ウイルクを含むアイヌを殺害し金塊を奪った男・のっぺら坊は、網走監獄の獄中から仲間に金塊の在処を伝えるべく、同房の囚人たちの体に金塊の隠し場所を示す入れ墨を彫り、脱獄させた。その「刺青人皮」は獣の皮のように剥がし、全てを集めて暗号を解く必要がある。杉元は治療費分を得ること、残りの金塊をアイヌの手に戻しウイルクの仇を討つことを条件に、アシㇼパと行動を共にすることになる。
同じく金塊を狙う陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する情報将校・鶴見 篤四郎中尉は、日露戦争で活躍しながら報われなかった師団員のため北海道征服を目論んでおり、その軍資金を必要としていた。しかしその理想にはついていけない造反組がおり、その中で生き残った尾形 百之助は第七師団を離脱、二階堂 浩平は鶴見との取引に応じ原隊復帰する。
脱獄囚の中には戊辰戦争で死んだはずの土方 歳三がおり、彼もまた、かつての盟友・永倉 新八と合流し、入れ墨の囚人のうち何人かを仲間に加え、尾形を用心棒とし、蝦夷共和国を再興するために金塊を追い求めていた。
杉元とアシㇼパは捕らえた入れ墨の囚人で脱獄王と呼ばれる白石 由竹を仲間に加え、各地に散らばった囚人を追いながら鶴見ら第七師団や土方一味と交戦したりアイヌと交流を行ううちに、互いの絆は深まってゆく。
さらに杉元一味は、ウイルクの友人で「一緒に日本に来た」というアイヌ・キロランケを同行者に加える。彼は「のっぺら坊こそがウイルクである」と語り、一味は真偽と金塊の在処を確かめるべく、網走監獄へ向かうこととなる。その頃、土方はのっぺら坊とその仲間は極東ロシアのパルチザンと見当を付けていた。
第七師団の兵士で元マタギの谷垣 源次郎は、杉元一味との交戦のあと、アシㇼパのコタン(アイヌの村)で治療を受けていた。そこに、女占い師・インカㇻマッが現れ、「アシㇼパの連れ3人のうちの1人が裏切る」と予言する。その心労でアシㇼパの祖母が寝込んでしまったことから、谷垣はアシㇼパを無事連れ帰るべく、インカㇻマッ、コタンの孤児チカパシとともに杉元一味の後を追う。
第七師団は剥製師に偽物の刺青人皮を作らせ、杉元一味と土方一味はそのことを突き止める。第七師団にまとめて襲われた杉元一味と土方一味は結託し、さらに谷垣らも合流。お互いさまざまな思惑と猜疑心で探り合いをしながらも、のっぺら坊から全ての答えを得るため、一同は協力して網走監獄への潜入を行う。その網走監獄の犬童 四郎助典獄は囚人を秘密裏に硫黄山使役することで得た資金で武装していた。
土方一味の協力で網走監獄でのっぺら坊と対面する杉元・アシㇼパ・白石だが、独房に居たのっぺら坊は替え玉であり、父・ウイルクではなかった。土方の目的は杉元からアシㇼパを引き離して確保することと、杉元らを囮として本物ののっぺら坊を見つけ出すことであった。そこへインカㇻマッから情報を得ていた第七師団が駆逐艦に乗って現れ、のっぺら坊とアシㇼパを確保することを目的として網走監獄を襲撃する。犬童は本当ののっぺら坊の元へ向かい、尾行してきた土方と戦い敗れる。杉元はのっぺら坊がウイルクだと確認したが、アシㇼパと対面を果たす前に狙撃され、杉元もまた狙撃される。のっぺら坊(ウイルク)の死により暗号の謎を解けるのはアシㇼパだけになった。
傷心のアシㇼパはキロランケ、白石、尾形と樺太へと向かった。それを知った杉元と谷垣は樺太行きを決意し第七師団と結託、第七師団からは先遣隊として月島 基と鯉登 音之進が同行する。鯉登の荷物に紛れてこっそり谷垣の後を着いてきていたチカパシ、アイヌ犬のリュウも樺太で同行することになった。
アシㇼパ一行はウイルクの足跡を求めて樺太を北上する。杉元達はヤマダ曲馬団と知り合い、山田座長が元陸軍将校で、曲馬団の巡業で得たロシア各地の情報を日本陸軍の特務機関に流しているスパイで、そのためにロシア政府から命を狙われていることを知った。山田座長から「パルチザン(キロランケ)の目的は、かつての仲間が収監されている北樺太(ロシア領)最大のアレクサンドロフスカヤ監獄(亜港監獄)ではないか」と告げられ、そこを目指す。
キロランケはウイルクと自分の若い頃を知るソフィアと会えば、アシㇼパが金塊の鍵を思い出すだろうと考えてアシㇼパを樺太まで連れてきた。亜港監獄にはソフィアが収監されており、彼女を脱獄させることもキロランケの目的だった。タタール海峡が凍ると流氷の上を渡り、ロシアまで徒歩で行き来が出来るようになる。海が凍るのを待ってキロランケら4人は燈台に残されていたロシア軍の爆薬を使い、亜港監獄の塀を爆破し脱獄。アシㇼパはキロランケの通訳でソフィアと話したことにより、ウイルクに言われていたことを思い出す。それに気付いた尾形に鍵を教えてくれと言われるが拒否。毒矢で尾形を誤射してしまうが追いついた杉元が尾形を救う。キロランケが谷垣・月島・鯉登と戦闘になり、三人により倒される。それをソフィアは流氷の影から見ていた。
再会した杉元とアシㇼパらは樺太まで来た鶴見中尉から逃れるために流氷上を徒歩で辿るが途中でアイヌ漁師の船に拾われて北海道まで帰り着き、金塊を追うために入れ墨の囚人を探しを再開する。札幌で娼婦連続殺人事件が起こり、その犯人が刺青の囚人と思われた。次の犯行現場となりそうな札幌ビール工場で待ち伏せ作戦をするが情報を入手していた鶴見中尉らも来ており、アシㇼパが確保される。
鶴見中尉はアシㇼパに金塊の秘密が明かす。昔、砂金を集めたアイヌたちは幕府と戦うためロシアから武器を購入しようとしたが頓挫。樺太から北海道に渡ったアシリパの父・ウイルクはアイヌの村に潜伏し、アイヌの同士を集めて金塊を入手。独立国家を作ろうと目論むが、仲間割れで同士は殺しあいになる。一人生き残ったウイルクは自分で顔の皮を剥がし、「のっぺら坊」となって網走監獄で暗号の刺青を彫り続けていたのだった。鶴見中尉は黄金に宿るカムイゴールデンカムイは厄災をもたらし、これからも人を殺し続けるだろうと脅す。動揺したアシㇼパは暗号解読の鍵となる父のアイヌ名を口にする。
杉元・土方一味はアシㇼパと函館に向かう。列車の中でアシㇼパはついに刺青人皮の暗号を解く。一同は五稜郭で金塊の半分で購入された北海道の広大な土地の権利書を入手し、残り半分の金塊も発見。一方鶴見中尉も暗号を解き、第七師団と五稜郭を攻める。アシㇼパたちは金塊を埋め戻して五稜郭を脱出し、函館駅行きの列車に乗りこむが、鶴見中尉も部下と列車になだれこみ、アシㇼパから権利書を奪う。鶴見中尉は杉元とアシㇼパに、権利書と引き換えに金塊を放棄すると持ち掛ける。
制作背景
作者の野田は、10年近いアシスタント生活を経て『週刊ヤングジャンプ』2011年33号で初連載となる『スピナマラダ!』を開始したが、読者からの反応がないため編集長から「時間を無駄にして欲しくない」と連載終了を告げられ2012年49号をもって完結(全6巻)となった。野田は反省点を意識しつつもヒット作で見返してやるという意気込みを原動力に本作の制作が開始され、約2年間の準備期間を経て連載がスタートした。
野田の曽祖父が日露戦争に出兵した屯田兵であったことから、かねてより関連する作品を描きたいという希望を抱いていたところ、担当編集者から「北海道を舞台にした猟師の作品」を持ちかけられ、当初は日露戦争帰りの若者を主人公にした「狩猟マンガ」として構想された。しかし狩猟だけではネタ切れが早いと思われたため、道史の中から野田が興味を惹かれた「熊害(ゆうがい)」、「土方歳三」、「脱獄王」、「埋蔵金伝説」、「アイヌ」といった様々な題材を拾い上げて組み入れていき、本作が練り上げられていくことになった。特にアイヌに関しては、これまでのマンガで取り上げられることが少なかったため、読者にとって新鮮であろうと考え、また取材に協力してくれたアイヌの人々から「可哀想なアイヌではなく、強いアイヌ」を描くことを期待されたこともあり、迫害や差別といった暗い背景ではなく、「明るく、おもしろいアイヌ」を描いていけば、読者に受け入れられていくと確信していたという。料理に関する要素が強いことに関しては、作品構想の始めのテーマが狩猟であったこともあり、獲物を生活に活かしていく中で、料理描写は必然と考えられたためとしている。
本作の背景資料として北海道在住の写真家や野田の兄妹が撮影した写真を利用している。
作風
明治末期、日露戦争終結直後の北海道周辺を舞台とした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。また戊辰戦争・日露戦争・ロシア革命などの歴史ロマン要素のほか、狩猟・グルメ要素、アイヌなどの民俗文化の紹介要素も併せ持つ。
タイトルの「ゴールデンカムイ」とは、英語(Golden)とアイヌ語(kamuy)を組み合わせた造語である。ラテン文字では「GOLDEN KAMUY(英語版、スペイン語版)」「GOLDEN KAMUI(仏版、イタリア版など)」、漢字では「黄金神威」(中国語(繁体字)版)、ハングルでは「골든 카무이」と表記される。
作中では当時のアイヌの文化が豊富に描写・紹介されており、アイヌ語の表記に関しては、アイヌ語仮名の小書きも使用されているが、公式ツイッターやアニメのテロップなどでは「アシ(リ)パ」・「カムイモシ(リ)」のように括弧書きで表示されることもある。
評価
アイヌ文化を丁寧に描いているとして平取町アイヌ文化情報センターでも人気になっており、アイヌ民族博物館の職員は「文献や資料をよく調べている。文様も細かく描写されており、見応えがある」「全国の若い世代にアイヌ文化に興味を持たせるきっかけをつくったという点で貢献度は非常に大きい」と評価している。アイヌの料理や狩猟など風習・文化がリアルに表現されており、北海道アイヌ協会の理事長は「よく描かれている」と評価している。
2015年からは漫画関連のランキングや漫画賞に名前が挙がるようになっている。
「ゴールデンカムイ」の主な登場人物
杉元 佐一(すぎもと さいち)
声:小林親弘
キャッチフレーズ - 不死身と呼ばれた男
本作の主人公。元大日本帝国陸軍一等卒、元第一師団特別支援隊隊員(白襷隊)。軍帽にマフラー、顔を縦横断する裂傷痕が特徴の20代前半の青年。猫舌。好物は干し柿、塩をかけた脳。苦手なものはイナゴの佃煮。
鬼神のような戦闘力と強運、生への凄まじい執念、医師が見放す重篤な負傷でも翌日には治癒し戦場を駆ける驚異的な回復力から「不死身の杉元」の異名で一目置かれ、第七師団にもその名を知られている。また戦場で負った夥しい傷跡が顔を含め全身に今も残る。なお出征前の髪質はストレートだが、出征後は髪質が変わり少し癖毛となっている。
除隊後も当時の陸軍の制式装備である三十年式歩兵銃、二十六年式拳銃、三十年式銃剣で武装している他、軍帽や弾薬盒、肥後守等、軍役時の官給品を使用している。特に軍帽はほぼ常時被っており、入浴中も外すことはない。射撃の腕はあまり良くなく本人も自覚している。そのため持ち前の度胸を生かした銃剣による突撃や敵の刃物を奪って使うなどの接近戦を得意とする。戦闘力は高いが、不意打ちを食らったり圧倒的な戦闘力を持つ羆などと戦ったりする状況も多いため、頻繁に負傷する。仲間からは度々心配されているが、本人は全く気にしていない。
普段は気さくで茶目っ気もあり礼儀正しい。敵でない相手には穏やかで優しく情にも厚い。その一方、敵対者には躊躇なく前兆なく殺戮を行なう残忍さの二面性を併せ持つ。「殺人狂ではないが殺されるくらいなら殺す」と語り、生命の危機に際しては「俺は不死身の杉元だ!」と自らを鼓舞する。この鼓舞は父親が結核で床に伏せている時から続くものである。一方で狩りで殺し損ねた鹿の必死に生き抜こうとする姿と自分を重ね狼狽したり、度々戦場での記憶がフラッシュバックし本当の自分に戻れていないと語ったりする等トラウマを抱えている。辺見和雄に何人殺したか覚えているかと聞かれた際に「顔が見えるほど近くで殺した奴は顔だって忘れない」「忘れないでいるのが自らの償いである」と語る。アシㇼパに対しては常に「アシㇼパさん」と呼び敬意を払い、相棒として互いに認め合う関係である。
神奈川の農村出身で、自分以外の家族は結核に罹患し死亡。感染拡大防止のために無人となった実家を放火、予てから密かに想い合っていた梅子に暫しの別れを告げ逐電、天涯孤独となる。1899年-1901年、東海近畿を放浪、梅子と一緒になるため再び故郷に戻るも梅子と寅次の婚姻を知り、今度は東京へ向かう。東京で菊田(当時第一師団所属の軍曹)に出会い、食い扶持には困らないようにと陸軍第一師団に入隊。旅順攻囲戦では白襷隊として夜間奇襲に参加、続く二〇三高地でも奮戦し死地から生還。旅順の野戦病院に居るところを野間に目撃されている。激戦で戦死者も多かった日露戦争で多大な戦功を上げ生還した英雄だが、気に入らない上官に瀕死の重症を負わせたため、軍人恩給の資格を剥奪された。眼病を患った梅子の夫で、奉天会戦において戦死した寅次の遺言を受け、治療費用を手早く得るために満期除隊後、独り北海道へ渡り砂金採りをしていたある日、アイヌの金塊の噂話を男から聞き、当初は与太話と疑うも、成り行きで証拠の一部を見たことで事実と確信。羆に襲われたところを突如現れたアイヌの少女・アシㇼパの機転と手助けで命拾いする。アシㇼパから金塊に携わった父に降りかかった惨事を聞き、目的は異なれど過程は同じとして共に力を合わせ北海道各地を巡る探索行が始まった。梅子に思いを馳せつつ、追尾を振り切り命を狙う者共を捻じ伏せ斃し、旅の道中にて珍味・美味の馳走に与り堪能する。
網走監獄襲撃時、本物ののっぺら坊と接触し、ウイルクであることを確認するが、金塊に関する情報を得る前に両者とも狙撃される。咄嗟にウイルクの体を盾にしたことで即死は免れたが、左のこめかみ付近に被弾、家永の外科手術で命を取り留める(その際、脳の一部が欠け、手術時に家永に脳をつまみ食いされた)。以降は左側頭部に額当てを装着し、その上から軍帽を被っている。また網走監獄襲撃時における戦闘で左脛に二階堂の仕込み散弾銃を受けて怪我をしており、ズボンの上からも補強具を付けている。
アシㇼパを追って谷垣・月島・鯉登と共に樺太へ渡り、豊原にて自身の生存をアシㇼパに向けて喧伝すべく曲馬団「ヤマダ一座」の公演でハラキリ芸に挑戦する。芸の練習中に鯉登とのいがみ合いが拗れ、鯉登の誤解により本番でハラキリ芸用の細工刀が真剣に摺り替えられたものの、公演中にロシア人の刺客に山田座長と間違えられて襲撃されたため、真剣で撃退し結果的に事なきを得た。
モデルは日露戦争に出征した作者の曾祖父である。
アシㇼパ(アイヌ語: Asirpa)
声:白石晴香
キャッチフレーズ - アイヌの愛娘
本作のヒロイン。10代前半の利発で天真爛漫なアイヌの少女。父親譲りの緑が散った濃紺色の瞳を持つ。ポーランド人と樺太アイヌの混血の父・ウイルクと北海道アイヌの母・リラッテの血を引く美少女ながら、頻繁に変顔をする。作中では主に北海道の自然とアイヌ文化を紹介する案内役を担う。アイヌ衣装で弓やマキリ、トリカブトを使った毒矢など古典的なアイヌの狩猟装備であり、同じアイヌのキラウㇱから「変わった子供」だと見られている。足に履いているのはタイツ。幼名はエカシオトンプイで「祖父の尻の穴」の意、戸籍上の和名は小蝶辺 明日子(こちょうべ あすこ)。日本語とアイヌ語の二言語話者。父・ウイルクからは学校に通うことを勧められていたものの通っておらず、「迂」など読めない漢字がある。作中ではアシㇼパのリはアイヌ語の小書きリで表記されている。好物は塩をかけた脳。
外見と年齢に反して、理知的で賢く豪胆な性格。「新しい(アシㇼ)年(パ)」を意味するアイヌ名を「未来」と解釈し、信仰や慣例を重んじた上で古い因習に捕われず現実的かつ合理的で柔軟な思考も持ち併せた「新しい時代のアイヌの女」を自負する。もうすぐ顔に入れ墨を入れる年齢だが、本人はアイヌの古い因習として入れ墨を嫌がっている。
弓矢の名手にして狩猟の腕も高く北海道の気候や動植物、アイヌの文化・風習・料理に精通し、その都度、同行者に教授している。羆や大人に対して物怖じしないが、唯一ヘビが苦手である。殺人をよしとせず、他人の行為まで咎めることは多くないが自分の手では人を殺さないよう徹底している。年長の和人らに野生動物の脳髄生食を気前良く振る舞い世話を焼いているが、無礼・背任・失態を働いた者に容赦無い制裁を加える。反面、歳相応の幼さも見せる。杉元が携帯していた味噌やカレーなど粘性がある茶色い物体は全て「オソマ(うんこ)」と見做して嫌悪していたが、味噌の入った桜鍋を食べてからは好物となり、事あるごとに杉元にねだっている。アシㇼパが脳みそを食べさせた描写のある相手は、杉元・白石・牛山・尾形。
小樽周辺のコタン出身。出生直後に母が病死、父の狩猟に共として連れられ幼少期を過ごし、一人で羆を毒弓で仕留めたこともある。父を失った後も、本来ならアイヌの娘が担うべき仕事や嗜みをせずに野山を駆けていた。山中で羆に狙われていた杉元を持ち前の知識と技術で救い、アイヌの隠し金塊の話を聞かされた際に父が犠牲者の一人と打ち明けたところ、杉元に協力を要請され行動を共にすることになる。金塊探しのための脱獄囚探索中に、殺害されたはずの父が金塊強奪犯の「のっぺら坊」であると聞き、真実を知るために網走監獄へ向かうことを決意する。危険と窮地を潜り抜け、黄金を巡って取り巻く奸謀に翻弄されつつ助け合い、旅の牽引者として狩猟に勤しみ仲間たちの馳走を拵える。
入れ墨の暗号を解読できる唯一の人物とされるが、彼女自身は入れ墨を見ても心当たりがなく、彼女自身が金塊に興味ないことも相まって、のっぺら坊に金塊を託された理由を図りかねていた。網走監獄襲撃でのっぺら坊=ウイルクが死亡した後は、自身の知らない父の過去やのっぺら坊となった経緯、父が金塊を託した意図を知るべく、キロランケに伴って樺太へと渡る。樺太を北上する最中、様々な出会いやキロランケ、父の旧知であるソフィアが語る父の過去などから、忘れていた父との思い出を断片的に思い出していった。父のアイヌ名を忘れていたことについては、アイヌ惨殺事件による父との別れとレタㇻとの別れが重なったことによってその時期の記憶を無意識に封じてしまっていたことによる。
携帯している小刀(メノコマキリ)のモデルはアイヌ文化奨励賞を受賞した貝澤貢男の手による物で、のぼりべつクマ牧場が運営するアイヌ資料館「ユーカラの里」で本人から購入したとしている。
白石 由竹(しらいし よしたけ)
声:伊藤健太郎
キャッチフレーズ - 愛され脱獄王
強盗と度重なる脱獄で収監されていた入れ墨の囚人の1人。坊主頭に長いもみあげが特徴。好物は酒、飴、白米、苦手なものは鹿の脳ミソ。
通称「脱獄王」の名の通り、関節を自在に脱臼させて狭い隙間を出入りできる人間離れした身体能力、脱獄のための周到な小細工を作り体の中に隠し持つ器用さ、入獄した施設の特徴や死角をいち早く見抜く優れた観察力を持ち、また口先ひとつで必要な情報を引き出したり、言いくるめたりするなどコミュニケーション能力も高いため、いざという時の潜入技と脱出術に加え間諜役としての能力を発揮し暗躍する。入れ墨を彫られた他の囚人たちの多くと顔見知りのため、首実検役や新たに登場する囚人の解説役を担うことも多い。
反面、思慮が浅い面もあり、言動も場当たり的で、脱獄中でありながら下心がもとで官憲の前に自ら姿を晒し、度々捕縛されるほか、飲む・打つ・買うに目がない軽薄な性格である。また、戦闘力は皆無で、犬にも負けるほど弱いため、しばしばアシㇼパらに役立たず扱いされる。作中では主にギャグパートにおけるコミックリリーフの扱いで、欲をかいて頻繁に粗相を起こす典型的な助平の与太郎として描かれる。包茎で、そのために尿が二股に割れたり、性行為のあとに痛みがあることがある。作中に登場する動物に頻繁に頭を噛みつかれる。
赤子の頃に捨てられた寺で育ち、少年時から素行不良で幼年監獄に収容されては脱走を繰り返し、成年になって樺戸集治監に収監されてからも前歴から看守達の間から札付きと警戒されていた。同房の画家で偽札犯・熊岸長庵の描いた絵の女性・シスター宮沢(声 - 島本須美)に恋をし、彼女を求めて全国各地の監獄(前橋監獄、金沢監獄、秋田監獄、京都府監獄など)に服役しては脱獄を繰り返していたため「脱獄王」の渾名が付いたことに加えて、服役期間も延び、人生の大半を獄中で過ごし、最終的には脱獄不可能と言われた網走監獄に収監されることとなった。
小樽の森で杉元達に捕まり逃亡を図るも、追っ手の杉元共々真冬の川に落下、凍死間際の状況で火を熾す手段が無い中、隠し持っていた実包を提供することと引き換えに解放される。その後、小樽の師団兵舎に杉元が監禁された際に、彼を探していたアシㇼパと再会。生存していた杉元に感心し、金塊の分け前を貰うことを条件に救出に協力した。以降、杉元らと行動を共にするようになる。また、土方陣営に対しても、街で偶然鉢合わせた牛山と紆余曲折を経て接触し、強引に協力体制を結ばされる。このことから、いつ土方と通じているかをばれるのを恐れながら杉元らと行動を共にする事になる。
軽薄な言動ゆえに、当初は杉元からは完全に信用されていなかったが、網走監獄襲撃時には自分に代わってアシㇼパの側につくよう頼まれるほどの信頼を得ることになる。襲撃後はアシㇼパ、キロランケ、尾形と共に樺太へ渡る。杉元の遺体を近くで直接確認したという尾形の言葉に驚愕するも、アシㇼパには杉元が死んでいる気がしないという心情を吐露した。
脱獄する時は一人で逃げるという信条があったが、杉元からアシㇼパのことを託されたためか、ロシア領内で指名手配犯であるキロランケと一緒にいる危険さに気付いた際には、彼女も逃亡に誘うなどの変化も見られた。
名前の由来は「昭和の脱獄王」の名で知られた白鳥由栄。
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